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心配の克服 パートⅡ

こんにちは。

南浦和駅前 町田クリニック リワーク報告です。

火曜日午前中は、先週に引き続き、心配マインド『心配の克服Ⅱ』のワークを行いました。

心配は、人間が生存するため=『生存本能』であり有益な役割を果たします。

とは言え、過度の心配や慢性的な不安は健康に悪影響をもたらすことは周知の事実ですね。

 

その深みにはまりこまないために、、、

まず、心配プロセス4つの要素を、当てはまる?当てはまらない?と各自チェックしてみました。

おおよそ、当てはまるに☑が入ったと思います。それでオッケーなんです❣

この心配プロセスを自分に落とし込むことで、今はどの段階に陥っているかを自覚することができるのです。

 

そして、心配プロフィールを3つのステップで確認し⇒コントロール戦略へと続きました。

 

心配の特定は、自分がどれくらいコントロールできるか算出することから始めてみましょう。

 

最後にワークを笑顔(^^♪で終えるために、秘策の技を伝授?!

 

本日のリワークを通して、楽に生きるための何かしらのヒントを見つけられることができたなら幸いです。感謝💕

★11/28の卒業発表はありません★

リワークプログラムよりご案内です。

11月28日(木)の午後は、卒業発表は行いません。
午後のプログラムは個別フォローアップだけになります。

よろしくお願いします。

私の取扱説明書

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<自己洞察ワーク>では「私の取扱説明書」を作成してみました。

自分自身のことを分かっているようで
ちゃんと伝えているようで

肝心な事が伝わっていない、
自分でも自分自身のことを実はよく分かっていないまま
苦しくなってしまっていたのだな、と気づかれた方が本日も多かったですね。

自分自身を説明した後の仲間達の質問にハっとされた方も多かったようです。

そもそも自分を説明すること自体が「悪いこと」のように自分で禁じている傾向のある方も
今回は多かったような印象を持ちました。
なので軽やかな気持ちで説明することがイメージできず、重~く捉えてしまった、という
お声もたくさん(!)ありました。

もしかして、これを読んでいる皆さんの中にも
「ああ、自分もだ!」と思われた方がいらっしゃるのではないでしょうか。

本日の小グループのワークからも
「自分だけじゃないって思えただけでもぐっと気持ちが楽になった」というお声が
複数ありました。

生の声でホントの気持ちを共有するからこそ。
グループの醍醐味ですね。

★12月のプログラム

 

リワーク・デイケア プログラムカレンダー(PDF)

 

*ご利用にあたり、初回/再開の前に診察にて事前確認が必要です(詳しくは受付まで)
*状況によりプログラムを変更する場合がございます。予めご了承願います。
*10:20までに入室された方にはお弁当がご用意できます。

★11月のプログラム

 

リワーク・デイケア プログラムカレンダー(PDF)

 

*ご利用にあたり、初回/再開の前に診察にて事前確認が必要です(詳しくは受付まで)
*状況によりプログラムを変更する場合がございます。予めご了承願います。
*10:20までに入室された方にはお弁当がご用意できます。

ロープレ『ユーモアセンス/Sense of Humor』

こんにちは。

南浦和駅前 町田クリニック リワーク報告です。

 

火曜日の午後のS.S.T(ソーシャルスキルトレーニング)では、社会生活を送りやすくするための様々な技法を取り入れていますが、本日はコミュニケーションを深める会話術の中から『ユーモアセンス/Sense of Humor』を行いました。

 

これまで様々なコミュニケーションを深める会話術のロープレを行ってきましたが、本日は『ユーモアセンス』です。

 

嫌なことがあった時、それをストレートに受け取るとネガティブになりますが、ユーモアのセンスで受け止めると心が和やかになり、軽くなります。

今日はそのことを体験し練習してみました。

 

最初はお口の体操・・・テンポよく言葉のしゃれを味わってみました。

何でこんなことやるの?と思った方も、、、次々とリズムに乗って繰り広げられる言葉の世界に入り込んでいきましたよ。

 

こうして、お口も心も軽やかになったところで、ロープレを行いました。

3つの事例を使いました、

 

心理学の勉強は、いくら頭でわかっていても現実に活かすシーンを模擬体験していくことが重要だと思います。そしてまずは楽しむこと❣

 

本日のリワークを通して、メンバーの皆様の心も、お口も、頭も、軽やか~💕になれたことに感謝です。

 

 

コミュニケーション-そもそもの話

こんにちは。
南浦和クリニックのリワーク報告です。

11月の木曜日、コミュニケーションのテーマは、「そもそもの話」です。
そもそも、私たちはなんのためにコミュニケーションするのでしょうか?

そこでまず、その「そもそも」を考えてみました。

「コミュニケーションできた」というのはどういう状態?
自分のクセは? それは、よい感じ?やな感じ?
コミュニケーションて難しいなぁと感じるのは、「いきちがい」がおきたときですね。

後半は、それを確認する実験をやってみました。

同じ情報を聞いているのに、それぞれが表現したことはまったく違っていました。
ここまで違うとは、驚きましたね!

お互いの枠組みがこんなに違うのかー。ならば、どうしたら共有できるでしょうか?。
見える形にすると、ミス・コミュニケーションは歴然。
日常では、これが頭の中だけで続いているということなのです!

そりゃ、わかりあえないことの方が多いかもしれませんね。

自分とは違う他人だからこそ、丁寧にやりとりしていくことは必要です。
その一方で、それでもわかりあいたいと思える相手こそ、大事にしていきたいですね。

次回・来週は、コミュニケーションの基本スキル「話す」と「きく」のそもそもを考えてみましょう!

CBT*行動につながる宝の認知

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<認知行動療法>では
問題解決に向かいやすくする「考え方」に取り組みました。

ストレス対処能力が高い場合のモデル認知を参考にしながら
自分自身のケースにおいて自分にどのように声を掛けてあげられると
ココロが軽くなって目の前のやるべきことに取り組んでいきやすくなるか検討していきました。

また、たくさんの「パワーワード」にも触れました。
いままでそれらのパワーワードをむしろ「禁止」して生きてきた方も少なくなかったですね。

苦しくなっていたのは当然だったんだと気づいた

という振り返りがとても印象的でした。

来週は自分を動けなくするブロックに気づいて溶かしていく予定です。
本当は「問題を解決したい」のですものね。
ブロックさえ外れれば、自然にスーッと動いていける。その感覚をキャッチしていきましょう。

朗読

こんにちは。

南浦和駅前 町田クリニック リワーク報告です。

 

火曜日の午後のS.S.T(ソーシャルスキルトレーニング)では、社会生活を送りやすくするための様々な技法を取り入れていますが、本日は『朗読』を行いました。

 

これまで色々な朗読を行ってきましたが、本日は『大人の絵本』ということで、マーゴット・ツェマック作『ありがたいこってす』を選ばせていただきました。

 

朗読の効用は

・言葉に気持ちをのせて伝えることによる自己開示

・視覚と聴覚の両方を同時に用いることでの、脳の活性化

・気持ちを落ち着かせる作用のセロトニンは、声に出して読むことで多く分泌される

・やる気や自制心を司る脳の前頭葉は、朗読により刺激することができる。

・大きな声を出すことでストレスホルモンが少なくなるだけでなく、内臓も活性化。

など、良い事ばかり。。。

 

なにより皆さんが楽しんで取り組んで頂けたことが一番です。

あちこちで笑い声が響いていました。

 

本日のリワークを通して、メンバーの皆様がハートウォーミング💕になれたことに感謝です。

ケアを発動するきっかけをつかもう!

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

11月の月曜日は、復職準備として「再発予防」のためにできること考えています。
今日は、シグナルとメンテナンスをキーワードにして、ストレスケアについて考えてみました。

とにもかくにも、まず自分のコンディションを意識して、つかめること!
これがセルフケアのスタートです。
担当としては、これができれば、メンテナンス方法はなんでもいいといいたいくらい、重要なスキルだと思っています。

そして、自分がなんとかやっていけるコンディションかどうかをモニタリングしながら、
そうでなくなってきたら、そのコンディションに戻すこと。
このサイクルを、回し続けていけるようになりましょう。

というわけで、今日は、皆さんのいつもの感じ、落ちている感じ、上がりすぎている感じ、を書き出してみました。

あらためて書き出そうとすると、実は、なかなか意識できていなことに気づく方もいます。
今までは、あがりすぎ=頑張り過ぎの感じが、いいぞ!と思ってきたけど、これは危険な罠だったことに気づいた人。
自分のいつもの感じが、いかに心地よいか、改めて実感としてわかった人。

リワークでは、毎日、各自が来た時と帰りのコンディションをチェックしています。
その積み重ねが「日頃の自分」「いつもの自分」を感じることにつながり、
そのいつもの自分とちょっと違うサインへの感度を高めることになるのです。

次回は、メンテナンスの一つの柱「サポート」について考えていきましょう。
復職へ向けて、意識しておきたいポイントも整理します。