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アンガーマネジメント★なりきり問題解決法

こんにちは。

南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日のリワークのテーマは『アンガーマネジメント』『なりきり問題解決法』です。

午前中はアンガーマネジメントについて学び、怒りに正しく対処して、健全な人間関係をつくる知識や技術を習得しました。

ついカッとなって人との関係を壊してしまう、怒りの感情から切り替えるのが難しいなど「怒り」に関する悩みは尽きません。

そこで、様々な対処法や考え方などを皆で学び、自分の怒りについて考えてみました。

 

実は怒りの前には、別の感情がある(一次感情)、ということに驚いたという感想がありました。

 

午後のなりきり問題解決法では、各々が自分が尊敬する人や憧れの人などになりきって、与えられた問題についてグループで話し合ってみました。

いつもの自分とは違う人を演じることで、自然と違った視点から物事を見ることができることに気がつきます。

その体験を皆さんで共有しました。

 

金曜日のグループワークは、楽しみながらコミュニケーション力を高めたり、練習したりする時間です。

気軽に参加してみてくださいね。

CBT*大切な「気付く」

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<認知行動療法>では、気付くことの大切さに皆で取り組んでいきました。

「モナリザ」の絵ってご存じですか?

… そう聞くと、「うん、知ってるよ~」と大抵の方はおっしゃいますよね。

そうですか♪ ではでは、後ろってどんな景色でしたっけ?

手、どんな風になっていましたっけ?

髪の毛(髪型)ってどんな??

あれ? あれれれ? 知っていると思っていても、かなりおおざっぱなイメージしか自分の中には残っていない … ??

これと同じようなことが、実はココロの中でも起こっているのです。

「こういう状態なんだから、こんな気持ちになるよ。」

「こういう状態」の、どんな部分が一番キモ(肝)なのだろう?

「こんな気持ち」って、ちゃんと具体的にいうと、どんな気持ち??

改めて、辛い出来事の瞬間をスナップショットのように取り出して丁寧に見つめてみると、

自分のイメージの中には、実にいろいろな想いや感情が存在していましたね。

今日はみなさんの分かち合いの中からも、「コレだ!」というツボの瞬間を皆で体験(目撃)することができました。

一番肝心な部分を、私達は大抵スルーしちゃっていたりするのです。

ピントを合わせて見つめることができると、対処の仕方やココロの持っていき方も無理なく見つけられるのですね。

ジャッジをしない

ここから扉が開かれていくのです。

 

来週は「感情回避と感情駆動行動」。

ますます辛くなっていくカラクリを皆で見つめていきましょう。

1人じゃ辛いですよね。

でも、皆と一緒ならできるかも!遠巻きに覗いてみることができるかも … ☆

そのくらいの気持ちで十分です。気負わずに一歩一歩です。

 

「いつもの嫌な気持ち」のカラクリ

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

対人関係のなかで、いつも自分が繰り返している、後味の悪いパターンってありませんか?
決まった人や同じような場面で、そうとわかっているのに、つい繰り返してしまうパターン。

もしかしたらそれ、「心理的ゲーム」を習慣的に繰り返してしまっているかもしれません。

隠された目的や心の奥に秘めた思いなどがかかわってくるので、なかなか複雑なカラクリなのです。

最初は、うーん、どんなことだろう?と、皆さん、半信半疑でした。
でも、具体的なプロセスや、そのからくりがわかってくると、、、

あー、やってる!!! あー、おとといのあれ! あー、ずっと困ってきたあれ!

いつも、当たり前に繰り返していることが多いので、なかなか、自分でも気が付かないのです。
心理的ゲームを繰り返す関係は不毛です。
まずは「ゲームの存在に気づく」ことが第一歩。

皆さん、その第一歩を踏み出し始めた様子でした。

その思考になる訳

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<自己洞察ワーク>では、「チャンクアップ」について検討していきました。

私たちが何かを考える時、その背後には何かしらの自分にとって「善きこと」があるのですが、それに気づかないまま湧いてくる思考にだけ囚われていると、その思考と感情にただ巻き込まれてしまい苦しいだけの状態になってしまいます。

本日は何のためにその思考が湧いてくるのか?に気づき、自分自身の「いまここ」を感じるワークを実施してみました。

午後の<ソーシャルスキルアップマラソン>では、

「忘年会を断る」をテーマにして皆で話し合いました。

ちょっとした別の視点で考えてみるだけで、気持ちがすーっとなることがありますね。

背負いすぎない、白黒をつけすぎない、求めすぎない などなど

コツを今日も仕入れることができたようで何よりです。

こういったことを実際に検討できる場は少ないですよね。

ちょっとしたコツや経験値がないだけで、対人関係が苦手な状態から抜け出せないのは勿体ないことです。

マラソンですので、ちょっとずつ☆

これからも育てていきましょう。

来週もロールプレイ中心です。「見てるだけ参加」OKです。

首こりにヨガ

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークご報告です。

 

本日は首こりに効果のあるポーズをたっぷり行いました。

 

首こりを単独で引き起こす筋肉は後頭下筋群(こうとうかきんぐん)です。

この筋肉がPCやスマホを見る時の姿勢の悪さや目の使いすぎなどで凝り固まり、首こりの原因になるのです。

首は肩よりも神経が密集していてデリケートな部位のため、首こりが悪化すると神経系の症状が出るケースもあります。神経症状が出ている場合は、肩こりではなくまず首こりを疑いましょう。

今日は、キャット&カウ、スフィンクスポーズ、ササンガアーサナ、マルジャーラアーサナ、針の糸通しのポーズなどで緩めていきました。

首に痛みや違和感がある場合は医療機関に相談してくださいね。

ライフデザインとキャリア探索

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

12月の月曜日は、「キャリア」をテーマに考えています。
元の職場へ復帰するつもりの方にとっても、転職を考えている方にとっても、これからどう働いていくか、考えどころですね。
今、この時間を、これまでの働き方を見直して、これからの働き方を考える時間にしてみましょう。

今だからこそ、自分を再発見することが、これからの人生の可能性を広げることにつながるでしょう。

今日はまず、ライフデザインの考え方を紹介しました。
私たちは、いつも多面的な役割を担っていますし、それらは、そのときどきで流動的に変化しているものです。
パッチワークをイメージして、これまでの人生を振り返ると、今、自分が求めている人生とは違った色分けになっていることが実感できました。
パッチワークの形や色が大きく変化している方もいらっしゃいましたし、ほとんどの方が、それぞれのピースの重みが変わっているようでした。

長い人生、私たちは多面的な役割を、そのときどきで担っていきます。
そうであれば、今、何か一つの役割が上手くいかなかったとしても、他の役割の自分を大切にすることで、乗り切っていけるかもしれません。

後半は、自分にあったキャリアを見つけるために、「偶然」を活かす準備について考えてみました。
キャリア探索には、自分がすでにもっているリソースを活かすことが大切です。
そのうえで、「偶然」の出来事を、どう取り込んでいくかで可能性の広がりが変わってきます。

これまでの経験を振り返ると、何かの「偶然」の出来事を経験していることに気づきました。
素通りさせていたことも、うまく取り込んでいたこともありましたね。
「偶然」に飛び込むためには、楽観的な気持ちがもてるようになりたいというのもキーワードでした。

自分が何を望むかをわかっていて初めて、訪れる偶然が、自分にとってのチャンスかどうか、決まるのかもしれません。

リワークフォローアップ

こんにちは。南浦和駅前町田クリニックのリワーク報告です。

リワークフォローアップは、これから復職される方々の疑問や不安に対して、既に復職された方々が経験を振り返ってアドバイスをしたり、復職後のコンディションを確認したり、みんなで意見を出し合ってフォローしていくグループです。

上司との関係について質問がありました。復職したということは治ったと思われている、考慮した働き方ではなく、始めから100%で働いてほしいという印象を受けた。自分としては、徐々に慣らしていきたいのだが...上司の言っていることは間違いではないので、なかなか話しにくい。

さて、どうしたものか...
他の方からはふと、上司は本当にそう思っているのか?という疑問が浮かびました。
職場の背景をお聞きしてみると、休職者が何人かいて、復職した人はまだ少なく、上司も休職者や復職者の対応について経験値が浅いので、どうしてよいか戸惑っているのかもしれない。お互い初めてのことなので手探り状態なのではという意見が出ました。

上司の経験が浅いことをチャンス!と捉えて、前例がないなら作ってしまえばよいのでは?復帰して一定期間働いてみて、改善してほしい点や配慮が必要な点、分担してほしいことを話すことがお勧めです。今を乗り切るのではなく、継続して長く働き続けられる環境を整えていきましょう。

また、残業はないという復帰の条件ですが、その分早く出勤したり、お昼休みを削って仕事をしていないかと質問がありました。職場の風潮として、きちんと時間で動くことが難しい場合もありますが、健康を保つためには時間内で働くことも大切です。1人がやってそれが当たり前になれば、周りの方も今後復職される方も、無理のない環境で働くことができます。

今日は他にも、自動思考や、自分を客観的に見る方法など、皆さんがどうしているのか共有したり、アイディアを出し合いました。

参加者からは、同じ道を通って来た方の意見が聞けてよかった、話すことによって自分の引き出しを確認できたという感想をいただきました。

一人で考え込まずに、他者の意見や体験を聞いて、一緒に突破口を見つけましょう。

パーソナリティ障害☆サイコロトーク♪

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。
今日のリワークのテーマは『パーソナリティ障害』『サイコロトーク』です。
午前中はパーソナリティ障害について学び、他者理解や対応について考えました。
パーソナリティ障害とは、本人が大きな苦痛を感じたり、思考や対人関係などが日常的に支障をきたしていて、なおかつそれが長期的、全般的にみられる人のことです。
いくつか種類はありますが、共通して言えるのが「自分へのこだわり」と「傷つきやすさ」といわれています。
身近な人の対応について改めて考える機会になったとの感想がありました。

午後のサイコロトークでは、話すテーマを皆で決めて、出た数字のテーマにそって話をしました。
今回は受容的に聞く、話し手の話をふくらませるような質問や声掛けをするなど、話の聞き方に意識してもらうようにしました。
受容的な態度が温かい雰囲気をつくり、非常に和やかで笑いの多い楽しいワークになりました。

金曜日のグループワークは、楽しみながらコミュニケーション力を高めたり、練習したりする時間です。
気軽に参加してみてくださいね。

認知行動療法とは?

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。
今週から<認知行動療法>が新しい4ヵ月に向けてスタートしました。
本日は初回の初回になりますので、認知行動療法ってなんだろう? というところからスタートしました。

さまざまな誤解をクリアにしただけで、楽になった表情をされた方もいらっしゃいましたね。
背伸びしないで、自分自身のペースを大切にしながら、今シリーズもやっていきましょう!

1回1回のスポット参加だけでも、持ち帰って日常に活かせるポイントが毎回あります。
認知行動療法は「使ってナンボ」「身に着けてナンボ」ですので、身につくまでは触れる機会を増やしていけると良いでしょう。

「完璧にやらなきゃ」「やるからには最初からきっちり」 … という考え方が強くて、それらが苦しみの素になる傾向が大きい方は特に、今はそれらをちょこっと脱皮できるエクササイズチャンスの1つになるかもしれません。

今年の〇〇は今年の内に!

「あたまとココロの整理スイッチ」を本日は皆でONにしていきました。
2020年最後の1か月が有意義なものになりますように!

12月のアクションプランと「私を紹介してもらおう!」ワーク

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、12月のスタートということで、今月のアクションプランを考えました。
復職や転職、社会復帰にむけて、自分のコンディションがどのくらい整ってきているのかを定期的に振り返ってみましょう。

「復職準備チェックリスト」を使って、働く力として回復しておきたいポイントをふりかえってみます。
今月は、数か月前と状況は大きく違わないのに、自分の感じ方が大きく違っていたことに気づいた!という声もありました。
繰り返して積み重ねていくことの意味が、発揮されていましたね。
日常では、当たり前に感じていることも、ふと見返してみると、大きな違いになっていることに気がつくことがあります。
当たり前だからこそ、着実に「積み重ね」になっていることもあるのでしょう。

後半は、コミュニケーション・ワークとして、「私を紹介してもらおう!」というワークをやってみました。
その人を紹介しようと思って、相手の話を聞いていると、いろいろな発見もあります。
逆に、自分のことを伝える側なら、何をどんな風に、どこまで話そうか、「こころの窓」の開き方を調整することになります。

最後は、みんなでお互いを紹介し合って、知らない一面を大発見!
話の”内容”ではなく、”相手”に関心を向けることで、話題もどんどん広がっていくことが実感できたようです。
結局のところ、準備も、メモも、いりませんでしたね!