Dr'sコラム

~不安を受け入れる~

こんにちは、南浦和駅前 町田クリニックです。

今日は「不安を受け入れる」ことを「ACT」という視線からみてみたいと思います。

ACT:Acceptance and commitment Therapy とは、アメリカ生まれのいわば「第三世代の行動療法」と呼ばれるものであり、日本語でいうと「受容して、コミットする」という治療法になります。今までの心理療法、例えば「認知行動療法」などは「認知を変容させる」ことから行動変化を導くことに主眼をおいてきましたが、ACTでは「すべての体験~恐怖、不安、心理的痛みなど~をそのまま受け入れる」そして「自分が大切だと思う価値に向かって主体的に生きる」ことを重要なこととしています。

例えば、「仕事は誰にも文句をいわれないくらい完璧にしなければ」と思うあまりに職場でパニック発作をおこしてしまう会社員の方を考えてみます。彼・彼女には「仕事は完璧にしなければ」というとらわれ・こだわりがあり、「不安発作がおきたらどうしよう」という不安発作への恐怖と「発作がおきないようにしなければ」いう心理的回避がありますが、それらがさらに不安・恐怖と回避を生み、発作を増強させているという状態にあります。

ACTではここで、あえて不安をそのまま受け入れる、あるいはあじわう、不安を不安としてただ眺めている、という手法をとるのです。これにより徐々にですが、「受け入れる」ことをよしとする心構えがそだち、やがて不安発作そのものの軽減がみられ、最終的には発作があったことを忘れてしまうほどになります。

この「あるがままを受け入れる」という手法は日本古来の森田療法にも通じる方法ですが、単純なようでいて奥が深く、意外に有効でいろいろな症状に応用できますので、お悩みの方はどうぞ試してみてくださいね。そしてもちろん、困っている方は当院にお気軽にご相談くださいね。

本日のヨガです

こんにちは!

日焼け止めをガンガン塗っても日焼けしてしまうスタッフです(;’∀’)

何か良い対策はありますでしょうか?ありましたら、受け付けまでお願いします( ..)φ

 

連日猛暑&空梅雨でしたが、ついに梅雨明け宣言でましたね~(*^^)v

梅雨明けで気分はスッキリ、いざ夏本番へっ(^^)/

 

本日のヨガは

【逆転のポーズを目標に、コアとなる部分を鍛える】

・パールシュバコナアーサナの変形

・アルグチャンドラアーサナ

・サーランヴァシルシャアーサナ

・ヴァシスタマアーサナ

・プランクポーズ

などのポーズを行いました(*’▽’)

 

暑くて何もする気がしない…そこで頑張ってヨガをやってみたら、

少し意欲が湧くかもしれない!(^^)!ですので、皆さま、ぜひ参加してみて下さい(*^^*)

 

ココロのクセ2*良い事が悪い事にすり替わる

火曜午前中の<自己洞察ワーク>、

今週は認知行動療法よりココロの落とし穴を作る ” 考え方のクセ10” 第2回目です。

例によって自分でそのテーマのキャラクターを描く 「 外在化 」 もやっていきました。この画像に入っていない方のキャラも含め、それぞれの中で様々なイメージでその 「 考え方・ココロのクセ 」 は内在しているのですね☆

今日もそれぞれのキャラクター達と一緒に3つのココロのクセを理解し、過去の自分のケースに当てはめ、よりバランスのとれた考え方だとどうなるかを検討していきました。

特に今日ご紹介しましたココロのクセは、うつ状態になった時に非常に陥りやすい … 関連性のとても大きいクセでした。

今日は「おお!コレものすごくやってる!」の王冠マークがついた方、たくさんいらっしゃいましたねぇ☆

「あ!今ココロのクセが出たな! 」  「 あ!今〇〇〇(命名したキャラクター)がボン!と出たな!」と気付けるだけでも、その落とし穴にはまらず、自分で自分の首を絞める足かせが外れやすくなっていきます。

来週もココロのクセのご紹介と、前半の振り返りをやろうと思います。

(途中からのご参加、大丈夫です。)

午後の<>は第3週目恒例、アートヒーリングでした。

。。。すみません、画像、撮影し忘れました(泣)

今日はアートヒーリングデビューをされた方が5人いらっしゃり、皆さんご自身の内側と繋がりながらそれぞれのスイッチを描き落としていかれていました。

いつもと違った皆さんの無心なお姿が、とても印象的でした☆

大切なココロのスイッチ。どうぞお家に飾ってみてくださいね(^-^)

見方を変えること、ラショナルビリーフの確認

本日のデイケア。

まずは、「あるなしクイズ」を行いました。

答えを当てようと必死で法則を考えたり、見方を変えたり、なかなか答えが分からないとイライラしたり・・・もっと「あるなしクイズをやりたい」との意見により、急遽2問追加!みんなで頭を使いながら楽しみました。

次に「ババ抜き」を行いました。

ババがきた時の気持ち、ババを相手にひいてもらった時の気持ち、あがった時の気持ち、なかなかあがれない時の気持ち、ババがあることがバレてしまった時の気持ち・・・

クイズとゲームを通じて、自分の感情に着目していただきました。

日常生活の中でなかなか目を向けることの少ないと思われる感情。そのような中で自分は今、どのような感情を抱いているか等について、敏感になることで、自分がどのような場合にどのような感情を抱きやすいのか等の傾向を把握することができるかと思います。

 

最後に、論理療法の原理を用いて、自分のビリーフと感情を振り返っていただきました。

論理療法では、出来事が感情や行動の決め手となるのではなく、ビリーフ(考え方)が感情や行動の決め手となると考えます。

論理療法のビリーフには、イラショナルビリーフ(固定的、~ねばならない)とラショナルビリーフ(柔軟、~の方が好ましい)があり、イラショナルビリーフからは、不健康でネガティブな感情、ラショナルビリーフからは健康でネガティブな感情を抱くとされております。

そして、ある出来事に対する自分のラショナルビリーフを考えていただき、分かち合いました。

 

ラショナルビリーフは、他の出来事が起きた際にも応用して使うことができるかと思います。気持ちがすっきりしない時等に、他の出来事におけるラショナルビリーフを思い返すことで、ビリーフの変化のきっかけにもなるのではないでしょうか?

 

自分のビリーフを振り返ることで、セルフヘルプにもつながるかと思います。

グループ・プレゼン「この暑さを何とかしてください。」

今日はグループ・プレゼンを行いました。

テーマは「この暑さを何とかしてください」というざっくりとしたもの。

それ以外のルールや制約は一切なしで、グループで話し合い、暑さ対策についてプレゼンしてもらいました。

実はこの曖昧なテーマというのは意味があって、仕事をしていると曖昧な指示の中で動かなければならないことがあります。また、抱えている仕事や課題が曖昧になっていることで問題が生じることがあります。

こういった場合、自分が何をするのか、どういう状況で何が問題になっているのか、具体的に把握することが解決の一歩につながることがあります。

そして、これはセルフ・コントロールでも同じことが言えます。「なんかモヤモヤする」「なんとなくやる気がわかない」「どっかストレスに感じる」などなど。このときに、どういう状況なのか、自分の本当の気持ちはなんなのか、自己理解を深めることが大切です。

仕事をすることと、セルフ・コントロールすることの本質は同じではないかなと思っています。

今日話し合った、ワークを通しての気づきです。

7/12(水)の英会話クラス

今日の午前は、ジェイソン先生との英会話クラスでした♪
日常英会話を楽しんだあとに、「好きなこと(もの)、きらいなこと」というトピックで意見を出し合いました。
次に、「ポジティブな表現とネガティブな表現・その表現を使ったアクティビティ」について参加者みなさんから具体的な例をあげていただきました。
今日の活動で、英語の表現力が増えたのはもちろんですが、感情や意見、他者とは異なる意見を表現するという練習にもなったと思います。
みなさん、はじめは遠慮がちでしたが次第に自信をつけて笑顔も多くなり、積極的に発言されているのが印象的でした。
ご興味のある方はぜひジェイソン先生のクラスにご参加くださいね。

ココロのクセ<その1>

火曜午前中の<自己洞察ワーク>、今週から認知行動療法より

ココロの落とし穴を作る ” 考え方のクセ10” が始まりました。

知識として「ふ~ん」と聞き流すのではなく、自分の経験を重ねて洞察し、今後このクセにハマりそうになった時に上手にコントロールできやすくするための「外在化」ワークも入れていきました。更に、具体的な「よりフィットした考え方」のアイデアも検討しました。

(撮影の為に改めてコレを見ていたら浮かんだ名前が「ジログロ」に変わる。。)

時間の関係で割愛しようと思いつつ、最後にちょっとだけ皆さんのキャラクターをシェアしていただいたのですが、やっぱりすご~くオモシロ深かったですね! 来週はやはりちゃんと時間をとってシェアしようと思いました。(例によってシェアの「パス」も勿論アリです。聞くだけのご参加でも大丈夫!)今日忘れてしまった集合写真も撮りましょう☆ このコもぜひお仲間に入れてやってくださいね♡

今週は初回だったのでワークの仕方の説明をゆっくりしたこともあり、2つのご紹介となりました。来週はうつ状態の時にとても関連のあるココロのクセとも向き合います。

そのココロのクセ。一人じゃないから皆と一緒に深刻にならずに検討していけるのですね。途中からのご参加、大丈夫です。

午後の<>は
オーラソーマ®を通して、自分に自分自身を与え戻していきました。

今週はクリア/レッドのボトルが大人気!4人?5人?の方のココロにひっかかりました☆

最後はマインドフルネスで締めました。今週は卓球台とパーティション全撤去状態でできましたので、今までで一番スペースを広く取れました♪

来週の午後は、第3週目恒例<アートヒーリング>です。

ココロのスイッチ、作っていきましょう!

※午前中のみのご参加、午後のみのご参加、どちらも大丈夫です。

夏バテ予防と早口言葉リレー

今日もとっても暑く、夏!という感じでしたので、生活習慣プログラムで、夏バテ防止についてみなさんと考えました。やはりいい生活習慣を送ることが何よりも大切ということに尽きるのですが、今日は特に食事について。夏バテに効果のあるレシピを紹介し合いました(写真を参照)。

特に気になるのはその名も『怪味ソース』!

甘い、すっぱい、しょっぱい、辛い、コクといろんな味がして不思議、かつ何でも使える万能ソースとのこと。試してみたくなりました。

 

午後は、早口言葉リレーをやりました。

緊張しやすい状況において、どうセルフ・コントロールをするのか、話し合いました。

自分の心の動きに気付き、感じていること、考えていることを受容し、その上でどう対処するのか。この3つのプロセスの大切さを体感することができました。

 

自分の抱いているラショナルビリーフは?

本日のデイケア。

まずは、「あるなしクイズ」を行いました。

ある方に注目したり、法則を探したり・・・なかなか答えが分からないとイライラしたり、他の人が答えを導き出してくれると安心したり・・・クイズを行いながら、自分の感情に着目していただきました。また、「あるなしクイズ」は見方を変えることで、答えが導きだされることもあります。そこから、あらゆる方向から見てみることや、見方を変えることで、新たなことが見えてくること等について確認しあいました。

 

論理療法のビリーフには、イラショナルビリーフ(固定的、~ねばならない)とラショナルビリーフ(柔軟、~の方が好ましい)があります。

次に、出来事と自分の抱いているラショナルビリーフについて分かち合いました。

ラショナルビリーフは、他の出来事でも応用できること、他の人が発言されたラショナルビリーフを自分の生活の中でも活かすことができること等について、確認しあいました。

 

論理療法はセルフヘルプもできますし、ラショナルビリーフは様々な出来事で応用することもできると思います。

気持ちが苦しくなった時等に、イラショナルビリーフをラショナルビリーフに変えてみることも1つかと思います。

 

コミュニケーションのスタイルと雑談

今日はチェックシートを使ってコミュニケーションのタイプを調べ、誰がどのタイプなのか予想し合いました。

自分で思う自分と、他者から見た自分のギャップに、「周りからはそんな風に見えているんだ」と様々な気づきがあったようです。

彼を知り、己を知れば百戦して危うからず。自分を理解する枠組み、相手を理解する枠組みがあると、人間関係を良くしていくヒントになると思います。

午後は雑談のロープレを行いました。

普段何気なくしている雑談ですが、復職直後は「どう思われているんだろう?」などということが気になり、緊張したりするものです。

そこで、実際にロープレをしてみると…

やる前の「緊張したらどうしよう」という不安よりも、実際に「緊張しているなぁ」と実感するほうが気持ちが楽だと分かったり、緊張したり居心地が悪くなるのは自分だけじゃない、ということが分かって気持ちが楽になったり、心の準備につながったようです。