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コミュニケーションの醍醐味

今日は個人プレゼンで『ゾッとする話』をやりました。

怪談をはじめとするゾッとする話をして、涼を楽しんだわけですが、みなさんものを使ったり、声の強弱や効果音をうまく活用して表現を工夫されていました。

普段、何気なくしているコミュニケーションですが、相手に伝えようと精一杯表現して、それが伝わったなぁという実感を得たとき、「楽しい」とか「嬉しい」とか「ホッとする」といった様々な体験をします。それがコミュニケーションの醍醐味と言えるのではないでしょうか。

今日はゾッとする話でしたので刺激も強かったみたいですが、、みなさんコミュニケーションを楽しまれていました。

ココロのクセ4*すべきがすべて

火曜午前中の<自己洞察ワーク>、
今週は認知行動療法よりココロの落とし穴を作る ” 考え方のクセ10” 第4回目です。

今回は皆さんが最もハマっていると言っても過言ではない 「 べき思考」も検証しました。

この「~すべき」「~であらねばならない」を、自分自身にも他人にもたくさん向けすぎてしまうと、必要以上に罪悪感、嫌悪感、裏切られ感、がっかり感 … ほか様々なネガティブな感情を持つことになってしまうのですね。。

厄介なのは、自覚がないこと。周りの人達に関しては、そうだよねぇ・・・な~んて客観的に認識できるのに、自分自身のことになると、あまりに設定基準が高すぎることにトンと気が付かない。

「 私は自分に甘いの。人にも優しいよ。でもさ、最低コレくらいは~ 」。。の、「最低」は「フツー」だったり「常識的に」だったり、いろいろ表現があるのですが、この設定が全然最低どころじゃない、天より高くなっていたりするのですよ、コレが。でも気が付かない。。

ココロにべったり「べき思考」が癒着してると、さぁ大変!

 「 いえ、普通ですから。」 ここが落とし穴☆

「べき」にまみれてしまっていると、本当に自分の姿が分からない。発言も、感情も、行動も、み~んな「べき」が土台になっていたら … 大変ですよね。

ワークが終わった途端に 「 ケーススタディ」のように典型的な「べき」の姿をナチュラルに披露して下さる方がいらっしゃり、みんな勉強になりました。やっぱり仲間っていいですね。ここってリアルタイムで検証できる本当にとっておきの機会なんだな、としみじみ感じた次第です。

こうして1つ1つ体験して、気付いて、バランスを身に着けて、ラクになって、また練習して、シェアをして、お互いに学び合って、更に身に着けて。。。繰り返し、繰り返し、繰り返し、繰り返し、バランスの感覚が自分のものになっていくまでここでしっかりとやっていきましょう!

来週はラスト2つを検証します。そこからまた1つワークをする予定です☆

(途中からのご参加、大丈夫です)

午後のでは、
オーラソーマ🄬を通して自分の内側を見つめました。

来週は個人のワークをやろうと思います。

午前も午後も、またまたタイミング逃して終わってから慌てて撮影。。

1ヶ月の振り返り

今日は7月最後の月曜日ということで、一ヶ月間の振り返りを行いました。

デイケア&リワークなど様々な活動を通して得たもの、感じたことも振り返らないと忘れて行ってしまうので、少しでも定着してくれたらいいなと思って続けています。

7月のよかった出来事一覧です。

これらを中心に振り返りを行いました。

その中で印象的だったのは、「日常の中にもヒントが落ちているんだな」という一言。他の方が日常の出来事から、セルフ・コントロールに役立つ気づき得たという話を聴いて、そのように思われたそうです。

セルフ・コントロールは日常の中にヒントが落ちていますし、そうして得た気づきを日常の中で実践して役立てていけるといいですね。日常に役立つリワークにしていきたいと思いました。

 

自己受容

こんにちは。

本日のデイケアではまずは、クイズを行いました。みんな真剣に考えているにも関わらず、なかなか答えが出なかったり、連続して正解する方がいらしたり…。

終了後、何で答えがわかったんだろう?わかった人はすごい等と感想を分かち合いました。そして、みんな同じようにクイズをしていても違う感情を抱くことを確認しあいました。

次に論理療法のワーク。本日は論理療法の目標である健康な人間になること!に焦点をあてました。

論理療法では精神的健康な人間の指針として12指針(13指針)あげております。

その1つに自己受容というものがあります。

自己受容を実感すべくワークとして自分の性格や行動傾向について考えていただきました。そして考えていただいたものの数で大きな円を等分し、等分した枠の中に1つずつ記載いただきました。

この円を見て、感じたこと等を分かち合い、自分には色々な面があること、そんな自分を受け入れていく必要性について分かち合いました。

人には色々な面があります。○○ができるから良い、○○ができないからダメ等と条件をつけずに、様々な面のある自分を自分として受け入れていくことが必要かと思われます

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ギネスに挑戦とSST

今日は月末恒例の『ギネスに挑戦』でした。

ギネスに挑戦したことがある人は当院には誰もいないので、全くの未知の世界です。知らないことがいっぱい。今日はみなさんで協力して情報収集しました。

それを特性要因図(フィッシュボーン・チャート)に使ってまとめました。

今回で様々な情報が得られたので次のステップに進めそうで、楽しみです!

午後はSSTで「ダメだし(=叱られる、注意される、否定や批判をされる)の対処」について考えました。感情の意味と思考の癖を理解して、自分の気持ちに寄り添った対処をみなさんとディスカッション。

みなさん真剣に取り組まれていて、ディスカッションに花が咲きました。

 

ここでやった内容を日常生活に活かしていきたいですね。

ココロのクセ3*いつでもお先まっ暗

火曜午前中の<自己洞察ワーク>、
今週は認知行動療法よりココロの落とし穴を作る ” 考え方のクセ10” 第3回目です。

皆さんの「外在化」 … キャラクタライズがメキメキ上手になってくるのを感じます☆

「絵が上手になる」という事ではなくて、回数を追う毎に、自分の内側にある感覚がどんなものかを端的に的確に掴めるようになっていく皆さんのご様子に、皆さんのレジリエンス(しなやかさ、回復力)の可能性をとても感じる次第です。

今日が初めての方も3名様いらっしゃいましたが、他の方のを見様見真似で作業をしている内にコツを掴んでいらっしゃるご様子でした。周りの方々が教えていらっしゃるのもまた微笑ましく(^-^) 人に伝えることは、そのまま「自分自身の復習」にもなり、相乗効果があって尚Good!

わきあいあいとしながらも、

「 私のケース 」を検討する時には、さすがに皆さん真剣です。貴重な振り返りの時間☆ ぐっと集中していきます。

また、考え方のクセ→しなやかにバランスを持った考え方に「もどしやすくする」コツもお伝えしました。来週も引き続きワークできたら、と思っています。

来週からは本格的に後半に入りますね。前半でやったことも引き続き意識を構築しながらワークを続けていきましょう!

*途中からのご参加、大丈夫です*

 

午後の<>では、

オーラソーマ🄬を使って、4本目に選んだボトルとその色を通して
「 将来の自分へ 」 お手紙を書きました。

 

便箋も、封筒も、選んだ色をのせた自作です。

自分の気が付いていない自分にも出会えましたね。今の自分が将来の自分へお手紙を書いているはずなのに、将来の自分が今の自分へメッセージをくれているような感覚になった方もいらっしゃいました。

自分にとって「大切なその時」に、どうぞ今日のメッセージ … 封を開けてみてくださいね。

復職準備チェック

今日は復職準備チェックリストを使って1ヶ月の振り返りを行いました。

毎日の振り返りの中でも「○○に気づきました」「こんな変化がありました」ということは話してくださっていますが、チェックリストを使って振り返ることで、より今の自分を客観的に把握することができると思います。

点数の変化も大切ですが、それ以上にどのように自己評価するか、ということがとても大切だと思っています。落ち込んでいるときや調子が悪いときは、「自分ダメだ」と自責モードになりがちです。

そのモードから早く抜け出して、「そんなこともあるよね」「そうはいってもがんばってるところもあるよね」などと自分に対しても受容的に受け止められるようになってくると、気持ちが楽になるのではないかなと思います。

午後は、ケース・スタディと人狼ゲームをしました。バレるのではないか、というドキドキ感だったり、うまくごまかしてやり過ごす安心感だったりいろんな感情を味わえるようです。

楽しく盛り上がりました。

(※写真はイメージです)

リワークフォローアップ*開始しました

今日から当クリニックのリワーク・デイケアプログラムに参加されたことのある方を対象とした

リワークフォローアップ が始まりました。

復職を果たした方々が集まって、実際に職場に戻って体験したあんな事・こんな事をシェアしていきます。

今日は初回ということもあって、皆さん久し振りの再会! 盛り上がる中、近況報告だけで終わってしまいました。それでも、近況の中にあった復職後の意識ポイントについては皆で共有したり、しっかり再確認できましたね☆

皆で過ごしたこの場所を出て復職をした後も、それぞれが、それぞれの場所で、様々な想いをしながら踏ん張ってやっているご様子をお互いにシェアできた事で、「ひとりきりじゃない」を実感できたご様子でした。

そうですよね。現役でリワークをやっている頃は、毎日仲間がすぐそばにいた。同じ立場や境遇の人達と不安も希望も分かち合うことが簡単にできました。

ですが復職した後は、今まさに自分と同じような時間経過と状況にいる人がすぐ傍にいるとは限りません。孤独を感じやすかったり、孤軍奮闘しているような気持になったりしがちです。

またまた焦りが出てきてしまったり、しっかりやろうと思い過ぎる落とし穴に陥りそうになったり。。

表面的な細かな状況はそれぞれですが、根本にある大切なポイントは皆同じ。

初回の今日はすっかり同窓会のような雰囲気で、なんだか今年の初めの頃にちょっぴりタイムスリップしたような気分になりました。ですが、出てくる話はやはり最もリアル! まさに「今目の前にある課題」を通して分かち合いました。

 

休職中どう過ごすかはとても大切ですが

復職した後しばらくは、もっともっと大切です!

更に継続的にサポートさせていただければと思います。

 

間もなく復職を控えている方もご参加いただけます。今日もそんな方のご参加がありました。

復職を果たした方への質問ができることも魅力の1つですね。現役/復職者の質疑応答のやりとりの光景を見ていた時にも、改めて「スタートさせて良かったな」と思った次第です。

月に1回の開催、来月は8月19日を予定しています。(時間が午前中に変更となっています)

引き続き、再確認をしながら一緒に進んでいきましょう☆

 

イラショナルビリーフからラショナルビリーフへ

本日のデイケア。

まずはトランプでババ抜きを行いました。今までは3人あがったら終了等としておりましたが、一度、全員あがるまでやってみようとの話になり本日、初めてチャレンジしました。

最後の1枚になってなかなかペアになれずもどかしさを感じつつも、1人あがると連鎖するように次々に終了!無事に全員あがるまで行うことができました。

終了後、ババ抜きをやった際の気持ちや考え方を分かち合いました。

次に論理療法のワーク。論理療法では、出来事が感情や行動の決め手となるのではなく、ビリーフが感情や行動の決め手となると考えます。

そして、論理療法のビリーフには、イラショナルビリーフ(固定的、~ねばならない)とラショナルビリーフ(柔軟、~の方が好ましい)があり、イラショナルビリーフからは、不健康でネガティブな感情、ラショナルビリーフからは健康でネガティブな感情を抱くと考えられます。

本日はビリーフに焦点をあて、ある出来事からイラショナルビリーフをあげていただき、ラショナルビリーフに変えるということを行いました。そして同じ出来事でもビリーフを変えることで感情が変わるということを確認しました。

このように論理療法ではセルフヘルプもできます。何かしっくりこない時には自分のビリーフや感情を振り返ってみることも1つかと思います。

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どう受け止めているか?

今日は「的当て」というグループワークを行いました。

見えない的に向かって玉を発射し、何点取れるかを競うゲームです。出題者の心理を推測しながら、また他のチームの情報を参考にしながらどのマス目にどう玉を発射するのかという戦略が要求されます。

様々な戦略を練り、グループのメンバー間でコンセンサスを得た上で射撃するわけですが、思ったように点数が取れなかったり、取れたりします。その結果をどう受け止めるのか。

そして、チーム間で競いあったので、勝ち負けが出てきます。その結果をどう受け止めるのか。

「勝ったけど、最後はもう少し考えたほうが楽しめたのでは」と思う人もいれば、「負けたけど、自分たちなりのスタンスを貫けたので良かった」と思った人もいました。人それぞれ様々な受け止め方をされたようです。

午後は、SSTで職場復帰後の挨拶を一人ずつしてもらいました。

みんなの前でやるので、とてもいい緊張感のもと、リハーサルができたと思います。そしてメンバーからのいいとこ探しの感想をもらった後に、カウンセラーからまさかの「ダメ出し」をしていきました。

実は今回のワークの本当の狙いは「ダメ出しをどう受け止めているか」を振り返ることでした。職場では注意されたり叱られたりすることもありますよね。その対処についてこれからみなさんと考えていきたいわけです。

今日の参加者さんがどのように受け止めたのかをまとめたのが下の写真です(見にくくてすみません)。

みなさん率直に自分自身の体験を振り返っておられました。

今日は午前も午後も、状況や相手の発言を「どう受け止めているか」が大切なテーマとなった一日でした。