ブログ

電話・メール応対の基本★パステルアート

こんにちは。

南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

 

「電話応対・職場のメールマナーの基本」では、メールのCCやBCCって何?など基本的なメール使い方の確認を行ったり、効果的な件名の入れ方を考えたりしました。

また、電話の相手の声が聞き取れないけれど、何度も聞かないといけなくなった時はどう伝えればいいのだろう?など素朴な疑問も交えて学びました。

復職前に、職場の雰囲気を思い出すきっかけになった方が多かったようです。

こうした機会を通してほんの少し負荷をかけてみる、そして、自分の感覚を確かめてみる、というのもいいかもしれません。

 

午後はパステルアートでした。

パステル画材を用いて指で丁寧に描いていきます。

最初はテーマを決めず、あまり考えず、ただただ、直感的に色を選び、指を動かしていきます。

この「指を使って色を塗っていく動作」に癒されていく人も多いです。

だから「描く」というよりも色を紙に「乗せる」という感覚の方が近いかもしれません。

「絵を描くのが苦手」という方も全然、気負うことなく描ける、やさしいアートです。

描き終わったら、タイトルをつけて完成!

そして鑑賞会のスタートです♪

その絵から、どんなことを感じるかをシェアしていきます。

「温かい感じがする」「さわやかな感じ」など感じ方は様々です。

なにも考えず、ただなんとなく色を塗っていただけなのに・・・不思議ですね。

描き終わってから「眠くなってきた」と数名の方がおっしゃっていました。

リラックスできたようです。

 

※金曜のグループワークは人数によって内容を変更する場合がございます。

CBT*考え方を広げるマイスタイル

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<認知行動療法>では
認知を柔らかくする・広げていくワークを自分のケースを使って
リアルに実践的にやってみました。

意外とスルスルと書けた♪
おっと。意外と難しいぞ …
さまざまな反応がありました。

本日は、簡単シンプルなスタイル~じっくり取り組むスタイル
3つ段階のタイプをご紹介しましたが、
どのスタイルもそれぞれに利点がありますので
今の自分が最も取り組みやすいタイプで繰り返し繰り返しやっていけるといいですね。

たいせつなのは、「うまくできる」ではなくて「やってみる」の気持ち。

本日感じた「あっ」ふと気づいた時の感覚、大事にしていきましょう。

罪悪感と恥 -何を隠したがっているの?

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

2月の水曜日も、先月に続いて「感情」について扱っています。
特に今月は、自分へ向ける感情や想いについて、考えてみましょう。

今日そのなかで、「罪悪感」と「恥」を中心に取り上げました。

罪悪感や恥ずかしいという気持ちは、最初に生まれた感情を、自分がどうとらえているかが加わって生まれてきます。
この2つの感情には、自分への否定的な判断がかかわってきます。
ただ、何を否定的に判断しているのか、その「対象」が決定的に違うのです。

何を隠したいと思っているのでしょう?
それをじっくりと考えてみると、今自分が感じているのが「罪悪感」なのか?「恥」なのか?
区別ができるようになるかもしれません。

お仕事から離れている今の自分に対して感じている思い。
率直にみるのはなかなか辛いものです。
そういう気持ちをかかえられるようになるには、明るみに出してしまうこと。
これがとても大切。
その意味でも、グループや個別フォローで「話す」ことも大事です。

来週は、自分にとって辛い感情-「恥」や「罪悪感」もそうですね-と、どうやったら、つきあっていけるのか。
自分への思いやりのむけ方を知っていきましょう。

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<自己洞察ワーク>では
バウンダリー(ココロの境界線)を育てる6つの大切なことに取り組んでいきました。

今すぐにできることから
じっくりじっくり時間をかけて育てていくものまで

6つのアプローチはどれもこれも大切なことでしたね。
「たいせつ」という響きだけが絵空事のように虚しく自分を通り抜けていたことに
気付かれた方も多かったご様子でした。

たくさんのブロックが自分にかかっていたことに気が付かれた方も。

このカラクリに気が付かず、何かに操られているかのように
「そういう意識」になっていっていたことを振り返ることができたのは
今までと違うこれから の種を自然にココロに蒔けたような感じでしたね。

次回はバウンダリーが育っていかない「ブロック」の1つ … 自己肯定感の乏しさについて向き合いましょう。
ここに潜んでいる根深い「誤解と勘違い」、クリアにしていきましょうね。

きっかけと対処法-「セルフケア」できてる?

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

再発予防について考えている2月の月曜日。
今日は、「セルフケア」がキーワードのプログラムでした。

ストレスがかかっているなーと感じている時、自分なりに手当できればいいですね。
それが、ストレス対処の基本「セルフケア」です。

前半は、セルフケアを発動するためのきっかけになること、ケアが必要になってきそうな環境の変化など、自分なりのシグナルを振り返っていきました。

後半は、ストレスを感じた時の「あるある」から、コーピングのアイディアを広げていきました。
いくつかのグループに分かれて話したのですが、本当にたくさんのアイディアが出ました!
メモがわりに使った模造紙には、カラフルなアイディアがあふれましたね。

自分では、なかなか手がのびないコーピングも、
100均をフル活用したり、人の誘いにのってみたり、とりあえず動いてみたり、、、、
ハードルをどう下げるか、いろいろな工夫もでてきました。

コーピングリストは100が目標です。
今日のアイディアだけでも、半分くらいはたまったでしょうか。

来月は、皆さんそれぞれのリハビリのポイントを絞り込んでいきましょう!
ストレスの原因は人それぞれ、これまでの経緯も人それぞれ。
自分なりの理解が”キモ”になります。ご一緒に、無理なく取り組んでいきましょう!

来週は、皆さんのストレス耐性をあげるキーワード「レジリエンス」について考えてみましょう!

イメージセラピー

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

午前中は『イメージセラピー』でした。

自己イメージが良いとパフォーマンスも向上します。逆に自己イメージが悪いとパフォーマンスも落ちてしまいます。

そこで『イメージセラピー』では、現在、自身に抱いているイメージと望んでいる理想のイメージを描き、理想のイメージを軸にリラクゼーションを行い生活に役立てるようにしました。

「マイナスの自己イメージを抱きやすいので、状態の良い自己イメージを持っていきたい」との感想がありました。

午後のグループワークは天候不良(雪)のため、皆さん早めに帰宅されましたので、次回に行うことにしました。

※金曜のグループワークは人数によって内容を変更する場合がございます。

CBT*認知再構成法

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<認知行動療法>では、ストレス場面において最もストレスに繋がった思考を
柔らかくする・広げていくにはどのようにしていけばよいか取り組んでいきました。

「考え方のくせ」に気づく以外にも、たくさんのヒントがありましたね。
全てを使いこなそうと思わなくても大丈夫。
今の自分にとって「あ、これなら常に気軽に意識できそうかも」といったアイテムを
ココロの引き出しに2つ3つ入れておけるといいかもしれません。

実際にデモンストレーションを実施して
みなさんにも客観的にご覧いただきました。

広がった考え方は、美しかったり、理想的だったり、優秀だったり、器用だったり
… そんなハードルは全く必要ありません。

どんなアイデアであったとしても
どんなちいさな広がりであったとしても
「自分自身の内側からでてきたもの」が「いまの自分にとっては一番すんなりできること」
ということが

ご覧いただいて皆さん実感をもって理解されたご様子でした。
そう。この感覚は、なかなか認知行動療法の本に書いてあるようで書いてない、
書いてあってもなかなかリアルに届いてこないポイントであり、
実は、ここにひっかかっていまひとつ効果が出てこない人も多かったりするポイントでした。

まんまと落ちがちな落とし穴、みなさん事前に確認できてよかったです☆

ストレスと「ココロの境界線」

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<自己洞察>では、バウンダリー(心の境界線)について検討していきました。
心の境界線が上手く引けていないと巻き起こる
あんなストレス
こんなストレス …
チェックリストを通して自分自身の傾向を確認もしていきました。

えええ? これもバウンダリーの問題だったの?
えええ? それってそんなにやらなくてもいいことだったの?
えええ? 当然みんなもそう思ってると思っていたのに …

自分にとっての「普通」は、
意外なきっかけからロックオンしてしまってゆるみすぎた境界線感覚からやってきたものだったんだな、と気付かれた方も多いご様子でした。

枠を超え、柵を超え、必要以上にやることが美徳とは限らない

「ほっ」としたくて自分を犠牲にしすぎてはいませんか?
楽になっていく引き出しをこれから身に着けていきましょうね。

誰に何を伝える?-サポートを得るために

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今月の月曜日は、リハビリの中でも最有用事項と言ってもいい「再発予防」についてじっくり考えていきましょう。

復職や転職、社会復帰へ向けて、それぞれの経験を周囲にどのように伝えるか、不安や悩みを共有しました。
同じような経験をしているお互いで話し合ってみると、共通することやヒントがもらえることも多いようです。

周囲に何を伝え、どう伝え、何を助けてもらうのか、何をわかってほしいのか、整理できているでしょうか?
再発予防の一つのかなめは、サポートを使うことです。
職場に伝えておきたいこと、家族に分かっておいてほしいこと。
そして、支えてもらうために、相手に何を求めているのか、きちんと伝えることもとても大切な事です。

このプログラム、いつも最初はぼんやーりした感じで始まるのですが、
話していくうちに皆さん自身の中で聞きたい事、共有したいことがたくさんでてくるようです。
いつも、もちろん今日も、時間が足りなくなってしまいます。

復職が見えてくると、どうしたって不安や緊張とともに、張り切ってがんばろう!という気持ちもわいてくるものです。
復職にあたって、心に留めておきたいポイントをいくつかご紹介しました。
以前とは違う自分が、これから仕事との向き合い方を考えるヒントになるかもしれません。

来週は、再発予防のもう一つのかなめ、コーピングについてアイディアの引き出しをたくさんつくりましょう!

土曜講座 ストレスコーピング

こんにちは。南浦和駅前町田クリニックのリワーク報告です。

今回の「土曜講座」は、ストレスコーピング(ストレス対処法)でした。

ストレスは放っておいても回復することもありますが、悪化しないように早めに対処することが大切です。

そのために、自分でできるコーピングを、できるだけたくさん用意しておきましょう。

深呼吸、音楽を聴く、動画を見るなど、普段意識せずにしていることも立派なコーピングです。

できるだけ、低コスト(お金がかからない、すぐにできる、時間がかからない)な気軽にできるコーピングがお勧めです。

今日は、自律訓練法とマンダラ塗り絵をご紹介しました。

手を動かして作業に集中すると、気持ちが落ち着いたり、楽しくなったり、考え事や心配事から離れられる体験しました。

また、コーピングを他の人とシェアすると、自分では思いつかなかったアイディアが得られてレパートリーが増えます。

今日の感想は、

・没頭できることがあると、自動思考から解放されることを感じた

・ストレスによる不調が大きくならないうちに、ストレスコーピングで対処していきたい

・塗り絵はやっている間は雑念の様なものがなくなり、知らず知らずのうちに集中していた

・他の方のコーピングを聞いて、取り入れていきたい

などでした。

ストレスはなくなりませんが、コーピングによって軽減できます。自分に合ったコーピングをたくさん見つけて、健康に過ごしましょう。