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9月の振り返り

みなさん、こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は9月最後のリワークということで、1ヶ月間の振り返りを行ないました。みなさん、今月も沢山のことに気づいたり、感じたり、学んだりされているようでした。

今月はの振り返りでは、「自分の気持に気付いて、向き合うことの大切さ。」「気分に飲まれるのではなく、今できることをやっていくことの大切さ。」を分かち合うことができました。それぞれの学び、気付いたことも、今課題に感じていることもいろんなことを分かち合える時間になりました。奥の深い話がたくさんありましたね~。

午後は、復職が決まった人の卒業発表を行ないました。休職期間中に身につけたり、成長したことをまとめられ、我々にとっても学びの深い時間となりました。

1ヶ月間の振り返りは、「今月はあまり参加できなかったなぁ」という人にもお勧めです。他の人がプログラムを通して、何を学ばれたのか分かるのでとってもお得ですよ!

同調とアサーション

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。

本日は、アサーションについて行いました。

アサーションとは、自分も相手も大切にする自己表現のことで、自分の考え、欲求、気持ちなどを率直に、正直に、その場の状況にあった適切な方法で述べることです。自己表現には、非主張的自己表現、攻撃的自己表現、アサーティブな自己表現があります。時と場合、相手等によって、3つの自己表現を使い分けているかと思います。

本日は、うまくアサーティブ自己表現ができず、同調してしまう時の心理やそのような場合のアサーティブな自己表現について検討をいたしました。

他者の意見に同調してしまう時はどのような時でしょうか。

まずは、Asch,S.E.による実験で、図版(A)に書かれたものと同じ長さの線を図版(B)から選ぶというものです。1人で行うとほとんど間違えがないのに、サクラ全員が間違えた回答をすると、正解率が低下いたしました。それは、サクラの答えに同調してしまったために生じたものと考えられます。

今日の参加者は正解に自信があったから等と同調は生じませんでしたが、全員が同じ答えをしている中で、自分の考えを伝える難しさはあるかと思います。

そして、日常の中で他者の意見と同調してしまう場面とその時の気持ち、今後、同様の場面でアサーティブな自己表現ができるとしたらどのように伝えるかについて、分かち合いました。

特に、会社等の組織では他者に合わせる必要性が生じることも多々あるかと思います。そのような中でも自分の意見を伝えたい、伝えた方が良いと思う場合には、自分の気持ちに正直に、アサーティブな自己表現を活用していただけましたら、と思います。

 

体幹を意識するヨガ

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークご報告です。
本日のヨガは体幹を意識してポーズをしました。
体幹とは「胴体の部分」です。
ヨガのポーズには体幹を使う動きが含まれています。
本日、おこなったブルックシャアーサナ、プランクポーズ、バシスタアーサナ、カミナリのポーズも体幹が大事です。ぐらついてしまったり、やりづらく感じる方は、やはり体幹が弱めです。
少しずつ、練習しましょう。
そして、深い呼吸によっても体幹が鍛えられます。
ポーズ中は、下腹部を引き締めた状態をキープしながら、出来るだけゆっくり長く呼吸することを意識してみてくださいね。

怒りを適切に表現しよう

みなさん、こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今月の水曜日は「怒りの対処」について取り組んできましたが、今日は最終章で怒りを適切に表現することをテーマにプログラムを行いました。

怒りの対処においてやってはいけないのは、我慢と怒りに任せて人を攻撃することです。我慢するでも、攻撃するでもなく、怒りを適切に表現すること。そうすると、怒りをきっかけに相手との関係がよくなっていくこともあります。

また、「怒っている自分」を許せるようになると、「怒っている人」も許せるようになっていきます。周りで怒っている人がいたとしても、影響を受けにくくなるのです。

話し合う中でいろんな表現方法があることを改めて学ぶことができたと思います。

 

 

CBT:自動思考のパターンと傾向

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は認知行動療法(CBT)シリーズです。
先週も、心にひとりでに浮かんでくるつぶやき=自動思考を検討しました。
今回は、自分の自動思考にパターンがないか?特徴をとりあげてみたいと思いました。

自動思考にはストレス反応につながる場合だけでなく、様々な感情や気分につながるものがあります。
まず、ストレス反応につながりやすい代表的なパターンをいくつか検討してみました。

その上で、それぞれのストレス経験をふりかえって、どんな考えが、一番強い感情を引き起こしているか?
自動思考やストレス経験に特徴はなかったかなどふりかえってみました。

それぞれ、ストレスになる状況はいろいろ出ましたし、特徴的なパターンに気づくこともできた様子でした。

カラー心理を楽しもう <空間図式と色の関係から自己理解を深める>

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。

本日は、「カラー心理」を体験しながら自己理解を深めてもらいました。

自分が思っている自分、自分でも気づいていない自分など、カラーを通じてどのくらい意識できているのかチェックしてみました。

意識できている自分の状態とカラーが一致している方、あまり一致していなかった方など様々でした。

一致している方は自身の思いを再確認し、一致していなかった方は自分の未知なる可能性や心の奥の本音などを垣間見れる時間になったかと思います。

また、今自分が必要としている要素は何かを考え、「自分を大事にしようと思った」「周りの目を気にしすぎていた、もっと表現したい」などの感想がありました。

選ぶ色は、その時に精神状態によって変化します。

また、このプログラムで出た色の意味は、参加者様を限定して決め付けるものではありません。

あくまでも、その日のコンディションからは、そのような可能性があるかもしれない。という視点で自己理解を深め、より良い状態とは何かを考える際の参考として捉えてもらっています。

ですから、1ヶ月後には、全く違う色を選ぶかもしれないですね。

 

次回の予定は10月26日です。

参加希望の方は、桃・赤・橙・黄・緑・青・水・紫・灰・黒・白・茶 の12色をご持参ください(12色セットでは、灰や白がないことが多いです、ご確認ください)。

※色鉛筆をお持ちでない方、忘れてしまった方には、貸し出しいたしますので、ご安心ください。

※自分の選んだ色のについての解説を皆でシェアします。

自己開示の場になることを念頭に入れてご参加ください(殻を破るチャンス!)

 

★10月のプログラム

< プログラム全体図 >(PDF) 

< はじめての方へ  (”見てるだけ”でもOK & 負荷の低いプログラム) > (PDF)

 

リワーク・デイケア プログラムカレンダー(PDF)

*ご利用にあたり、初回/再開の前に診察にて事前確認が必要です(詳しくは受付まで)
*状況によりプログラムを変更する場合がございます。予めご了承願います。
*10:20までに入室された方にはお弁当がご用意できます。

<お知らせ>

*月水の「リワーク」が具体的内容へ名称変更しました!

【 月曜日 】「復職準備」

【 水曜日 】「人間関係改善ワーク」

*第2土曜日午後 「アロマ・アートヒーリング・マインドフルネス」終了しました

*第4土曜日午前 「職場で実践!認知行動療法」午後「マインドフルネス」終了しました

 

【 プログラムご案内(全てPDF)】

火曜・午前 認知行動療法

木曜・午前)自己洞察ワーク

木曜・午後)<個別ワーク> *Office* 集中トライアル ★ 詳細&FAQ ★(ブログ)

金曜・午前)各種療法・疾病理解・アサーション

金曜・午後)ヨガ

 

原則第1・3土曜・午前)須永CPとかたらうスモールグループ

原則第2・4土曜・午前)リワーク*フォローアップ復職者メイン&現役の方もご参加OK 

月1回・土曜)   ドラマセラピー (原則第4)

疾病理解講座「パニック症」と小グループ印象形成

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。

本日は、疾病理解講座「パニック症」について行いました。

パニック症とは、突然、発作的に動悸(どうき)や息苦しさ、死の恐怖などの症状に繰り返し襲われ、不安が募る病気のことです。そして、治療としては、薬物療法の他エクスポージャーや認知行動療法等があります。

パニック症について、概要の説明ときょうの健康「パニック症 突然の恐怖 どう対処?」を観た後、ご自身の不安に感じる場面やその背景の心理、それを克服すべくステップについて、各自検討し、仕事上のこと、自分の苦手なこと等、様々な観点から分かち合いました。

小グループワークでは、印象形成について行いました。他者の印象をどのようにして作り上げるのか、自分の伝えたい印象を伝えるためにどのような工夫をしたら良いか等について分かち合いました。

伝え方を工夫したりして、自分の伝えたい印象を伝えることや対人認知を誤る理由についても、理解が深まったものと思います。

 

肩甲骨を動かすヨガ

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークご報告です。

 

肩甲骨は、背中上部にある逆三角形の骨です。

 

だいたい、手のひらくらいの大きさがあり、鎖骨、上腕骨と連携して、肩の関節を動します。

 

肩甲骨周りの筋肉がコリ固まると、背中がはり、肩こりや猫背になる、背中がむくむなど、正しい姿勢がとれないことにつながります。

 

本日は、肩甲骨まわりをほぐすポーズのゴームカアーサナや、キャット&カウ、猫の背伸ばしのポーズ、ダウンドッグなどをやっていきました。

 

ゴームカアーサナは、手をつなぐという完成ポーズにこだわってしまうと、腰を反ったり、ねじったりしがちですが、肩の関節を動かすことを意識し、背骨がまっすぐな感覚で行いましょう。

タオルなどの補助を使って引っ張り合う気持ち良さを味わってください。

足はからめるのが難しければ、あぐらや正座でも大丈夫です。

自尊心ってなんだろう

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

何回か、感情をテーマに取り組んできましたが、今回は「自尊心」「自尊感情」をテーマにしてみました。
「自尊心」よく聞く言葉ですし、大切なことのように思いますが、どんなことなのでしょうか?

最初に、参加者で「自尊心」に対して、どんなイメージをもっているか、話し合ってみました。
人によって、ネガティブにとらえている場合や、肯定的に受け止めている場合もあるし、様々なイメージをもっていました。

その上で、自分が「自尊心」を測っている尺度が何か、それぞれにふりかえってみました。
自分の尺度に気がつくと、それが考え方や感情、行動にどのように影響をしているか、考えられるようになります。

その尺度に基づいた「自尊心」が現実的なものなのか、それで自分が窮屈になっていることはないだろうか?
改めて見直すきっかけになったようです。