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脱フュージョン

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<認知行動療法>では
ACT~アクセプタンス&コミットメントセラピー~より
認知した世界と事実がぐっちゃぐちゃに癒着しきっている「フュージョン」状態から
どう抜け出していくか、その方法をいろいろとご紹介し
今の自分にとって一番トライしやすい方法を探していきました。

実際にやってみて初めて「あ!」と受け取れる感覚もありましたね。
みなさんそれぞれの「ベスト」を見つけたら
しばらくその方法と付き合って自分のモノにしていきましょう!

★4月28日の卒業発表はありません★

リワークプログラムよりご案内です。

4月28日(月)の午後は、卒業発表は行いません。
午後のプログラムは個別フォローアップだけになります。

よろしくお願いします。

★5月のプログラム

 

リワーク・デイケア プログラムカレンダー(PDF)

 

*ご利用にあたり、初回/再開の前に診察にて事前確認が必要です(詳しくは受付まで)
*状況によりプログラムを変更する場合がございます。予めご了承願います。
*10:20までに入室された方にはお弁当がご用意できます。

★4月のプログラム

 

リワーク・デイケア プログラムカレンダー(PDF)

 

*ご利用にあたり、初回/再開の前に診察にて事前確認が必要です(詳しくは受付まで)
*状況によりプログラムを変更する場合がございます。予めご了承願います。
*10:20までに入室された方にはお弁当がご用意できます。

だいじょうぶ自分

こんにちは。
南浦和駅前 町田リニック リワーク報告です。

本日は『だいじょうぶ自分』というテーマで、カードを作りゲーム感覚で行うプログラムに挑戦しました。

まずは、カード作り・・・工作の時間を楽しむことから始まりましたW。久しぶりの事でワクワクしたのでは?上手い下手は関係ありません。とにかく、手を動かして小学生の頃に戻ったような気分で楽しんで頂けたなら何よりです。

さて、実際のワークは・・・頭をひねりながら、皆さん真剣にお互いの意見を交換しあい、和気あいあいの中にも有意義な時間を持つことができたと思います。

ゲームの後のワークは、
「だいじょうぶ!脳だって鍛えられる」
「だいじょうぶ!誰にだって軸はある」
・・・と、本日は「だいじょうぶシリーズ」でした。

午後のSST「社会問題クイズ」でも闊達な雰囲気が続きました。

以上、本日のリワークで心身ともに健やかな時間が持てたことに感謝です❣

 

リフレーミング*自然体と強み

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<自己洞察ワーク>では
先週に引き続きリフレーミングについて取り組みました。

しんどいできごと、つらいできこと、 うまくいかなかったこと …

特にメンタルが疲れてくると
たった1つの視点からしか物事をとらえなくなってしまいがち。
物事はニュートラル(中立)
どうしても自分にとって不都合な側から見てしまいます。

「そうではなくて」と否定するのではなく
「それと同時に」と追加してあげるだけでOKなんですね。
ストレス対処能力の要となる1つのスキルを引き続き育てていきましょう。

今日の小グループでのワークでは
自分の思いもよらなかったリフレーミングされた言葉を受け取って

びっくりした!
うれしかった!
じ~~~んときた
自分自身への見方もちょっと変わった

などのお声が多数集まりました。

そう。一旦自分を凝り固めてしまうと
どうしても「片方の側面」が自分の全てと思ってしまいがちですものね。

第三者の「とても自然な客観視」がどれだけバランスの整った見方なのかを
体験できた方々も多かったご様子でした。

次回は「できごと」に関するリフレーミング。
まさに「ストレス対処」に直結、必須のスキルに入っていきましょう!

役割と期待のずれを調整する

こんにちは。 南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

木曜日のコミュニケーション。
今日は「役割と期待」をキーワードに、まわりの人達との関係を考えてみました。

最初に、身近な人たちを3つの円に書き出してみました。
で、それぞれの人達との関係を振り返ってみると、、、ん?えーと、、、?

関係性と距離感とつきあい方の区別が、なかなか、、、整理がついていないようです。
そのどの人たちとも、同じように仲良くする必要があるのか? 改めて考えると、疑問もでてきました。

職場の人、身近な人、家族、、、、それぞれ、どんな関係を望んでいますか?

自分が相手に期待している役割を、きちんと伝えあえているでしょうか?
互いに伝えあいが不足していることで、お互いの期待にずれが生じていないでしょうか?

身近な人たちを思い描きながらワークをするせいか、今日のプログラムは参加者の方々から疑問が生まれることも多い回です。
今日も、こういうときはどうしたらいいんだろう? この関係ってこういうこと?

それぞれ、現実生活での対人関係や休職経緯を振り返って、気づくことがあった様子でした。

来週は、その役割と期待のずれを調整するためにも必要な基本スキル「話す」と「きく」を考えていきましょう!

『課題の分離』 & SST『ユーモアコミュニケーション』

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニック リワーク報告です。

本日午前中のプログラムはアドラーの最終回『課題の分離』です。

『人間の悩みは全て対人関係の悩みである』というアドラーの言葉を受けて、弟子たちがまとめた対人関係論が『課題の分離』です。

そして、今回は『課題の分離』…のその先 というテーマも扱いました。
頭では分かっていても、仕事などで実際直面すると、難しいものです。

その先・・・における秘策❣ ウームと納得いただけたようです。

最も難しい『愛』のタスクでは、幾つかのワークに取り組みながら、皆で考えていきました。

ワークをすることで、腑に落ちたという実感を持って頂けたら何よりです。

 

午後はSST(ソーシャルスキルトレーニング)
『ユーモアコミュニケーション』に挑戦しました。

そもそもSSTの真髄は、まずやってみる。という事です。

やる気スイッチは脳の【淡蒼球】の活動と深く関連しているとの事
そして、その淡蒼球は、自分の意志で働きを制御することできません。
そのため、まず行動を少しでも起こしてみる。行動を起こすことで、報酬が得られるまでその行動を続けてやろうと、淡蒼球が働きはじめるのです。
(東京大学こころの発達診療部 蟹江医師より)

待っていてもやる気スイッチは入りません。SSTに参加され少しでもやる気スイッチを入れられたなら一歩前進。更に頑なな心をほぐす『笑顔』が増えたならば、GOOD!

以上、本日のリワークでハッピーな時間を共有できたことに感謝です❣

CBT*ケーススタディ

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<認知行動療法>では
あるあるケースを元にして
「こんな風に自分も考えちゃったりすることない?」と
自分自身を振り返ってみました。

こ~んな反応になるの、当り前じゃん!

としか思っていなかったようなエピソードでも
よくよく検討してみると、
あっちにも こっちにも ツッコミどころ(=ココロがラクになりどころ)が
ちりばめられていましたね。

いかに私達は「さもありなん」のような場面にいると
咄嗟に沸いた思考に無自覚に振り回されているのかが感じ取れたご様子、何よりです。

 

3人のメンター

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<自己洞察ワーク>では、
「3人のメンター」を自分の心の中に登場させたワークを実施しました。

メンターはなにも生きている実際の人間と限らなくても良いのですね。

徹底的に守る条件をクリアすれば、
メンターとしての存在は隣のおばちゃんから大天使までどんな存在でもOKなのです。

絶対に頭で考えない
そこに立って沸いてきたものをただ感じるだけ

この感覚を得られた時のみなさんの表情が
とても印象的でした。