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許しの心理学★非言語コミュニケーション

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です

 

「自分を許すとは?」では、自分を許せなくなる背景を考え、その捉え方について考えました。

「自分は何をやってもダメなんだ」「人の期待に応えることができなくて情けない」などなど、自分を責め立てる、自分にとってはなじみの言葉を大事に抱えていないでしょうか。

変わりたい、幸せにりたいと言っているのに、とっている行動は自分を責め続けること・・・

そんな自分を許していく一歩について話していきました。

 

午後は意図的に言葉を使わないコミュニケーションを体験してもらいました。

言葉を使わないということは、ジェスチャーで伝えたいことを表現するということです。

多くの参加者が、表現することは少し恥ずかしい、緊張するなどの思いを抱えながら参加しますが、段々と表現することに夢中になっていきます。そして最後には表現することの楽しさを味わうことになるでしょう。

 

 

非言語コミュニケーションワークは、伝えたいことや表現してほしいことなどを考えつつ自身も表現者として参加するので、正直、頭も体も非常に疲れます。

しかし全身で自己表現したことで、適度に汗をかき気持ちが前向きになった方もいたようです。

 

 

 

 

 

 

※グループワークは、参加人数によって内容が変更する場合があります。

ライティングセラピー★自己開示と受容

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

 

午前の「心理療法」では、ライティングセラピーを体験して自己の考えや思いを振り返りました。

普段は言えない本音や願望、感謝の思いなどが次々に出てきて、心にある本音を少しずつかたちにすること、言えなかった感謝の言葉を伝えることなどの大切さについて振り返ることができました。

また、未来から今の自分に向けての手紙も書きましたが、今を頑張っている自身に対する感謝やアドバイス、アイディア、励ましなどが多く、勇気づけられた人も多かったようです。

午後のグループワークでは、話し手は、皆に言える範囲の辛かった経験などを自己開示し、聞き手はそれに対して受容的な態度で聞くということを意識してもらいました。

「同じような境遇なので安心して話ができた」「皆が受容的に聞いてくれるので話して良かったと感じた」などの感想がありました。

 

 

※グループワークは、参加人数によって内容が変更する場合があります。

★1月のプログラム

 

リワーク・デイケア プログラムカレンダー(PDF)

*ご利用にあたり、初回/再開の前に診察にて事前確認が必要です(詳しくは受付まで)
*状況によりプログラムを変更する場合がございます。予めご了承願います。
*10:20までに入室された方にはお弁当がご用意できます。

 

【 プログラムご案内】

リワーク部門)

月曜: 復職・キャリア・セルフケアプログラムなど
復職準備

火曜: 自己洞察ワーク・ソーシャルスキルアップ・ヨガなど
自己洞察ワークソーシャルスキルアップヨガ

水曜: 認知行動療法・個別プログラムなど
認知行動療法<個別集中ワーク> ★ 詳細&FAQ ★(ブログ)

木曜: コミュニケーション・個別フォローアップなど
コミュニケーション

金曜: グループワーク・復職支援・各種心理療法・ライフスタイルなど
実践チームワーク・グループワーク・復職支援

土曜: リワークフォローアップ
第1土曜:不眠の認知行動療法…睡眠に関する考え方や行動を見直すことで、睡眠を根本から見直し、不眠の改善を図ります。個人の特性を知り、ご自分に合った睡眠パターンを見つけていきます。
第2土曜:えじり心理師と語らうなんでもトークグループ…リワークで話しきれないこと、日常的なことなのだけど気持ちを吐き出したい、近況を話して「今の自分」のテーマを確認したい … なんでもOKのフリートークです。ゆったり語らっていきましょう。(聴いてるだけのご参加もOKです)

★1月29日午後の卒業発表はありません★

リワークプログラムよりご案内です。

1月29日(月)の午後は、卒業発表は行いません。
午後のプログラムは個別フォローアップだけになります。

よろしくお願いします。

自分を苦しめる「考え方のくせ」

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<認知行動療法>では、考え方のクセ(自動思考)を1つ1つご紹介していきました。

前回と今回、自分自身の「ココロのつぶやきシート」に記録したつぶやき(思考)の中に
抑鬱に繋がるどんな典型的な考え方のクセが潜んでいるか確認もできました。

自分の感情すら、1つだけかと思いきや、同時にいくつもの感情があったとは!
「この想いが浮かんでいた」と思いきや、自分が一番苦しかったのは本当は自覚できなかった別の想いだったとは!
いろいろな発見がありましたね。

自分ではちゃ~んと分かっている「つもり」。
でも、こうして実施に客観的に書き出してみると
自分が思っていた自分と、その時の自分の事実って
意外とちょっと違うのだな、と理解できたお時間となったご様子です。

これから繰り返し繰り返し、
この「考え方のくせ」に触れていきましょうね。

人と比べてつらいんだよね

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<自己洞察ワーク>では、
人と比べてつらいんだよね ・・・「劣等感」について取り組んでいきました。

劣等感は「良くないもの」というイメージになりやすいですが
上手に付き合っていくと自分を伸ばしていくのに役立つ「栄養」にもできるのですね。

じゃあ、どうやって付き合っていけばいいの?
本日は12のヒントをもとに今の自分に一番フィットしやすい方法はどれか検討しました。

その中の1つ2つで十分です。
ただただ「自分ってダメだ」の世界から抜け出していくために
身に着けていけるといいですね。

自分の”リソース”に気づいていますか?

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今月の月曜日はキャリアをテーマにしています。
働いた経験を積み重ねてきた今だからわかる、自分と仕事・働くことのここちよい距離感。
”持続可能な働き方”を実現するために、今日は、自分のリソースについて考えてみました。

リソース=資源、どんなことがイメージできるでしょうか?
「強み」というと、人に誇れるもの、人より優れた結果を残せるもの、と考えてはいないでしょうか?
今日は、私の経験も交えながら、まずはこの「強み」のとらえを考えてみました。

初対面の人でも苦なく話せる、コツコツと同じ作業を繰り返せる、自分にとって当たり前のことに「強み」は潜んでいます。
自分の中で苦もなくできることを探していくと、それが強みにつながります。

チャートをチェックしてみると、意外と、自分にも強みがある気がしてきた!と素敵な発見があった一方で、
強みを発揮してきたときもあるけど、だからこそしんどくなってしまった経験がある、、、という方もちらほら。
たしかに、「当たり前」にできてしまうし、やってしまうことだからこそ、使い方を間違えるときはあるかもしれない、と発見がありました。

強みと弱み、自分が思っていた考え方とは違ったけれど、だからこそ、自分のリソースを発見することができた。
強みだからといって、使い方を調整できないと、しんどいことに繋がってしまうのかもしれない。
転職や復帰に向けて、いろいろモヤモヤしていたことが、少しすっきりしてきた。

今日も、いろいろな発見があったようでした!

来月は、復帰へ向けての必須項目「再発予防」について具体化していきましょう。

来週は、今月の振り返りです。
一か月、自分の活動を改めて振り返ると、長期的な視点で変化に気づくことができることでしょう。
自分に「ちょうどいい」復帰を実現するために、ぜひご参加ください。

こんな時、どう伝える?★あなたの美徳のテーマ

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です

 

前中は、「こんな時どう伝える?」では、言いづらいことを伝えるときのコツについて話し合いました。

例えば『上司や先輩が適切な対応をしていないため、成果が上がっていない』状況に対して、どのように伝えるのがいいでしょうか。

よくある対応として『適切でないことをはっきり指摘する』『目上の人に指摘はできないので諦める』などがあります。でも、両者とも円滑なコミュニケーションができていません。

 

これ以外にも、事例をもとに必要な考え方と言い回しについて皆で考えながら学びました。

 

午後のグループワーク『あなたの美徳のテーマは?』では、それぞれに与えられたテーマに沿って、自分を振り返り、そのテーマを取り入れる必要はあるのか、すでに充分足りているのかなどを考え、グループ内で発表し、その感想を参加者からフィードバックしてもらいました。

 

「自分が思っている自分と他者からの印象が違うことにおどろいた」「まさしく自分が信条としていたテーマが与えられてびっくりした」などの感想がありました。

 

 

※グループワークは、参加人数によって内容が変更する場合があります。

ライフデザイン-人生のパッチワーク

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

1月最初の月曜日です!といっても、もう半ばになってしまいましたが。

今月の月曜日はキャリアについて考えましょう。
仕事と自分との距離感を、あらためて見直してみませんか?

今日は、そのスタートとして、「人生」という大きな視点からライフデザインを考えてみました。
私たちは、いつも多面的な役割を担っていますし、それらは、そのときどきで流動的に変化しているものです。
パッチワークをイメージして、これまでの人生を振り返ると、今、自分が求めている人生とは違った色分けになっていることが実感できました。

こんなこと、改めて考え見たことなかったー。
けど、意外と書いてみると、自分の望んでいる方向性って見えてくるものなんだな。
そんな感想が聞かれました。

他の参加者の方とお互いの絵を見せ合うと、誰一人として同じものがないことに気が付きます。
人生に描くイメージは、本当にそれぞれなんですね。

そして、休職前後のパッチワークと自分が望んでいるパッチワーク、ほとんどの方が違ったものになっていたようです。

休職前後は、なぜ望まないかたちになっていたのでしょうか?
そこから変えたいことがあるなら、どのような工夫をしたら、実現しそうでしょうか?

ここにも、今後の健康的で安定した働き方をみつけるヒントがみつかりそうですね!

働き方は、いろいろな視点から見直すことができます。
次回は自分の「強み」を発見してみましょう!

今だからこそ、自分を再発見することが、これからの人生の可能性を広げることにつながるはずです。

愛着スタイル★誰を採用する?

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

 

人は、幼少期の養育者の態度や本人の気質、他者からの影響などによって、他者とどう関わるか(特に親しい間柄)のパターンが確立されていきます。そのパターンやスタイルを知って自己理解を深め、生活に役立ててもらえれば嬉しいです。

今回は不安型、安定型、回避型の特徴や克服ポイントなどを紹介し、自身の傾向がどこに偏りがちなのか考え、より良いコミュニケーションについて考えました。

3つの中でどれがいいとか悪いとかではなく、自身のスタイルによって生きづらさを感じるなら、改善の余地があるかもしれないということです。辛いパターンにおちいらないために相手選びには慎重になってみたり、安定型の人の言動を参考にしてみたり、様々な克服方法があります。

「相手や状況によって、不安型になったり安定型になったすることに気付いた」「安定型を目指したい」などの感想が多かったです。

午後は、多数決を採用せず、納得がいくまで話し合う、合意形成を目的にとしたグループワークを行いました。

老人施設の職員になりきってもらい、ボランティアを2名決めてもらう設定で話し合いが進みました。5名のボランティア候補のプロフィールを読み、皆で誰が適任か決めていきます。

どの班も想像力が豊かで、活き活きとした話し合いができました。

最後に各班ごとに採用した順番とその理由を発表してもらいました。

 

グループごとに選んでいる人が全く違うことに驚いたとの声がありました。

金曜日のグループワークでは楽しい中でも自身のあり方や人との距離感、コミュニケーションのパターンなどの振り返りの材料にしてもらっています。

 

※グループワークは、参加人数によって内容が変更する場合があります。