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職場復帰プランのススメ

みなさん、こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は復職支援プログラムということで、職場復帰プランについて説明しました。職場復帰プランとは、いつ復職し、何時間勤務からスタートし、復職後のサポートをどのような体制で行なっていくのか、職場と話し合って決めていくものです。

しっかりプランを立てる組織もあれば、そうでない組織もあります。しかし、プランを立てたほうが、ご本人も職場も安心して勤務できるので復職がスムーズに行きやすいです。復職プランを立てていく上で必要な情報をお伝えし、職場に確認したほうがいい質問リストを作成しました。

復職調整期に入ってからではなく、なるべく早いタイミングで確認できたほうがスムーズに復職の準備ができると思います。

午後はケース・スタディを行ないました。復職後に起こりやすい「プレッシャー」と「焦り」のケースについて。午前中の内容を振り返りながら、ディスカッション。

みなで話し合い、復職に向けて必要な準備について確認することができました。

ドラマセラピー”宝物との対話”

子ども時代の自分の宝物はなんだったでしょうか?

今月の「初めてのドラマセラピー」では、自分が子どもの頃に大事にしていた宝物を思い出していただき、それと対話をしてみるという事を行いました。

宝物と言っても、「もの」であるとは限りません。

大事な「空間」であったり、「場所」であったり、、、

なんでもOKです。

ある参加者の方は「おばあちゃんがいた朝のリビングルームでの時間」だと口にされました。

どうやって「空間」や「場所」になって対話をするんだろう?!

そう思われるかもしれませんが、大丈夫です!

ドラマの世界ではなんでもあり!

できない事は一つもありません。

ご本人に「その時の朝のリビングルーム」になっていただき、小学校時代の自分と、おばあちゃんに語りかけてもらいました。

さらに、役割を交代して、別の人が「朝のリビングルーム」になり、小学校時代の自分になった当人と対話を持っていただきました。

「ああ、あの場所も空間も、二度と戻ってこないと思っていましたが、そんなことありませんでしたね。久しぶりに会って、話せて、なんだか胸がいっぱいです。」

「自分にとっての大事なものって、なくならないんですね。この思い出が自分を守ってくれていたんだなと、まだ残っていてくれたんだなと、とても暖かなものを感じました。」

そんなコメントをいただきました。

「子どもの頃の宝物」というのは、その時の自分にとって御守りのような役割であったり、安全基地のような役割を持っていたり、自分の存在価値を認めてくれる大事なものだったりしますね。

大人になるにつれて、私たちは「一人で頑張らなくては」とか「まだまだ弱音は吐けない」とか、人は肩に力を入れて自分を頑張らせてしまいがちですよね。

しかし、、、

ふっと、自分に入っていた力を抜きたくなったとき、「子ども時代の宝物」を思い出してみてください。

心の中で、それと静かな対話を持ってみてください。

余計な力みがはずれ、優しく暖かな思いに包まれるのを感じてみてください。

ドラマセラピーでは、様々な手法で心身をリラックスさせ、自分や周りの人々への気づきや理解を深めていきます。

来月は6/15 第3土曜日に開催です。

楽しく遊びながら、自分の心身を解放していきましょう。

お待ちしております。

 

職場で実践!認知行動療法

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワーク*フォローアップのご報告です。
今日は第4週目の「職場で実践!認知行動療法」を実施しました。

今日は自己関連付けのテーマを中心に触れていきました。また、「一度復職・就職したら〇〇でなければならない」の整理にもなりましたね。

自分自身の「以前と今」の違いが分かると、周りに振り回されなくてすむようになります。
自分の進歩をこれからも信頼できますように!

皆さんの体調にあわせたヨガ

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークご報告です。

 

本日のヨガは皆さんの体調にあわせたヨガをしました。

 

便秘、肩こり、前屈をしたいとのことでしたので、便秘のポーズはねじりや後屈のポーズを行い、肩こりは胸を開き、肩甲骨周りを動かすポーズを行いました。

 

そして、前屈は

クールマアーサナ、亀のポーズです。

 

腹部の臓器を整え、腰を開き、股関節やハムストリングを柔軟にし、神経系を静める働きがあるポーズです。

 

いきなりはなかなかできにくいので、ハムストリングと膝裏を少しずつ伸ばしあとに行いました。

 

肩関節が柔らかい方は、このかたちから、両手を背中の後ろで組む練習をチャレンジしてみてくださいね。

アサーション*それできないデス

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワーク・デイケアのご報告です。

本日は<アサーション>を実施しました。毎月1回、プログラムを実施しておりますが、

今回は初めてのご参加の方が多かったので、今日は基本中の基本を皆で学び、ケースをビジネスシーンとプライベートシーンでの2件、検討してました。

大笑いする「おもしろアイデア」も出たりしてとても和んだ雰囲気の中、アサーションってこういうものなんだな、アサーションって身についているとコミュニケーションが楽になるんだな、生き方まで楽になりそうだ、と、皆さん楽しく理解し取り組んでいけたご様子でなによりです。

また、今まで経験した苦しみのカラクリを理解し、自分を責める気持ちが解けたケースもありました。

このアサーションスキルが豊かになってくると、今月木曜日にシリーズで実施している<バウンダリー>(心の境界線)もより健康的に引けるようになっていきます。

今日は皆さんのココロの中の弱点認識にこのアサーション部分が大きいのだな、と痛感☆ この夏のテーマがうっすら見えてきたな、と思ったひとときでした。

バウンダリー*自己価値設定に気づく

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワーク・デイケアのご報告です。

毎週木曜日午前中の自己洞察ワーク、今月は「バウンダリー」をテーマに検討しています。バウンダリーとは人と人との適切な心の境界線。今日はそのバウンダリーと密接に関係している自己価値観・自己肯定感に向き合ってみました。

まず、自己肯定感って何だろう? … ということから皆で考えていったのですが、なんとな~く理解しているつもりでも、こうして改めて認識する事はやはり大切だなぁ … と感じました。

自己肯定感の関連テーマは6月にも引き続き取り組んでいく予定ですが、バウンダリーの実践的なケーススタディは、来週・再来週に実施します。これがまた「あるある」のオンパレードでした。「集中エクササイズ」のヨカン … 。みなさんのリアルを検討していくので盛り上がりそうです。

また、この4週間で沸き上がった小さな疑問もいろいろ集まりました。1つ1つ取り組んでいきましょう。

例えば …

「人の感情のケアをすること と やさしさの違いがよく分からないです。」

さーて、みなさんは識別できますか(o^-‘)b ?

(途中からのご参加・スポットのご参加、見てるだけのご参加、大丈夫です。)

午後イチの「生活スタイルチェック」、今週は「くすり」を検討しました。

<個別ワーク>では、

「休職にいたるまで・課題・今ここ」を確認するワーク、

myストレスを理解する」ワークシリーズ が登場しました。

生活スタイルチェックの検討と共に、リワーク開始の早い段階で取り組むと良いとされる3つのコンテンツです。

各シート終了後は、担当者と振り返りの作業ができます。

自分のできるタイミングで自分のできるペースで取り組んでいきましょう。

グループ・ワーク

みなさん、こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日はグループ・ワークを行ないました。このワークは座学のように知識を学ぶのではなく、自分の体験から、コミュニケーションや相手との信頼関係、チーム・ワークの築き方などを学んでいきます。

今日は、EI社と的当てというゲームを行ないました。

EI社はそれぞれにもたされた情報が微妙に違うので、情報を共有しつつ、みんなで協力して1つの答えを見つけていくワーク。

的当ては、初めての課題を理解し、協力し合いながら戦略を立てて、最適解を導き出すワーク。ただし、正解は1つではないのがEI社と違うところです。

最初はやったことない課題に戸惑われていましたが、やっていくうちに少しずつつかんできて、話し合いの雰囲気もどんどんよくなっていっているのが見ていて分かりました。

体験学習では、振り返りがとても大切なのですが、みなさんの振り返りも激アツという感じでした。

 

 

今週末は「職場で実践!認知行動療法」

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック  リワーク*フォローアップ に関するお知らせです。

フォローアップの一環として、復職された方を主な対象として

第4土曜日 10:00-11:30 <職場で実践!認知行動療法> を実施いたしております。(担当:江尻)

5月25日(土)10時スタート)です。

6月29日(土)(第5土曜日・10時スタート)です。

 

恒例の第2土曜日 リワーク*フォローアップ では「今のテーマ」を皆で検討していきますが、

この第4土曜日<職場で実践!認知行動療法> でも同様に、復職されました皆さんの「今のテーマ」に取り組んでいきます。

皆さんの近況を語り合いながら、認知行動療法を活用できるポイントを抽出し、どう目の前の局面を取り組んでいこうか検討していきます。現役の時にここで身に着けてきた 認知行動療法 を総合的、かつ、更に実践的におさらいができますね。一生モノのスキルをこのタイミングで磨いていきましょう!

「認知行動療法~」と特に意識をしなくても大丈夫です。今までと同じく「ココロのほぐし処」として気楽にお話していく中でも、きっとポイントは見つかるかと☆ シェアをパスして聞いてるだけのご参加も大歓迎です。

月2回のフォローアップで、皆さんの復職後の安定度を更に高めていけるお手伝いができると嬉しいです。

 

現役の方もご参加いただけますが、シェア、質疑応答などは、復職された方々が優先となりますので、どうぞ予めご了承願います。

(復職された方へのご質問タイムは第2土曜日のみです)

CBT*べき思考

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワーク・デイケアのご報告です。

毎週火曜日午前中は、認知行動療法を実施しています。4月5月は「考え方のクセ」シリーズを実施していますが、今日はいよいよラスト2、「べき思考」について取り組んでみました。

「~すべきだよね」「~しなければならない」{~してはダメだ」以外にも、コレがから口から出たら要注意☆ なフレーズも検討してみました。

ふとした会話の中からも「ほ~ら☆ここにも『べき思考』(o^-‘)b 」とリアルな気付きのコツも皆で体験することができた一幕もありました。強いクセほど自分自身にとってはあまりに自然過ぎてなかなか自覚できないものですね。

おお~!な皆さんの表情がとても印象的でした。

午後の<アートヒーリング>では、皆さん今日も自分の内側の「言葉にならないナニカ」とアクセスすることができていたようです。

自分でなんでこんな絵を描いているか分からない …  この色を落としているのか分からない …

なんでか分からないけど、筆(指ですね)が進むのままにゆだねるその感覚、大事です☆

 

人間関係改善ワーク①

みなさん、こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、人をコミュニケーションのスタイルによって4つのタイプに分ける、ソーシャル・スタイルを紹介しました。

これは、自分や相手、そしてお互いのことを理解し、そしてよりよい関係を築いて行く上で、とても役立つ実践的なツールです。

特に今日はリーダータイプを取り上げました。というのは、このタイプはちょっと怖いと感じる上司に多いからです。しかし、自分から踏み込んでいけると、実は人情味があって面倒見がよかったりします。

関係を築いていく上での心構えと、具体的に仕事のペースをゆっくりにしてもらうときの伝え方について検討しました。