ブログ

イラショナルビリーフのタイプ


こんにちは。

本日はまず人生すごろくゲームを行いました。ゲームが終わった後、ゲームを行いながらどういうビリーフ(考え方)と感情を抱いたか等についてシェアいたしました。

その時に絶対に勝たなくてはならない等、ねばならない、must等と考えると、ゲームをあまり楽しめないことや苦しくなってしまうことを確認しあいました。

次に論理療法の理論。

固定的なイラショナルビリーフには要求の方向性があります。自分自身に対する要求(私は~ねばならない)、他者に対する要求(人は~ねばならない)、世間に対する要求(世間は~ねばならない)があります。

自分自身がどの方向のイラショナルビリーフを抱きやすいか、こんなラショナルビリーフ(柔軟な考え方)で上手くできている等について、分かち合いました。

自分のビリーフの傾向を知る一助になったかと思います。

職場復帰後の人間関係

今日は職場復帰後の人間関係について考えました。

復職するときに「職場の人に休んでいた自分はどう思われているんだろう?」という疑問が頭をよぎることも多いのではないでしょうか。

こうした疑問は不安へと変わっていきやすいと思います。

今日話し合った中でも、「偏見があるかも」「理解してくれない人がいるかも」「(知らない人は)どういう人なんだろう?と思うかも」「仕事の評価とセットで判断されて肩身が狭くなるかも」「何か月も休みやがって!と思っているかも」「職場の人もどう対応したらいいか分からないかも」など、様々な意見が出ました。

こうした不安に対してどう対処したらいいか、についても話し合いました。

これらは自分の中で作り出したイメージなので、本当にどう思っているかは職場の人とのコミュニケーションの中で確認していくしかありません。

相手も対応の仕方が分からない場合も考えられるので、どう関わってくれたら嬉しいのかうまく伝えられるといいのでは、などと話し合いました。

具体的に復職のことを考えると、心の準備ができてくるようです。

 

 

 

ADHD治療薬について

皆様こんにちは、南浦和駅前 町田クリニックです。今日は最近一般にもよく知られるようになってきたADHD(注意欠陥多動性障害)の治療薬についてのお話です。

ADHDとは、「計画を立てたり優先順位をつけるのが苦手」「つめが甘くて最後まで物事を仕上げられない」「約束や用事を忘れる」などの不注意の症状と、「落ち着いていられない」「待てない」「つい余計なことを言ってしまう」などの多動・衝動性、どちらかまたは両方が小学校の高学年以前からみられて(ただし子供の頃に気づかれないことも多いです)、人間関係・学業・仕事での支障をきたしている場合に診断します。

治療薬には大きく分けると2種類あり、1非中枢刺激薬(日本ではストラテラが代表)と2中枢刺激薬(コンサータ)に分けられます。非中枢刺激薬であるストラテラは比較的ゆっくりとしかし着実に、注意・認知機能を改善し、時に睡眠覚醒リズムや気分・不安にもよい効果が出ると言われます。一方で中枢刺激薬であるコンサータは不注意や多動・衝動性に対する確かな効果と、学業・仕事面での改善実績、および即効性が実証されています。全世界でのADHD薬の約7割のシェアを誇るのもその確実かつ早い効果によるものと考えられます。

ここで気になるのは、中枢刺激薬であるコンサータの心血管系に与える影響です。心拍数や血圧がごくわずかに上がるという作用は報告されているのですが、長期連用したときに重大な心血管系へのリスクにつながるのかについて、これまで数多くの追跡研究がされています。結論にはばらつきがありますが大まかに言うと、「心血管系のリスクがない方にとっては、重大な(致死的な)リスクの増悪は認められない」「ただし、重大ではない変化、例えば一過性の不整脈、脈拍上昇やその他の症状の発症頻度はやや上がる」とう報告が大多数を占めます。

いかがでしたでしょうか。ADHDとは正しく治療すれば、生活や人間関係、学業や仕事での達成度が大幅に改善するものであり、「そういう性格だから仕方ない」と放っておくべきものではありません。薬の効果とリスクを正しく知って適切に使用すれば確実な治療効果が得られます。大人やお子さんのADHDでお困りの方は、どうぞお気軽にご相談くださいね。

子供の自分を褒めてあげる

火曜午前中の<自己洞察ワーク>、

4月中旬からスタートしました「シリーズ交流分析」。本日の9回目をもって最終回となりました。

スタートした頃に自宅近くに巣作りを始めたつばめが、卵を産み、ひな達を育て、もう間もなく巣立ちだな~という頃に、このシリーズも終了となり、ちょうど2ヵ月間となった皆さんと取り組んだ日々とぴったり重なり、ジ~~~ンとなった今日でした。

シリーズ後半では、どんどん自分の源泉へと遡り、ほろ苦い子供の頃の自分と向き合い、皆で解放を許してもいきました。みなさんお1人お1人の表情。。。忘れられないです。

シリーズの中で体感を持って「続けると違うんだ」という経験をされていくご様子を、とても嬉しく、とても眩しく拝見していました。

午後の<>では、

オーラソーマ®を使って、色を通して自分自身を思い出すワークをやりました。

今日は大人数でしたので、いつもの4本ではなく、1本集中で色と自分を見つめていきました。

ワーク終了後、撮影し忘れていたことに気が付き、撤収の際に「集合写真」をば☆

最初は「どうやって感じるの!?」丸出しで戸惑っていた方々も、回を追うごとに自分の内なる感覚を自然としっかりキャッチできるようになっていくのが面白くもあり、毎度すごいなぁ、と思うところです。

 

来週は第3週目恒例<アートヒーリング>です。

ココロのスイッチを作るもヨシ!

ココロの何かを解放するもヨシ!

自己主張大会

今日は午前中に生活習慣の中で運動について考える時間をとり、

午後は自己主張大会をしました。

例えば、「朝ごはんにはパン?ごはん?」などと2つの立場に分かれてディスカッションしてもらいます。その中で、自分の意見を主張しようというものです。

「自分の意見を相手に伝える。相手の意見をぶつけられる。」という体験をしてもらうことが目的です。

みなさん自分の意見を言うことと、相手の意見を聞くことのバランスがすばらしかったです。自己主張することで分かり合えることもあり、「そういう意見もあったんだ」と気づきも多かったようです。

自分の意見を言わないと分からない、聞いてみないと分からない。改めてコミュニケーションの大切さに気づくことができました。

 

自己主張 に対する画像結果

 

ビリーフについて

こんにちは。

 

本日のデイケアでは、まずは、トランプでババ抜きと神経衰弱を行いました。

ババ抜きでは誰がババを持っているんだろう?早く自分のカードがなくならないかな?ババがきてしまった際にも気づかれないようにどんな表情をしようかな?等と思いつつみんなで、楽しみました。また、神経衰弱では、どこにどのカードがあるかな?どのカードが開かれたかな?この数字は出たのにどこだったのか思い出せない等と頭を使いながら楽しみました。

後半は、論理療法。論理療法では同じ出来事があっても、誰もが同じ感情を抱くわけではない、ビリーフ(考え方)が感情を決定していると考えます。ビリーフには「ねばならない」「must」といった固定的なイラショナルビリーフと「好ましい」「better」といった柔軟なラショナルビリーフがあります。

まずは、ゲームを通じての考え方や感情についてそれぞれ振り返っていただきました。どんな考え方を抱きながらゲームを行ったのか?そんな時、どのような感情を抱いたのか等振り返りました。それぞれ、同じゲームを行っていながらも、違う考え方や感情を抱いていることを感じとっていただけたかと思います。

次に、論理療法のビリーフ(考え方・認知)について、普段の生活の中で抱いているラショナルビリーフについて振り返り、どのようなビリーフを抱くことで健康的な感情を抱くことができるか等について考えました。

そして、最後に論理療法の理論を振り返って終了。日常生活の中でもセルフヘルプの一助として、活用いただけましたらと思います。

すんごい自己紹介

リワークやデイケアでは新しい方がこられるたびにみんなで自己紹介をするのですが、今日は普通の自己紹介ではなく「すんごい自己紹介」をしました。

ただなんとなく「自分を紹介する」からもう一歩踏み込んで「何のために自分を紹介するのか?」ということを明確にした上で、コンパクトに伝えたいことをまとめてもらいました。

今日は特にビジョン型といわれる、自分のやりたいことや実現したいことに共感したり、関心をもってくれたり、応援してくれる人を引き寄せやすくなる自己紹介。

普段の自己紹介もとてもいいのですが、みなさんさらに個性的でツッコミどころ満載!思わず話しかけたくなるような自己紹介をされていました。

午後は、SSTで「自分の言いたいこと、言えてますか?」ということについて、ディスカッションしました。

 

 

 

人生を縛る禁止令(後編)

火曜午前中の<自己洞察ワーク>、ただいまシリーズで交流分析を実施中です。

今週は8回目。先週に引き続き、 人生脚本「 人生を縛る13の禁止令 」(後編)をやりました。

そして、禁止令から逃れる為、自分の存在を証明する為、駆り立てられるようにやらずにはいられない

5つの 「 ドライバー 」 のお話もさせていただきました。

今回がシリーズの中でも最も深いところを見つめていく回になりました。

どうして頑張り続けてしまうのか? どうして苦しい方を選んでしまうのか?

その一番の<源>は何だったのか、「ちょっとだけシェアを」と2・3分のシェアそれぞれが・・・ものすごく深い! さすが人生を作り上げてきた土台なだけあってお話が濃厚の極みでした。

拙くて、それでいて純な、子供の自分が必死になって作り上げた禁止令。シェアしてくださる皆さんの表情に、子供の頃の愛らしくてまっすぐな表情がうっすら重なって見えたような気がしたひと時でもありました。

午後の<>では、

自分自身の最も解きたい禁止令の呪縛を解き放つべく、アートヒーリングをやりました。

自分にしか描けない、自分自身の最も大切な<呪縛を解放させる>感覚です。

ぜひ、お部屋に飾ってみてくださいね☆

オーラソーマ®では、今週デビューされたお2人からも、とても大切なテーマをシェア戴きました。

どちらのテーマもドキっとするものでした。

(おおこれは!と皆で盛り上がったものの、画像を撮り損ねました。スミマセン。。)

目標設定

今日は久しぶりに目標設定を復活させました。

復職、転職、生活の質を向上させる…などなど。様々な目的を持った利用者さんたちが参加してくださっていますが、それぞれの目的に向けて、何を目標に掲げて何をするのか明確にしていくと一歩ずつでもそこに近づいて行きやすくなるのではないかと思います。

そして、今の自分にあった目標設定をしていくというのは、実はセルフコントロールにおいてもとても大切だったりします。

今日もそれぞれ目標や今の課題は異なりましたが、それぞれの取り組み姿勢は利用者さん同士、いい刺激になっていたみたいです。

午後はブレイン・ストレッチということで、頭の体操をしながらコミュニケーションのエッセンスについて気付きを得たり、ケースを使ってディスカッションしたり、二人一組で身体を動かすエクササイズをしました。

イラショナルビリーフとラショナルビリーフ

こんにちは。

本日のデイケアでは、まずは、アルゴというゲーム(相手のカードの数字を当てるゲーム)を行いました。みんなで、この数字が出たからこのカードはこの数字に違いない!等と推理しながら頭を使いながら楽しみました。

後半は、論理療法。ゲームを通じての考え方や感情についてそれぞれ考えていただきました。

そして「ゲームに絶対に勝たなくてはならない」等と固定的な考え方や「ねばならない」等と考えていることで苦しくなることを確認し合い、柔軟な考え方と比較いたしました。

論理療法では同じ出来事があっても、誰もが同じ感情を抱くわけではない、ビリーフ(考え方)が感情を決定していると考えます。

ビリーフには「ねばならない」「must」といった固定的なイラショナルビリーフと「好ましい」「better」といった柔軟なラショナルビリーフがあります。

そしてイラショナルビリーフからは不健康でネガティブな感情、ラショナルビリーフからは健康でネガティブな感情を抱くということを確認しあいました。

論理療法の考え方は日常生活の中でも活かすことができると思います。セルフヘルプの手段として使うことも1つかと思われます。

20170602105919