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苦手な相手に過敏に反応

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<認知行動療法>は、ケーススタディ「苦手な相手に過敏に反応してしまう」を皆で検討していきました。

その時にふと湧いてくる思考(「自動思考」)にはどんなものがありそうか、それぞれ自分達の実際の経験をもとに、あんな考え、こんな考え … さまざまな「あるある考え」を出し合いましたが、その作業の中でも、自分の思考のそのまた背後の思考にも気付いていけると、そこから突破口が見えてくることを体験できました。

1つの事例に自分のケースを重ねてみて、出てきた自動思考を皆の力を合わせてそれぞれ広げて柔らかくし、どのように対処していこうか、そのヒントや糸口を出し合った後、更に今度は自分のケースに戻していき「自分の過去のケースだったらどうできそうか?何がトライできそうか?」をちょこっとイメージしていきました。

後半は先週に引き続き、「考え方のくせ」の後半を検討していきました。

「べき思考」と並んで、「自己関連付け」もみなさんのインパクトが強かったようでしたね。

今日のケーススタディでもそうでしたが、1つのケースの中でも複数の「考え方のくせ」が存在していることがあります。そのどれか1つでも「くせ」に気付いていけると、バランスのある考え方へと柔らかくしていきやすくなります。今日の経験が1つの糧になりますように!

 

今日は朝のコンディションシェアからそのまま<認知行動療法>をベースに紐解いていくケースもあり、ケーススタディの前に、更に本当に「今起こっている」ケースで認知行動療法のエクササイズができた1日でした。

 

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