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自己肯定感を上げていこう

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の自己洞察ワークでは、<自己肯定感>をアップさせる為にはどういったことを意識したり工夫できると良いか、皆で検討していきました。

1つ1つはすごく難しいものではなく、「え?こんなことでいいの?」と思うようなことが多かったですよね。そこをスルーせず、「ちょっとやってみる・ためしてみる」からスタートできると、より実行に移しやすくなりそうでした。

工夫すること自体にもブロックがかかっていることに気付けたケースもありました。「ここにもブロックがあったんだね」と気づけることそのものが大きい進歩だったりします!

また、今日はしんどいなと思う状況の中でも「今の自分の状態にYESを言う」のエクササイズをリアルに体験・体得された方もいらっしゃいました。

来週の自己洞察ワークは、3月4月と取り組んできた<バウンダリー>と<自己肯定感>の振り返りに時間を使っていきますが、何件か実践的な「あるあるケース」にも取り組んでいく予定です。

★5月のプログラム

< プログラム全体図 >(PDF) 

< はじめての方へ  (”見てるだけ”でもOK & 負荷の低いプログラム) > (PDF)

 

リワーク・デイケア プログラムカレンダー(PDF)

*ご利用にあたり、初回/再開の前に診察にて事前確認が必要です(詳しくは受付まで)
*状況によりプログラムを変更する場合がございます。予めご了承願います。
*10:20までに入室された方にはお弁当がご用意できます。

 

【 プログラムご案内】

リワーク部門)

月曜: 復職・キャリア・セルフケアプログラムなど 復職準備

火曜: 認知行動療法・ライフスタイル・ヨガなど  認知行動療法ヨガ

水曜: コミュニケーション・個別フォローアップなど

木曜: 自己洞察プログラム・個別プログラムなど 自己洞察プログラム  <個別集中ワーク> ★ 詳細&FAQ ★(ブログ)

金曜: グループワーク・復職支援・各種心理療法など

土曜: リワークフォローアップ・ドラマセラピーなど ドラマセラピー

罪悪感、恥、自尊感情 -自分のうけとめ方

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、感情を理解するシリーズとして、「罪悪感」と「恥」、「自尊感情」をテーマに取り上げました。
不安や怒りなどは、自然に生まれてくる感情です。
罪悪感や恥、自尊感情という気持ちは、最初に生まれた感情を、自分がどうとらえているかが加わって生まれてきます。

自分が「罪悪感」や「恥」、「自尊心」を測るには、何かの尺度、価値判断があるはずです。
自分の尺度に気がつくと、それが考え方や感情、行動にどのように影響をしているか、考えられるようになります。

その尺度に基づいた「自尊心」が現実的なものなのか、それで自分が窮屈になっていることはないだろうか?
改めて見直すきっかけになったようです。

そういう自分の受け止め方を、自分への独り言として常に言い聞かせていることはないか、この癖も振り返ってみました。
良くも悪くも、私たちは自分の思ったとおりにしかなりません。
セルフトーク、見直していきたいですね。

背骨を柔らかく、姿勢を正す

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークご報告です。
本日のヨガは背骨を柔らかくし、姿勢を正すことを意識しました。
背骨の部分を脊柱と言います。
背骨の柔軟性が高まると、
全身の動きも滑らかになり、姿勢の改善、怪我の予防、胸が広がり肺活量も増え、呼吸が安定し、精神のリラックスを促す効果も期待できます。
キャット&カウで、背骨を観察しながらゆるめ、ジャニシールシャナアーサナで前屈、スフィンクスポーズやアップドッグで後屈、アルダマッチェンドラアーサナで捻り、トリコナアーサナの変形で、体側も伸ばしました。
 
色々な角度からアプローチし背骨を動かしました。

苦手な相手に過敏に反応

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<認知行動療法>は、ケーススタディ「苦手な相手に過敏に反応してしまう」を皆で検討していきました。

その時にふと湧いてくる思考(「自動思考」)にはどんなものがありそうか、それぞれ自分達の実際の経験をもとに、あんな考え、こんな考え … さまざまな「あるある考え」を出し合いましたが、その作業の中でも、自分の思考のそのまた背後の思考にも気付いていけると、そこから突破口が見えてくることを体験できました。

1つの事例に自分のケースを重ねてみて、出てきた自動思考を皆の力を合わせてそれぞれ広げて柔らかくし、どのように対処していこうか、そのヒントや糸口を出し合った後、更に今度は自分のケースに戻していき「自分の過去のケースだったらどうできそうか?何がトライできそうか?」をちょこっとイメージしていきました。

後半は先週に引き続き、「考え方のくせ」の後半を検討していきました。

「べき思考」と並んで、「自己関連付け」もみなさんのインパクトが強かったようでしたね。

今日のケーススタディでもそうでしたが、1つのケースの中でも複数の「考え方のくせ」が存在していることがあります。そのどれか1つでも「くせ」に気付いていけると、バランスのある考え方へと柔らかくしていきやすくなります。今日の経験が1つの糧になりますように!

 

今日は朝のコンディションシェアからそのまま<認知行動療法>をベースに紐解いていくケースもあり、ケーススタディの前に、更に本当に「今起こっている」ケースで認知行動療法のエクササイズができた1日でした。

 

摂食の悩みグループ・トーク5月の休止のお知らせ

こんにちは。南浦和駅前町田クリニックの「摂食の悩みグループ」です。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、5月は当グループの開催を自粛させていただきます。

再開の予定につきましては、またリワークブログでご案内いたします。

よろしくお願いいたします。

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今月は「自分」に対する受け止め方を考えるテーマが多いように思います。
今回は、自分をいつくしむ、自分への気づかいという視点について考えてみました。

「セルフ・コンパッション」という言葉、聞いたことがあるでしょうか?
なじみのない言葉ですが、「自分への思いやり」や「自分への優しさ」と訳されています。

日ごろ、自分に厳しくすることには慣れている人が多いのではないでしょうか。
対人関係や、目標達成、様々な場面で、私たちは大きな努力を強いられます。
苦しくても、つらくても、自分を鼓舞し、エネルギーを振り絞ってがんばっています。

苦しいときも、嬉しいときも、自分をいつくしみ、その自分とその状況を受け入れると、本当の穏やかさと自由に近づけると考えられています。
苦しみや痛みを感じている自分を受け止め、それと同時にじぶんをいたわる気持ちを送ることが役に立つようです。
日常の中で、小さな工夫で自分への思いやりを送ってみましょう。

体も手足も触れないドラマセラピー

ドラマセラピーは身体を使ったり、他のメンバーとやり取りをするから濃厚接触になってしまうのでは?

 

そんな不安感を持たれている方も多いかもしれませんね。

 

当面の間、ドラマセラピーは「手足や身体を他の方々と触れたりしないスタイル」で行います。

 

室内に十分な間隔をあけて立って、ストレッチしたり、ジェスチャーゲームを行なったり、という動きはありますが、他者との濃厚接触にあたるようなことは行いません。

 

テーブルに間隔をあけて座って、絵を描きながらお話作りをしたり、、、といったワークで、ドラマワークを行っていきます。

 

どうぞ、不安に思われている方はご心配なく。

 

窓もあけ、入口もあけ、マスクをつけた状態で十分に間隔をとって、安全に行います。

 

来月は5/23の午後1時からです。

 

ドラマの中でいっぱい笑って、溜まっているストレスを発散しましょう。

 

ご参加お待ちしております。

 

リワークフォローアップ

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

リワークフォローアップは、これから復職される方々の不安や疑問に対して、既に復職された方々が経験を振り返りアドバイスをしたり、復職してから現在までのコンディションを確認したり、みんなで意見を出し合ってフォローしていくグループです。

復職される方から、上司や産業医との面談に向けてどのような準備をしたらよいかと質問がありました。その中で特に目標設定や、復職準備期間の勤務時間や勤務内容設定について話し合いました。目標を達成するためには、いきなり大きな目標を立てるのではなく、最終目標にたどり着くまでの行程を『スモールステップ』に分けて考えると実行しやすいでしょう。例えば「復帰してすぐに週5日フルタイムで働く」のではなく、それを最終目標として、まずは通勤と同じ時間に職場まで電車で行ってみるという目標を設定します。その目標が達成できたら、次は週1日午前中働く、その次は週2日、週3日と日数を増やし、時間も徐々に15時まで、17時までと延ばしていきます。コツは「無理なく少しがんばればできそうな小さな目標を段階的に立てること」です。まるで階段のステップを1段1段上っていくように、1つ達成したら次の小さな目標に向かい達成する、を繰り返すことによって無理なく最終目標にたどり着けます。

復職直後は体力や判断力、実行力が思っている以上に落ちています。最初は簡単すぎるかなと思うくらいの目標を立て、成功体験を積み重ねていきましょう。

リワークフォローアップへの皆さんのご参加をお待ちしています。

ストレスケア2と職場のLGBT

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。

本日は、午前にストレスケア2について学び、午後に職場のLGBT(Q)について考えました。

ストレスのある状態とリラックスしている状態を体感や視覚、聴覚などから分析し、リラックスしている時の状態を取り入れるために、まず何ができるかを考えました。

前回の内容を踏まえながら掘り下げていき、言葉のチョイス、口調、トーンなどを変化させてストレスを感じにくい状態を確認しました。

職場のLGBT(Q)では、まずセクシャルマイノリティーの種類について確認しました。

身体の性(男性、女性、どちらでもないのどれか)性自認(自分の心は、男性、女性、どちらでもないのどれか)、性指向(恋愛感情の対象は男性、女性、両方または恋愛感情が全くない)、性表現(見た目は男性、女性、どちらでもないのどれか)この違いに個人差があるということです。

職場のLGBT(Q)層に該当する人は、「左利きの人の割合とほぼ同じ」と言われています。

そのような中で、職場における職場のLGBT(Q)層の採用面接から福利厚生までの困難さについて学び、また、実際の対応について考えました。

このことを考える上で、各自、自分の性自認や性指向などについて考えてもらいましたが、人それぞれ細かい点で違いがあり、見た目は女性だが中身は中性かもしれない、など、自分について語れる方のみ、自己開示してもらいました。(話したくない人は聞き役です)。