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5月のアクションプラン:現在地の把握

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今月はGWがあったのですこし遅くなりましたが、5月のアクションプランを考えました。
復職や転職、社会復帰をめざしていくときに、何から始めていいかわからないこともありますね。

まず働く力として回復しておきたいポイントを、4つのポイントごとにふりかえってみました。
先月や、休職し始めた頃と比べて、どんなことがよくなってきているだろうか、ここが大切!
それと同時に、もう少し強化していきたいこともわかってきます。

そうやって現在地を把握したら、今月は、何をやっていこうか、プランをたてましょう。
できるだけ具体的に、できるだけ小さい行動を目標に。
「できる」という実感を積み重ねることで、循環を作っていきましょう。

このアクションプランを意識しながら、今月も丁寧に進んでいきましょう。

リフレーミング・ライティングセラピー

こんにちは。

南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

本日はリフレーミングについて考えました。

リフレーミングとは、“今までとは別の視点でものごとを見直すこと”です。

私たちは日常的に、その時の状態によって、解釈や意味を良くも悪くも変化させて取り入れています。

一見、不孝に見えるそのエピソードを別の視点で捉えたら・・・

誰でも辛いときには苦しくなったり、悲しくなったりします。

でも、その辛い気持ちを辛いまま抱えていると、もっと辛くなってしまいますね。

そんな時に、別の視点でものごとを捉えることができたら、その先の流れが変わっていきます。

辛さを学びに変えて、再出発することができるかもしれません。

 

 

ライティングセラピーでは、モヤモヤする相手を心の中で一人選んで手紙を書いてもらいました。

普段は言えない本音や思いなどが次々に出てきました。

心にある本音を少しずつかたちにすることや、その返事を自身で書く事ことで客観性をもって物事を見るコツを掴んでいきます。

最後に手紙を破いて、気持ちの切り替えを行い、セラピーを終えました。

認知行動療法とは?

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

今日は<認知行動療法>シリーズの初回を実施いたしました。<認知行動療法>の全体像を見渡し、今の自分にとってどの部分が大切そうかを見つめてみました。

また、この認知行動療法を身に着けることによって、自分にとってどんな良い状態になっていきそうかもイメージしていきました。

みなさんそれぞれに抱えているテーマがあり、シェアすることで「自分だけじゃないんだな」と気づけた方もいらっしゃったようです。

来週から具体的に取り組んでいきます。この2か月で考え方がどのくらい柔らかくなり、ストレスの対処力がアップされるか楽しみですね!

 

リワークフォローアップ

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

リワークフォローアップは、これから復職される方々の不安や疑問に対して、既に復職された方々が経験を振り返りアドバイスをしたり、復職してから現在までのコンディションを確認したり、みんなで意見を出し合ってフォローし合うプログラムです。

今日は復職後の再発への不安に対して皆で考えました。100%の力ではなく65%でやっていく、余力を残して家に帰ってから趣味の時間を取る、家事をがんばりすぎないなど心がけていることが挙げられました。また、毎日コンディションは変わるので、意識して客観的に自分の心身の状態をチェックする、自分のコンディションの特徴を知り、予防に役立てることも大切だという意見が出ました。

話し合いの後、みんな同じ不安を抱えているのだとわかった、体調は良い時も悪い時もあることを受け入れる、みんなの意見を聞いて自分では考えつかないことに気づけたなどの感想が聞かれました。

頭ではわかっていてもなかなか実感できないと焦ることもあるでしょう。リワークフォローアップは、同じ経験をしてきた方々の話を聞いて少しずつ不安が解消されたり、自分の中で納得していけることが増えてくるお手伝いができると思います。

しばらく連休でリワークはお休みとなります。復職やリワークで整えた生活リズムを崩さず、健康に過ごしてください。

自己理解「私はわたし」・ライティングセラピー

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

 

「自己理解、私はわたし」では、今の自分と子供のころの自分が思う「私」を考え検討しました。

外面的な要素と内面的な要素、そして肯定と否定、客観的事実などに分類し、時とともに変化する自分への印象を比較する事で自己理解を深めていきました。

子供の頃の方が、感情表現が豊かだったという方もいれば、その逆の方もいました。

 

ライティングセラピーでは、知人や友人、家族など、好きな人を一人選んで手紙を書いてもらいました。

普段は言えない本音や願望、感謝の思いなどが次々に出てきました。

心にある本音を少しずつかたちにすること、言えなかった感謝の言葉を伝えることなどの大切さについて振り返ることができました。

心の境界線と自己肯定感を振り返って

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

今日は3月4月と2か月間にわたって取り組んできました<バウンダリー(心の境界線)>と<自己肯定感>シリーズの最終回ということで、今までを振り返り、いま一番自分自身にとって大切だなと思う取り組みポイントについてシェアしていきました。

たくさんの種類の取り組みポイントが出ましたね。

その時その時のプログラムの場面を思い出しながら、皆さんのお話をお聴きした今日のひと時でした。

バウンダリーは、人間関係のストレスと密接に関係していると言われています。「できることから」ゆっくり育てていけますように … 。

 

 

ゆったりとしたヨガで肩周りをほぐす

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークご報告です。
本日のヨガはリクエストがあったので、ゆったりしたヨガで肩周りをほぐしました。
ゆだねるヨガの陰ヨガのバタフライポーズでは心静かに目を閉じて、深い呼吸に集中し、自分の身体を内観しました。

じっくり向き合うことで、瞑想に近い効果をもたらす効果もあります。

そして、仰向けの三日月のポーズ(パールシュチャンドラアーサナ)は、ふだん重力で押しつぶされている背骨の間が広がり、歪みを整えることができます。体の側面と腰まわりの筋肉がストレッチされるので肩凝りや腰痛にも効果的です。
 
今日の自分と向き合い、深い呼吸ができたヨガはリラックス感が増します。

値踏み

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<認知行動療法>では、ケーススタディとして「人の目が気になる」をテーマにしました。

その時にふと湧き上がる思考にはどんなものがあるかを出し合っていた時に

「値踏み・・・」

ふと口から出てきたその言葉。

自分が人から点数をつけられているような気がしてしまう、評価を下されている、ジャッジされているような気がする、批判されるのではないか、低く見積もられる、ランク付けされる … 今回も、そしてこの数年間プログラムの中で多くの方々からも、この感覚をさまざまな表現で聞いてきましたが、最も短い3文字に集約された響きとなりました。

 

このような心境になった時、どのように考え方を柔らかくして対処していくかを皆で検討していきました。ケースではありますが、自分自身に置き換えながら検討できたご様子でした。

「これからの自分」に今日の自分が申し送ったメッセージ、ココロの中で大切に育っていきますように☆

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

4月の最終週です。今日は、今月の活動を振り返り、みんなでシェアしていきました。
リワークプログラムの中で気づいたこと、生活の中で取り組んでみたこと、様々な点から振り返ります。

最初に、今月はなんとなくそわそわしている感じのうちに過ぎてしまったように思う、という言葉がありました。
そういう気持ちの方は多いかもしれませんね。

振り返りながら、「できなかったこと」「足りないこと」ばかりに目が向いていることに気づいたという方もいらっしゃいました。
頭で考えてできるだろうと思っていることも、実際に行動することで、本当にできるという実感ももて、自信にもつながるという方もいらっしゃいました。

お互いに感じていること、気づいたこと、様々な言葉を交換しているうちに時間はあっという間に、今回も過ぎてしまいました。

さあ、また来月もゆっくりと。

パーソナリティ障害・実践チームワーク

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。

午前中はパーソナリティ障害について学び、他者理解や対応について考えました。

パーソナリティ障害とは、本人が大きな苦痛を感じたり、思考や対人関係などが日常的に支障をきたしていて、なおかつそれが長期的、全般的にみられる人のことです。

いくつか種類はありますが、共通して言えるのが「自分へのこだわり」と「傷つきやすさ」といわれています。

午後は『実践チームワーク』です。災害時を想定して、避難所に何を持っていくかを話し合ってもらいました。

設定は、ごく一般的な6人家族です。それぞれ役になりきってもらい、制限のある中でより優先されるものを多数決で決めず、納得のいくまで話し合う形式で進めました。

実践チームワークでは、こうした「合意形成」を大事にしています。

自分の意見を表明することや他者と折り合いをつけていく練習になります。

毎回、穏やかに楽しく取り組んでいますので興味のある方は、ご参加ください(毎月行っています。詳しくはプログラムカレンダーをご覧ください)。