ブログ

CBT*考え方を広げるアイデア集合!

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<認知行動療法>では、最近幣リワークにご参加され始めた方も多かったため、
認知行動療法の基本もお伝えしつつ、
「考え方を広げよう」というテーマで
「認知再構成法」という手法に取り組んでいきました。

まずはストレス場面の全体を見渡す(アセスメント)の大切さを確認し、
その中でも肝となる最も強い感情を引き起こした「 ホットな思考 」 にターゲットを絞り
その考え方を広げていく・柔らかくしていくヒントやアイデアの数々を
意識の中に入れていきました。

みなさんにとって今日一番の「意外や意外」な収穫は、
どうやら 「 ミラクルが起こったら 」 のヒントだったご様子です。

ストレスが強くなっている時に
気に病んでしまうくらい悩んでしまっている時に
「ミラクルどころじゃないんだよ!」

… と思うのは自然なことですよね。

ところがところが … の話をさせて戴く中で
これがただの気休めではない、バランスを戻す効果がしっかりあるのだな、ということを
ご理解いただけたようで何よりです。

考え方のクセに気付くだけでも 大きいです。
考え方を広げるヒントから「ああ!」と気づけることも大きいです。
まだまだあったフレーズの中も、ご自分にとって使い勝手のよいものを身に着けていけるとラクになりそうでしたね。

 

来週は、本日取り組んだアイデアを実際に使えるようになりましょう!

どなたかにモニターさんになって戴いて、
「認知再構成法、実際にこうやって使うんですよ~」をデモンストレーションしながら、
みんなでケーススタディをしていきます。

みなさんは、オーディエンス 兼「天の声♪」。
「天の声」として自由に発想を広げていきましょう。

既に決まっている基幹テーマは
「休職状態の長期化で焦ってしまう」。
そこに実際のどなたかのリアル(現実)を乗せて検討していきます。

「見てるだけでもいいなら参加したい」
もちろんOKです!

ひとりだけで考えていると辛いですよね。
認知行動療法のことをまだ全然知らない・触れたことがなくても大丈夫です。

自分だけじゃないんだな、と感じながら、
みんなで考え方を広げていきましょう。

 

自分を思いやるこころ、自分を支えるこころ

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は「自分」に対する受け止め方を考えるテーマでした。
前半は、自分を思いやる気持ち、後半は自分を支える心について考えてみました。

日ごろ、自分に厳しくすることには慣れている人が多いのではないでしょうか。
対人関係や、目標達成、様々な場面で、私たちは大きな努力を強いられます。
苦しくても、つらくても、自分を鼓舞し、エネルギーを振り絞ってがんばっています。

その根っこには、ほかの人や社会から受け取った「価値基準」があるかもしれません。
その基準にそって自分を評価することで、自分の存在を認めようとする。
その繰り返しが永遠に続くのでは、いつか私たちは疲れ切ってしまうかもしれません。

前半も後半も、今日のテーマは難しいと思った方が多かったですね。
私たちがいかに自分とつきあうのに苦労しているかを表しているように感じました。
スッキリしないことに頭を使って、もやもやしたまま帰るのは、なんと居心地の悪いものでしょう。

でも、正解なんてないのかもしれません。誰かにとっての答えは、その人の答えでしかありません。
もしかしたら、答えのでない答えを、ずっと考え続けていくのかもしれませんね。

追記:来週2月24日(水)の午後は、復職間近の方の卒業発表があります。
経験者のプロセスをうかがえる絶好のチャンスです。ぜひ、ご参加ください。
個別フォローアップは、卒業発表の終了後になります。
状況によってお一人当たりの時間が短くなることもありますので、ご了承ください。

骨盤まわりをゆるめる

こんにちは。

南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

本日のヨガは骨盤まわりをゆるめるヨガをしました。

デスクワークなどで長時間座っていることで骨盤まわりの筋肉がこわばります。

運動不足、筋力の低下によって骨盤内の筋肉がアンバランスになったり、血流が悪くなったりすることで、月経通やPMSなどを招いてしまいます。

本日はスクエアポーズ、バッタコナアーサナ、プラサリータパドッタナアーサナ、スプダヴィラアーサナなどを取り入れました。

ご自分の体の状態を確認しながらヨガでケアしてあげてください。

アドラーの言葉より

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

今月の<自己洞察ワーク>では、自己肯定感について取り組んでいますが、
今日は心理学者であり精神科医のアルフレッド・アドラーが残した言葉から

いまの自分の助けになるフレーズを
取り入れていきました。

フロイトやユングと並んで「心理学の三大巨頭」の一人として高く評価されてきた存在のアドラー。
バウンダリー(ココロの境界線)の概念にも触れるフレーズがそこここにありましたね。

 

アドラーが伝えたことを表面的にだけ拾っていくと
「グサっとくる部分もあって辛い」というお声もよく耳にすることがあるのですが

今日はその神髄の理解を通して「ああ、そういうことだったのか」と
和解できた方も複数いらしゃったようでした。

今日はこんなに「アドラーとの和解」がテーマになるとは想定外だったのですが

これって皆さんの中の「長年かつ根深いブロックとの和解」でもあるなぁ … と
お話をお聞きしつつ、ココロの中でにっこりしていた筆者でした。

 

「目的論」という視点にちょっとシフトしてみたら
「すでにある自分のちから」に気付けた方もこれまた複数いらっしゃったご様子。
気付くって本当に大切ですね!

 

次回(来週は祝日でおやすみです)は、
アドラーつながりで、これまた自己肯定感(の低さ)とも関連の深い
「 劣等感 」 について取り組んでいく予定です。

苦みをマリネして栄養に☆
上手な活用のしかたと、栄養にならないただの苦みとの識別力を身に着けていきましょう。

午後の<ソーシャルスキルアップマラソン>では、
「 褒められた時の反応のしかた 」
について皆で取り組んでいきました。


今日はハートの上(表面スキル)の部分と、真ん中(認知・考え方・気付き)の部分が
盛りだくさんでしたね。

次回も皆さんの日々の中の「困ったなぁ」を題材に
ロールプレイを入れながらやっていこうと思います。

ストレスーセルフケアのすすめ

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、私たちの心身の調子に大きな影響を与える「ストレス」について、基本的なところを考えてみました。
毎日の生活にストレスはつきものですが、自分でなんとかできると思えば、それほど恐れるものでもなくなります。

ストレスと一口で言っても、実は、2つのことを混乱している可能性があります。
1つは、ストレスを発生するもとになる「ストレッサー」。いわゆる、ストレスの原因ですね。
もう1つは、そのストレス源からの刺激を受けて、私たちに生じる「ストレス反応」。心身の不調や行動、考えなどに現れます。

ストレッサーは、自分の外側で起こる出来事や事実、環境ですから、存在そのものがストレスになるとは限りません。
だから、同じ出来事でも、人によって、ストレスを感じる人と感じない人もいれば、その強さも様々になります。
では、人によって何が違うのかというと、そのストレッサーをどう受け止めるかが違うわけです。

ストレス反応は、たいていは嫌なものですから、なかなか客観的には見れないものです。
でも、何が原因になって、どういう反応を引き起こしているのかを区別して、
その間で、自分がどういう受け止め方をしてるのかを理解することがストレスマネジメントの出発です。

私たちは、受け止め方を選ぶ自由をもっています。
この自由を使って、自分のストレスをマネジメントできる感覚、主体的なコントロール感を取り戻す感覚を身につけましょう。

まず、日ごろの自分とは違うな?という、ストレスのシグナルをみつけることが大切です。
チェックリストをみていくと、体に出やすい人、行動に出やすい人、気分などのメンタルに出やすい人、いろいろな特徴をみつけられました。

月に1度のなんでもトーク

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワーク・デイケアのご報告です。

今日は月に1度(第2土曜日)のフリートーク「なんでもトーク」を実施しました。

・平日にはなかなかリワークに来られない方
・プログラム中にはお話しきれないことを吐き出したい方
・ふと思ったことを誰かに話したい方
・「こういう時、みんなならどうするの?」をきいてみたい方

「なんでもトーク」ですので、テーマは本当になんでもOK!
一見、自分とは関係なさそうなテーマなのに、
意外や意外、それぞれのお話の根底に
自分用にカスタマイズして持ち帰れる「お土産ポイント」があったりして
本当に面白いですよね。

今日もみなさんから様々なお話をお聴きすることができました。

ストレスケア・アートセラピー

こんにちは。

南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

 

「ストレスケア2」では、前回同様に視覚、聴覚、体感覚、言語を使ってストレスを軽減する取組みについて考えました。

嫌な出来事を思い出した時のことを詳細に思い出していき、その感覚を別のものに置き変えていきます。

例えば、ドスの効いた低い怖い大きな声で「ばかやろう!」と聞こえたなら、その声の質、スピード、大きさを変えてみるのです。

そうすると、思い出した時のストレスが軽減していることに気が付きます。

姿勢や目線を変えるだけで、悲しい気持ちが減ったのを実感したとの感想がありました。

 

午後は、アートセラピーで、あらかじめ線が描かれている紙に色を塗ったり、線を足して別の絵柄にしたりして作品を仕上げました。それぞれの個性、世界観が表現されている作品ばかりでした。

また、川柳にも挑戦しました。

人間関係についての川柳では、笑いもあり楽しく詠むことができました。

 

※金曜のグループワーク人数によっては内容を変更する場合がございます。

罪悪感と恥-隠したいのは自分?行動?

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、感情を理解するシリーズとして、「罪悪感」と「恥」を中心に取り上げました。
罪悪感や恥ずかしいという気持ちは、最初に生まれた感情を、自分がどうとらえているかが加わって生まれてきます。
この2つの感情には、自分への否定的な判断がかかわってきます。
だからこそ、そういう自分を人の目から隠したいという思いが湧いて、孤独を強めていくという悪循環を生む可能性があります。

同じシチュエーションでも、罪悪感を感じる状況や理由は人それぞれでした。
一人で抱えていると、自分を否定する気持ちは大きく、硬くなっていきます。
ならばいったん、明るいところに出してみましょう。きっと、少し軽くなるはずです。

自分の存在にかかわる思いだけに、話を進めていくと苦しくなったり、辛くなったりする方も多いプログラムです。
今日も、たくさんの方がそれでも一生懸命、自分の思いを知ろうと、向き合っていらっしゃいました。

隠したい思いは、「自分だけじゃない」「それほど重大な事か」をキーワードにすると少し楽になります。
共感してくれる人、信頼できる人に、まずは話してみませんか。

自己肯定感を高めるために今できること

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

今月の<自己洞察ワーク>では、自己肯定感について取り組んでいます。
今週は「 自己肯定感を高めるために いまの自分ができること 」を検討していきました。

・誤解をクリアにする
・環境
・意識
・3ステップ
・増やす
・ことば
・しないようにすること10

上記それぞれの「カテゴリー」の中にも、更にたくさんの項目がありましたが
全部を意識する必要はありません。

いまの自分が
無理しなくてもできること

を、いくつかココロにとどめていければ十分です。
今日は自分にとっての「マイ ベスト」も選んでみました。

午後の<ソーシャルスキルアップマラソン>では、
「クレームを入れる」をエクササイズしていきました。
今日はバウンダリーもテーマになりました。本当にバウンダリーは大切ですね。

次回もその時のみなさんのお困りごとをもとに
ロールプレイを実施していく予定です。

後屈のポーズ

こんにちは。

南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

本日のヨガは後屈の練習をしました。

後屈は肩こりを解消、自律神経の改善、腰・背中の柔軟性を高め、背筋が強くなり、姿勢改善にも繋がります。

デスクワークに多い猫背の方には胸を開くことがとても必要です。

後屈のポーズで胸を広げることで、胸の周辺の交感神経が刺激され、気持ちが前向きになったり、やる気がでたりする効果もあります。

今日はスフィンクスポーズ、アザラシのポーズ、ウルドゥバダヌラアーサナなど練習しました。

腰痛持ちの方は無理をしないようにして下さい。