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行動できないブロックを溶かす!

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<認知行動療法>では、行動に焦点を当てた「問題解決法」の中でも、
実際に

そうはいってもさぁ・・・

と、ネガティブに考えてしまう、ぶぅたれてしまう部分に 取り組んでいきました。

リアル

でしたね。

いくら知識があったとしても、

でもさぁ・・・
だってさぁ・・・

の気持ちがブレーキをかけてしまう・ブロックとなって動けなくさせてしまっているのですね。

そのブロックを溶かしていく為には、

なにがNGなのか?
なにが「そこ!」なのか

みなさんそれぞれの1番の「ぶうたれ」をかき集めて、
その対処法、向き合い方を検討していきました。

みなさんにとっては、

え? これなの?
というような発想だったりするものが多かったですよね。

で、実際はソレをやったこと、今までありますか? でした。

よーーーーーく
よーーーーーく思い出してみると、

意外に やっていない のですね。

「実際」をスルーして、実際をやろうとしても、
それは実際ではないので、動きようがありません。

具体的な 実際 の捉え方を
今日はたくさん各自のココロの引き出しに入れていきました。

意外と なにも特別なことではない ものでした。

ですので、逆に皆さんスルーしてしまうのですね。

意外なこの一歩。
大きな大きな、大切な一歩 なのでした。

知っている のと
理解している のと
使える は 違います。

自分の中に入っっている 情報 は、どれでしょうね?

使えるの 最初の一歩。
ぜひ、イメージしてみましょう。

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※次回7月29日(木)のプログラム内容が変更となりました。

変更前)問題解決力アップ(行動)

変更後)考え方のクセを癒す(認知)
「あの発想を広げていこう☆」
自働思考*実践エクササイズ
みなさんのリクエストにお応えして、おとま君再登場!
おとま君、
どう考えたらその苦しい場面がラクになっていくのかな?
ストレスから抑うつが強くなっていく典型的なストーリーを元に
思考にバランスをもたらしていくエクササイズです。
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期待のずれとコミュニケーション

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

水曜日は、コミュニケーションについて考えていきます。
先週に引き続き、今週もコミュニケーションにおこる行き違いの背景を振り返るテーマです。

今日は、「役割期待」をキーワードに、自分の身のまわりの人達との関係を考えてみました。

それぞれの対人関係を振りかえると、いろんな人とのかかわりをもって暮らしていることに気づきます。
距離感の違いで、身の回りの人達との関係が違うでしょうか?
職場の人達との関係、親しい人たちとの関係、区別できているでしょうか?

私たちは、どんな人たちに対しても、役割を期待しています。
当然、相手も、私たちに対して、役割を期待しています。
その役割がどんなことか、何を期待しているのかは、自分しか、あるいは、相手しかわからないことです。
この、お互いへの役割の期待にずれが生まれると、対人関係での行き違いが生まれることになります。

互いにきちんと伝えあらないことで、お互いの期待にずれが生じていませんか?
その視点をもつことで、お互いの風通しがよりよくなるかもしれません。

関係の近さと期待の大きさ、上手くつりあいが取れているでしょうか?
身の回りの人との関係を振り返ることで、発見できたことも多かったようです。

165いい

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日は、バウンダリー(ココロの境界線)とも関係があるHSP(傷つきやすい人、繊細な人、気にしすぎてしまう人)傾向の強い場合に、
意識していけると良いことはどんなことかを
「自分自身に8つのOKを出す」
というアプローチから検討していきました。

みなさんの総力を挙げて出てきた「いい」。

前々回 61いい 
前回  59いい

夜な夜な作業して、今回もみなさんの総力を終結させてシートを作ってきますよ~! とお伝えし作業に入ったら。

終わらない。
あれ?終わらない、
あれれ? まだまだある! 終わらない。。

今回、165いい が集まりました!

本当に夜な夜なの作業になりました。
来週みなさんにお配りさせていただきますね。

作業をしていて、筆者自身がまず 自分で自分を縛っているものに気が付きました。
たくさんの いい が集まっているからこそ、
ふと目に留まるもの・ふと目がそこから動かないものに
ココロがグッと反応するのでしょうね。

来週、みなさんと同じ作業をしていきたいと思います。

うまいバランスをとろう!

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今月の月曜日、復職準備プログラムは「再発予防」について考える一か月です。
今日は、自分にとってのよりよいバランスを考える一日になりました。

前半は、キャリア・アンカーという考え方を使って、自分の価値観に気づくワークをしました。
キャリア・アンカーは「人生の碇」という意味です。
自分が本当に大事にしている価値観を知っておくことで、方向性を見失わずに生きていくことができるでしょう。

ワークでは、8つのタイプから、自分が大事にしている上位4位までと、重視していない4位までを分けてみることができます。
さらに今の仕事や職場が、自分の価値観とどのような関係にあったのか、どのくらい満足しているのかを振り返ってみました。

ここで大事なことは、そこまで重視しないものは、きちんと切り離そうという意識だと思います。
人生はあらゆる選択の繰り返しです。全部ほしい、捨てられないと思っていては、いつまでも荷物が多すぎます。

後半は、キャリア・レインボーという考え方を使って、役割の変化を振り返ってみました。
そのうえで、今の生活、働いていた頃の生活、どんな役割をどのくらいの割合で担っていたかを振り返ってみます。
どんなにがんばっても、自分のキャパは100%なのに、複数の役割を、すべて100%でやろうとしてはいませんか?

ここでも、大事なこと、そうでないこと、切り分ける視点が必要ですね。

2つのワークがつながって、体調を崩した経緯がよくわかった、考え方がスッキリしたなどの感想もありました。
考えることが多かった一日で疲れましたが、それぞれ成果がありましたね!

なんでもトーク

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークデイケアのご報告です。

本日は月に1度の<なんでもトーク>を実施しました。
今月もみなさんから様々なお話があり、分かち合うことができました。

他の人だったらどのように考えるのか、どうしているのか、
日常の中でなかなか人に訊けそうで訊けないことあってありますよね。

今日はそんな「みんなに訊いてみてもいい?」の場面がとても多い1日となりました。

また、深いお話もありましたね。

真価、生きがい …
自分が今まで「こういうものだ」となんら疑うことなく思っていたことの枠組みそのものが
リフレームされた(変わった)方も複数いらっしゃったようでした。

人って本当に素晴らしいな
人の底力って本当にすごいな、
そんなことも感じた本日の<なんでもトーク>でした。

アンガーマネジメント☆社員旅行を企画しよう

今日のリワークは『アンガーマネジメント』です。

アンガーマネジメントとは、「怒り」よって大切な人間関係を壊してしまわないよう、「怒り」を適切に扱える技術を習得することです。

短期的あるいは長期的な対処法がありますが、まずは取り入れることができそうだと感じるところから始めてみるのがいいでしょう。

「怒りを相手にぶつけた後にいつも後悔してしまう。今回の学んだことを生かしたい」と言った感想が多くありました。

 

 

午後のグループワーク「社員旅行を計画しよう」では、予算や配慮の必要な社員などのことも踏まえ、一泊二日の旅行を計画してもらいました。

お金の計算、時間の計算、配慮事項などなど、考えることは多くありましたが、どのグループもほぼ時間通りに話し合いを終えて発表することができました。

グランピング系の旅行を企画したグループ、ハイキングを主にしたグループ、それぞれ予算内で計画することができました。

自粛ばかりの生活で、旅行も行けない時期だからこそ、皆の希望がつまった楽しい企画になりました。

 

グループワークでは、話し合いを通じて自身のコミュニケーションを振り返ってみる機会になります。

 

※金曜のグループワーク人数によっては内容を変更する場合がございます。

CBT*好転につながるココロのスイッチ

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<認知行動療法>では、行動に焦点を当てた「問題解決法」の中でも
行動しやすくなる認知について取り組みました。

いくら手順などを知識的に知っていたとしても、
そもそも行動してみよう、解決方向に動いてみよう、という考え方そのものが自分自身の中にないと

「頭じゃ分かっているんだけど、動けないんだよねぇ。。。」

の状態から抜け出せなくて、困ってしまいますよね。

本日はストレス対処が得意な人の傾向/得意でない人の傾向と

分かりやすいように対比をさせながら、
得意な人の認知モデルを参考にして、今の自分の状態に気付き、
どのあたりをエッセンスとして取り入れていけそうかを検討していきました。

客観的になってみると、
今までいかに「得意でない人」パターンを当然のようにやってきたかに気が付けた方が多かったですね。

実はそうじゃない構え方・反応の仕方も アリ なんだ。

そんな驚きと共に開眼された方もいらっしゃったようです。

今までの自分に・今の自分に、「得意な人」パターンのエッセンスを
無理を感じない伝え方で、今までの苦しかった部分を溶かしていくかのように
自分の言葉で伝えてもいきました。

今日のポイントの「全部」ができなくても大丈夫!
まずは たった1つ 「これだったらできそうだな」なところから
さーて やってみたらどうなるかな? と実験モードでやってみましょう☆

来週は動けなくする「ブロック」を溶かす! をテーマに取り組んでいきましょう。

本を読んでも動けない。
セミナー等に行ってみたことがあるけど、やっぱり動けない。

そこには ホンネのホンネ の部分に
自分では気づいていない「ブロック」があったりするのです。

来週は、その「ブロック」を溶かすべく、
「ぶーたれ大合戦」を皆で豪快にしていきましょう!

皆で ブーブー 文句を吐き出していきます。
実は。。。そこに 本当にできるようになる 鍵 があったりするのです☆

気付けたら。
「そんな時」の発想のコツを掴めたら。
「あ、それでいいのか」がやってきたら。

ブーが「行動に繋がる本当の宝」に変わる瞬間です。

コミュニケーション:そもそもの話

こんにちは。
南浦和クリニックのリワーク報告です。

復職・社会復帰へ向けて考えたいことのひとつに「コミュニケーション」があります。
仕事を円滑にするにも、ストレス源を減らすにも、コミュニケーションについて理解しておくと役に立つことが多いでしょう。

今月は、コミュニケーションのそもそもを見直してみる一か月にしたいと思います。
そこで今日は、「コミュニケーション」って何だろう?という、基本的なことを考えてみました。
「コミュニケーションできた」というのは、どういう状態だと思いますか?
参加者の方からは「お互いにキャッチボールできる」「1つのことを共有できたと思えたとき」などの意見がありました。

「お互い」「共有」というキーワードが十分意識されているのですが、実際に、それができているでしょうか?

後半は、それを確認する実験!をワークでやってみました。
同じ情報を聞いているのに、表現されたことはまったく違っていて、へー、と驚くような解決策も!
ここまで違うとは、驚きましたね。
お互いの枠組みがこんなに違うならば、おもんばかってもしょうがないかもしれないという声も聞かれました。
見える形にすると、ミス・コミュニケーションは歴然。
でも、日常では、これが頭の中だけで続いている場合も多いでしょう。

自分の枠組み、相手の枠組み、それぞれの存在に気づき、ワークをしながら実感できたようです。

気にしすぎてしまう苦痛

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日は「バウンダリー(ココロの境界線)」とも非常に関連すると言われている
HSP(Highly Sensitive Person=気にしすぎ、傷つきやすい、繊細な人)について取り組んでいきました。

HSP4つの特徴が全部揃わなくても、
メンタルが辛くなってくると、それぞれの特徴が大きくなってきたりします。
それらの特徴は、更にメンタルを疲れさせてしまう、辛くさせてしまう傾向(悪循環)があるので

本プログラムでは、HSPかどうか、ということよりも、
特徴となるような状態に入り込むことなく客観的に気付ける → 対処する方向にスイッチを入れられるようにしていくことを大事にして
HSPの特徴全体を理解していきました。

みなさん辛くなったご経験の中に、特に顕著にでてきた特徴がそれぞれにありましたね。

その特徴ゆえに頑張りすぎてしまう、シュミレーションをしすぎてしまう …
そんな状態から自分をどう守っていくかの大切なポイントを今日は後半に1つ、お伝えしました。

自分が自分にドS(ドエス)にならないように、
ブレーキをかけるフレーズを今日は皆で総力を挙げて集めてもみました。

自分自身の中からでてきた言葉は、やっぱりとてもパワフル。
と同時に、仲間からでてきたフレーズも、自分の伸びしろを刺激してくれましたね。

来週は、この辛い状態の中で、どんなことを意識していけると助けになるか?
「OKを出す」というアプローチで取り組んでいきましょう。

午後の<ソーシャルスキルアップマラソン>では
今日は珍しく2つのテーマを分かち合いました。

ポイントは 「ごめんなさいよ」を持つ勇気。
ポイントは  走りながら確認ができる。

今日はロールプレイではなくて「ココロもち」のステージが皆さんの分かち合いの中心となりました。

7月のアクションプランをたてました

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、7月のアクションプランを考えました。
毎月のスタートにやっているプログラムですが、自分の現状を把握して、復職や復職、社会復帰にむけて、リハビリの計画をたてるためには大切なステップです。

月一回、「復職準備チェックリスト」を使って、自分のコンディションの変化をつかんでいきます。
これが、現在地、ですね。
そのうえで、自分が復職直前にこうなっていたいという状態をイメージすると、その間を埋めるのがリハビリになります。

今月は、復職間近の方々も複数いらっしゃったこともあり、今月の行動目標も、ポイントを押さえて絞り込めているようでした。

自分の現状や変化を把握し、目標に応じた課題を設定すること。
その課題を実現するための行動計画をつくること。
これは、リハビリだけでなく、仕事をする上でも役に立つサイクルです。

計画ができれば、あとは行動あるのみ!
小さく、具体的な、できることを目標にして、”できた!”のサイクルをつなげていきましょう。