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考え方のくせ12

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

今日はいつも木曜日に実施している認知行動療法からスピンオフで自動思考に焦点を当てて検討してみました。

「認知行動療法」というと難しそうな、堅苦しそうなイメージを抱きがちですが、そんなことはありません。

ストレスが強い方々の多くによく見受けられる典型的な「考え方のくせ」(自動思考)をちょっと意識できるだけで、

「あ、今思考の落とし穴にハマってるんじゃないかな?」と気づけるようになり、考え方を柔らかくできたり広げたりすることができるようになります。

今日はその「ちょっと発見」「ちょっとお料理」のセンスの扉を開いてみました。

引き続き木曜日ではこの自動思考はじめ自分自身の思考のカラクリに取り組んでいきます。

小さな1歩、ちょっと練習 … この積み重ねが「柔らか慣れ」に、更にストレス対処の力へと繋がっていきます。

引き続きみんなで慣れていきましょう!

ストレスとのつきあい方

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、自分のストレス経験を振り返ってみることをテーマにしました。
体調を崩すきっかけには、様々なストレスが積み重なっていたかもしれません。
あるひとつの出来事だけが、体調に影響しているわけではないことが多いのです。

今回は、仕事や私生活などの出来事だけでなく、人生での大きい出来事や日頃の小さなストレスまで、視点を広げて振り返ってみました。
ストレスは足し算で考えることが役に立ちます。
自分では関係ないと思っていたことでも、実は、積み重なって影響を与えていたかもしれません。

自分のストレス経験を振り返ってみると、きっかけの大きなエピソードだけでなく、大きな出来事から日常の様々なストレスまで、かなり多くのことを抱えていたことに気づいた様子でした。

ストレス経験を裏返してみると、自分が大切にしている価値観にきづくかもしれません。

どんな事もやり直しはできる・1月のドラマセラピー

私たちの毎日は、いろんな事の連続ですね。

「うまくいった!」と喜べる事もあれば、「なんで、こんなことになったんだろう」と、悔やむ事もあると思います。

“過去に起きた事は、やり直す事ができない”と思い込んでいる人は多いと思うのですが、それは違います。

ドラマの中では、なんでも可能です。

過去に戻って、再度やり直す事ができるのです。

そのリプレイ(やり直しのドラマ)の中で、本当は口に出したかったことを言葉にできたり、、、

心の奥に潜んでいたものに気づいたり、、、

様々な気づきや、理解が深まっていき、自分の中で悔やんでいた思いが解放されていきます。

今日は、そんな「自分の中に残っている悔い」を取り上げて、ワークを進めていきました。

それぞれが体験された辛い出来事が、「その時、こうだったら」という要素を加えるだけで

「新しいドラマ」として生まれ変わっていきます。

未解決の感情や内側に溜め込んだ思いは、ドラマの中ならば安全に外側に出て行くことができます。

とても勇気を持って取り組まれた皆さん、すばらしかったですよ!

過去の自分を、とがめ続けるのは終わりにしましょう。

そのときの自分の正直さを認めてあげましょう。

そして、新しいドラマの中で演じた自分を誇りに思ってくださいね。

自分の中に「過去を許し、前に進む自分という新しい役」を、取り込みながら

2020年を進んでいきましょう!

2月は22日に、はじめてのドラマセラピーを行います。

どうぞ、お気軽にいらしてくださいね。

★2月のプログラム

< プログラム全体図 >(PDF) 

< はじめての方へ  (”見てるだけ”でもOK & 負荷の低いプログラム) > (PDF)

 

リワーク・デイケア プログラムカレンダー(PDF)

*ご利用にあたり、初回/再開の前に診察にて事前確認が必要です(詳しくは受付まで)
*状況によりプログラムを変更する場合がございます。予めご了承願います。
*10:20までに入室された方にはお弁当がご用意できます。

 

【 プログラムご案内】

リワーク部門)

月曜: 復職・キャリア・セルフケアプログラムなど 復職準備

火曜: 自己洞察プログラム・ライフスタイル・ヨガなど 自己洞察プログラムヨガ
水曜: コミュニケーション・個別フォローアップなど <個別ワーク> *Office* 集中トライアル★ 詳細&FAQ ★(ブログ)

木曜: 認知行動療法・個別プログラムなど 認知行動療法

金曜: ハンドケア・グループワーク・復職支援・各種心理療法など

土曜: リワークフォローアップ・ヨガなど ドラマセラピー

その他の部門)

第2月曜午前:摂食の悩みグループ PDF

第2土曜午前:須永CPとかたらうスモールグループ<フリートーク> PDF

第4土曜午前:須永CPとかたらうスモールグループ<不登校・引きこもりをテーマにした母親グループ> PDF

ビジネスマナー・電話応対の基本

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。

本日は、午前にビジネスマナーについて考え、午後に電話応対の基本を踏まえ、ロールプレイを行いました。

飲食店で「ご注文は和風パスタでよろしかったでしょうか」、「こちら和風パスタになります」なんていう店員の言葉遣いに、違和感を覚える人もいるのではないでしょうか。

違和感はあるけれど、では、適切な言い回しはなんだろう・・・、参加者全員で考えました。

午後の「電話応対の基本」のロールプレイでは、無理なく参加できるように、あらかじめ印刷されたセリフを使って練習しました。

ここでも参加者の豊富な経験から、見本にプラスして素晴らしいアレンジが加わり、より良い対応案が出ました。

苦手な電話応対をやって逆に安心に繋がった、復職前にビジネスモードを味わえた、忘れかけていた感覚を思い出した、などの感想がありました。

復職前に、こうした機会を利用してほんの少し負荷をかけてみる、そして、自分の感覚を確かめてみる、というのもいいかもしれません。

少し負荷のかかる復職支援の実践プログラムは、少人数になる傾向があるかと思いますが、少人数ゆえに発言しやすいという利点があります。

そのようなことを踏まえ、復職前のお試しとして参加されると良いのではないかと思います。

咄嗟に湧き出る自動思考

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

今日の認知行動療法では、自動思考に向き合い始めました。

1つの辛いと感じた出来事に対し、たくさんの感情と思考が出てきましたね。その思考の中で特徴的な「考え方のクセ」がどのくらい潜んでいるかも体験しながら確認していきました。

自分にとってあまりにも当たり前すぎてしまうと、それがクセの1つにしかすぎない認知であることになかなか気づくことができません。

気付いた瞬間の「あ!」の表情は、これからの可能性の幅が広がった瞬間を物語っていたようでした。

今日の自動思考の検討は、ほんのさわりレベル。これからどんどん具体的にそれぞれのクセのパターンに向き合っていき、更には自分自身の思考のカラクリにも向き合っていきましょう。これからたくさんの「あ!」に出会うのが楽しみです☆

 

 

コミュニケーション:きくこと

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、コミュニケーションの実際を体験するということで、主として「きく」ことをテーマにしてみました。

聞くことには、いくつかのモードがあります。
今回は、訊く、聞く、聴くと、3つのきくをとりあげました。

チェックリストを使って振り返ると、自分にもいろんな癖があることに気がつきます。
この3つの「きく」は、どれも良い・悪いではなく、お互いにどんな関係を作っていきたいか、
このコミュニケーションの目的は何かによって、使い分ければよいものです。

ワークでは、話し手、きき手に過酷なミッションも与えられました。
それだけに、現実でこれをやったらまずい!という実感につながったようです。

自分がいかに、日頃、おざなりのコミュニケーションをしているかに気づき、帰ったら早速やってみようという動機付けにつながったようでした。

前後開脚の可動域を高める

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークご報告です。

本日のヨガは前後開脚の可動域を高めました。

前後開脚を練習するために、柔らかくしておく筋肉は、ハムストリングス、殿筋、腸腰筋、大腿四頭筋、内転筋です。
太ももの裏が硬いようであれば、前屈を練習です。

ひざが伸びないようであれば、前屈で少しずつひざを伸ばしていきます。

後ろ足が伸びないようであれば大腿四頭筋と腸腰筋を伸ばしていきます。

自分はどこが硬いのかを観察して苦手な部分から時間をかけて伸ばしてあげてください。

プラスのストローク

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。
今日は交流分析より「ストローク」について先週に引き続き検討してみました。
ご自身にとって最も心の栄養になるフレーズを各自いくつか選び、自分自身に与えていくワークをしました。
今までに感じたことのない感覚があった方、ココロが暖かくなるとはこういうことだったのかと思えた方、
自分の思考じゃ「イエス」と言えなかったのが、他者の声で聞くことによって受け入れることができた方、
先週は「難しい」とおっしゃっていたけれども、今週実際やってみたら「素直に受け取れた!」と自分の可能性を発見できた方 などなどなど …
今日もたくさんのストーリーがあったようでした。

今回は実際に涙された方はいらっしゃらなかったのですが、
「泣きそうになった」「涙でちゃいそうになった」「涙がこぼれないように頑張った」と、
個別でそっと何人もの方からお話を伺いしました。あなただけではありませんでしたよ☆

自分の中に大切なものがある。
自分にとってとても大切なココロの栄養ストローク。これからも大切にしていけますように!

働く力を回復しよう

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、復職や社会復帰へ向けて「働く力を回復する」ことを、テーマにしてみました。

休職したり、ながく仕事から離れていると、やはりどうしても様々な機能がおやすみモードに入ります。
体調を回復して、日常生活が規則正しく、無理なく過ごせるようになったら、
次は段階をおって、はたらく力を少しずつ回復していきましょう。

そのための、4つの機能とリワークプログラムを関連付けていくことで、自分の課題をみつけ、スキルを身につけることができるようになります。
今の現在地を書き出すことで、それぞれに課題や目標などを考えていけたようでした。