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心の境界線と自己肯定感を振り返って

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

今日は3月4月と2か月間にわたって取り組んできました<バウンダリー(心の境界線)>と<自己肯定感>シリーズの最終回ということで、今までを振り返り、いま一番自分自身にとって大切だなと思う取り組みポイントについてシェアしていきました。

たくさんの種類の取り組みポイントが出ましたね。

その時その時のプログラムの場面を思い出しながら、皆さんのお話をお聴きした今日のひと時でした。

バウンダリーは、人間関係のストレスと密接に関係していると言われています。「できることから」ゆっくり育てていけますように … 。

 

 

ゆったりとしたヨガで肩周りをほぐす

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークご報告です。
本日のヨガはリクエストがあったので、ゆったりしたヨガで肩周りをほぐしました。
ゆだねるヨガの陰ヨガのバタフライポーズでは心静かに目を閉じて、深い呼吸に集中し、自分の身体を内観しました。

じっくり向き合うことで、瞑想に近い効果をもたらす効果もあります。

そして、仰向けの三日月のポーズ(パールシュチャンドラアーサナ)は、ふだん重力で押しつぶされている背骨の間が広がり、歪みを整えることができます。体の側面と腰まわりの筋肉がストレッチされるので肩凝りや腰痛にも効果的です。
 
今日の自分と向き合い、深い呼吸ができたヨガはリラックス感が増します。

値踏み

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<認知行動療法>では、ケーススタディとして「人の目が気になる」をテーマにしました。

その時にふと湧き上がる思考にはどんなものがあるかを出し合っていた時に

「値踏み・・・」

ふと口から出てきたその言葉。

自分が人から点数をつけられているような気がしてしまう、評価を下されている、ジャッジされているような気がする、批判されるのではないか、低く見積もられる、ランク付けされる … 今回も、そしてこの数年間プログラムの中で多くの方々からも、この感覚をさまざまな表現で聞いてきましたが、最も短い3文字に集約された響きとなりました。

 

このような心境になった時、どのように考え方を柔らかくして対処していくかを皆で検討していきました。ケースではありますが、自分自身に置き換えながら検討できたご様子でした。

「これからの自分」に今日の自分が申し送ったメッセージ、ココロの中で大切に育っていきますように☆

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

4月の最終週です。今日は、今月の活動を振り返り、みんなでシェアしていきました。
リワークプログラムの中で気づいたこと、生活の中で取り組んでみたこと、様々な点から振り返ります。

最初に、今月はなんとなくそわそわしている感じのうちに過ぎてしまったように思う、という言葉がありました。
そういう気持ちの方は多いかもしれませんね。

振り返りながら、「できなかったこと」「足りないこと」ばかりに目が向いていることに気づいたという方もいらっしゃいました。
頭で考えてできるだろうと思っていることも、実際に行動することで、本当にできるという実感ももて、自信にもつながるという方もいらっしゃいました。

お互いに感じていること、気づいたこと、様々な言葉を交換しているうちに時間はあっという間に、今回も過ぎてしまいました。

さあ、また来月もゆっくりと。

パーソナリティ障害・実践チームワーク

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。

午前中はパーソナリティ障害について学び、他者理解や対応について考えました。

パーソナリティ障害とは、本人が大きな苦痛を感じたり、思考や対人関係などが日常的に支障をきたしていて、なおかつそれが長期的、全般的にみられる人のことです。

いくつか種類はありますが、共通して言えるのが「自分へのこだわり」と「傷つきやすさ」といわれています。

午後は『実践チームワーク』です。災害時を想定して、避難所に何を持っていくかを話し合ってもらいました。

設定は、ごく一般的な6人家族です。それぞれ役になりきってもらい、制限のある中でより優先されるものを多数決で決めず、納得のいくまで話し合う形式で進めました。

実践チームワークでは、こうした「合意形成」を大事にしています。

自分の意見を表明することや他者と折り合いをつけていく練習になります。

毎回、穏やかに楽しく取り組んでいますので興味のある方は、ご参加ください(毎月行っています。詳しくはプログラムカレンダーをご覧ください)。

 

 

自己肯定感を上げていこう

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の自己洞察ワークでは、<自己肯定感>をアップさせる為にはどういったことを意識したり工夫できると良いか、皆で検討していきました。

1つ1つはすごく難しいものではなく、「え?こんなことでいいの?」と思うようなことが多かったですよね。そこをスルーせず、「ちょっとやってみる・ためしてみる」からスタートできると、より実行に移しやすくなりそうでした。

工夫すること自体にもブロックがかかっていることに気付けたケースもありました。「ここにもブロックがあったんだね」と気づけることそのものが大きい進歩だったりします!

また、今日はしんどいなと思う状況の中でも「今の自分の状態にYESを言う」のエクササイズをリアルに体験・体得された方もいらっしゃいました。

来週の自己洞察ワークは、3月4月と取り組んできた<バウンダリー>と<自己肯定感>の振り返りに時間を使っていきますが、何件か実践的な「あるあるケース」にも取り組んでいく予定です。

★5月のプログラム

< プログラム全体図 >(PDF) 

< はじめての方へ  (”見てるだけ”でもOK & 負荷の低いプログラム) > (PDF)

 

リワーク・デイケア プログラムカレンダー(PDF)

*ご利用にあたり、初回/再開の前に診察にて事前確認が必要です(詳しくは受付まで)
*状況によりプログラムを変更する場合がございます。予めご了承願います。
*10:20までに入室された方にはお弁当がご用意できます。

 

【 プログラムご案内】

リワーク部門)

月曜: 復職・キャリア・セルフケアプログラムなど 復職準備

火曜: 認知行動療法・ライフスタイル・ヨガなど  認知行動療法ヨガ

水曜: コミュニケーション・個別フォローアップなど

木曜: 自己洞察プログラム・個別プログラムなど 自己洞察プログラム  <個別集中ワーク> ★ 詳細&FAQ ★(ブログ)

金曜: グループワーク・復職支援・各種心理療法など

土曜: リワークフォローアップ・ドラマセラピーなど ドラマセラピー

罪悪感、恥、自尊感情 -自分のうけとめ方

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、感情を理解するシリーズとして、「罪悪感」と「恥」、「自尊感情」をテーマに取り上げました。
不安や怒りなどは、自然に生まれてくる感情です。
罪悪感や恥、自尊感情という気持ちは、最初に生まれた感情を、自分がどうとらえているかが加わって生まれてきます。

自分が「罪悪感」や「恥」、「自尊心」を測るには、何かの尺度、価値判断があるはずです。
自分の尺度に気がつくと、それが考え方や感情、行動にどのように影響をしているか、考えられるようになります。

その尺度に基づいた「自尊心」が現実的なものなのか、それで自分が窮屈になっていることはないだろうか?
改めて見直すきっかけになったようです。

そういう自分の受け止め方を、自分への独り言として常に言い聞かせていることはないか、この癖も振り返ってみました。
良くも悪くも、私たちは自分の思ったとおりにしかなりません。
セルフトーク、見直していきたいですね。

背骨を柔らかく、姿勢を正す

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークご報告です。
本日のヨガは背骨を柔らかくし、姿勢を正すことを意識しました。
背骨の部分を脊柱と言います。
背骨の柔軟性が高まると、
全身の動きも滑らかになり、姿勢の改善、怪我の予防、胸が広がり肺活量も増え、呼吸が安定し、精神のリラックスを促す効果も期待できます。
キャット&カウで、背骨を観察しながらゆるめ、ジャニシールシャナアーサナで前屈、スフィンクスポーズやアップドッグで後屈、アルダマッチェンドラアーサナで捻り、トリコナアーサナの変形で、体側も伸ばしました。
 
色々な角度からアプローチし背骨を動かしました。

苦手な相手に過敏に反応

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<認知行動療法>は、ケーススタディ「苦手な相手に過敏に反応してしまう」を皆で検討していきました。

その時にふと湧いてくる思考(「自動思考」)にはどんなものがありそうか、それぞれ自分達の実際の経験をもとに、あんな考え、こんな考え … さまざまな「あるある考え」を出し合いましたが、その作業の中でも、自分の思考のそのまた背後の思考にも気付いていけると、そこから突破口が見えてくることを体験できました。

1つの事例に自分のケースを重ねてみて、出てきた自動思考を皆の力を合わせてそれぞれ広げて柔らかくし、どのように対処していこうか、そのヒントや糸口を出し合った後、更に今度は自分のケースに戻していき「自分の過去のケースだったらどうできそうか?何がトライできそうか?」をちょこっとイメージしていきました。

後半は先週に引き続き、「考え方のくせ」の後半を検討していきました。

「べき思考」と並んで、「自己関連付け」もみなさんのインパクトが強かったようでしたね。

今日のケーススタディでもそうでしたが、1つのケースの中でも複数の「考え方のくせ」が存在していることがあります。そのどれか1つでも「くせ」に気付いていけると、バランスのある考え方へと柔らかくしていきやすくなります。今日の経験が1つの糧になりますように!

 

今日は朝のコンディションシェアからそのまま<認知行動療法>をベースに紐解いていくケースもあり、ケーススタディの前に、更に本当に「今起こっている」ケースで認知行動療法のエクササイズができた1日でした。