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根っこにあるこころの構え-OK or not OK

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

12月の水曜日は、「相手に振り回されない」コミュニケーションについて考えてみました。
最後の今日は、自分のこころの構えと対人関係とのかかわりを考えてみました。

私たちは、小さい頃からの環境や対人関係の積み重ねで、他者や自分に対するこころの持ち方を定めています。
小さいころからの刷り込みで、自分にとって当たり前のポジション、とりやすいポジションが決まっているという感じです。
それは当然、今の自分の対人関係にも影響を与えています。

今日は、身近な人や場面、状況などをイメージして、自分がどのポジションを取っているか、振り返ってみました。
シンプルに考えてみて、その人との関係で、自分と相手を、OKと思っているか、Not OKと思っているか、を考えてみました。
すると、皆さん、それぞれの自分のパターンがあること、自分へのポジションを変化させることで相手との関係の変化を実感していることなど、様々な発見があったようです。

もちろん、気持ちよく、居心地のよいポジションは、私も、相手もOKとする構えです。ただこれは、それほど簡単な事でもありません。
それでも、自分がどのポジションにいるかに気づき、居心地が悪ければ、相手や自分をOKとすることで変化が起こせそうな感じです。

個別フォローアップでは、今年を振り返って、今までの取り組みを振り返って、新しい局面にむかって、いつものようにそれぞれの話題がありました。
15分程度ですが、人に話してみることで、ほっとしたり、気づいたり、整理されたりすることも多い時間です。
グループは気後れするという方も、ぜひ気軽に、マンツーマンで話すことからスタートしてみませんか?

足の冷え解消ヨガ

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークご報告です。

 

本日は足の冷え解消ヨガをしました。

足先の冷えに悩む女性はとても多いです。

末端冷え性の方は、筋肉量の低下、血液循環の悪さ、基礎代謝の低下などにより体内で熱をうまく作りだすことができず、血液を体の末端部分まで運ぶことができていないためおこると言われています。

体の熱の約60%は筋肉から生み出されているため、一般的に筋肉量が少ない女性は冷えやすいのです。

今日は、基礎代謝をアップし、筋肉をつけるヨガをしました。

足指、グーチョキパーもおすすめです♪

今年一年どうもありがとうございました。来年も宜しくお願い致します。

「今年」に気づく*リフレーミング2020

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

今年最後の火曜日<自己洞察ワーク>では、「リフレーミング2020」と題して今年を振り返ってみました。

「リフレーミング」とは物事に対して自分が捉えている枠組みを取り換えてみること。物事はたった1つの意味づけに固定されているものではありません。さまざまな捉え方があり、そのバランスがメンタルの健康度を支える1つともなっています。

本日は「内容リフレーミング」の理解を通して、今年を振り返っていきました。

ここを訪れる皆さんにとってこの2020年はいろいろなご経験があった年となりましたね。そこにある意味と意義を丁寧に拾い上げていきました。

たった1人きりで解釈をしてしまうと、範囲が狭くなり固定もしがちですが、客観的な視点からの捉え方には実にさまざまなものがあることに気が付けたご様子でした。

皆からのメッセージが書かれたシート…「これはもう捨てられない」

皆さんのこの1年の想いが詰まったこの1枚。年末に実施する度に目にするお言葉ですが、毎回「本当、そうですよね」としみじみ頷くばかりです。

自分自身を見つめていく火曜日。日常こんなに立ち止まってじっくり自分自身を理解してあげることは、人生通してもそう多くの機会はない方が多いです。

今年も皆さんたくさんの深い気づきがあり、学びを分かち合った1年でした。

1年の間にご参加された方、ご卒業された方、それぞれのステージで次の1年も実りある日々となりますように!

働くうえで大事にしたいこと-アンカーとモチベーション

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、働くうえで大事にしたいことを振り返る一日にしてみました。
働くことは、生きていくなかで大事な要素の一つになります。
これから、もっと生き生きと働らけるように、自分にとって大切なことを整理しておきましょう。

前半は、キャリア・アンカーという考え方を使って、自分の価値観に気づくワークをしました。
キャリア・アンカーは「人生の碇」。
大切にしたい価値観と、優先順位の低い価値観を順位づけして、「いらない」と思うものを捨てることが目標です。
順位の低かった価値観は、もしかしたら、周囲のほかの人達からうけとってきたものかもしれません。
私たちの時間にも、キャパにも限りがあります。
その限りある資源を最大限に、納得できるように使うためには、勇気ある取捨選択が必要なのです。

後半は、働くうえでのモチベーションのありかを探っていきました。
仕事をしてきた時間のやる気のアップダウンを描いてみます。
さらに、体調が悪化した前後、プライベートで変化があったときなど、他のことも組み合わせていきました。

改めて振り返ってみると、価値観とやる気がつながって、ああ、そういうことかと合点がいくことも。
「居場所」「支え」そういった目に見えないような関係性も、やる気の支えになっていたことも実感されました。

こういった仕事と自分とのかかわりかたの振り返りは、体調を崩したきっかけや、その背景を様々視点から見直すことにつながります。
来月は、復職、転職へむけて、再発予防を考えていきましょう。
復職面談でも大事なポイントの一つです。ストレスケアの道具は、いくつあってもいいのですから!

リワークフォローアップ

こんにちは。南浦和駅前町田クリニックのリワーク報告です。

リワークフォローアップは、これから復職される方々の疑問や不安に対して、既に復職された方々が経験を振り返ってアドバイスをしたり、復職後のコンディションを確認したり、みんなで意見を出し合ってフォローしていくグループです。

今日は復職前後の振り返りが中心でした。

現職に就いた経緯、休職前の出来事、復職してからの労働環境、人間関係、理想と現実のギャップなど、様々なことが語られ、それらについて話し合いました。

今まで自分の人生を振り返ったり、自分の思っていることを人に話す機会がなかった。休職して色々と考えられる時間が持ててよかった。RWで他の人の話を聞いて、そういう考え方もあるのかと、他の人の意見を受け入れられるようになった。RWで学んだことを実際その場では使えなくても、後から自分の思考に気付けるようになった。今後は自分の体験やRWで学んだことを、他者にも伝えていきたいと未来への希望も語られました。

RWフォローアップでリセットできた、無理せずできることからやっていこうと思った、などの感想をいだだきました。ときどき、立ち止まって考える時間を作って、今後も健康で働き続ける活力にしてください。

 

 

職場の発達障害

こんにちは。

南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日のリワークのテーマは『職場の発達障害』です。

職場の発達障害では、主に自閉症スペクトラム症やADHDの職場内での配慮について学び自他の理解を深めました。

「こんな時には、どう声を掛けたらいいのだろう?」職場でのそんな素朴な疑問を皆で考えながら学びました。

 

例えば「〇〇さん、いつも一人で食事をしているけれど、声を掛けた方がいいのかな?」などです。

 

その背景にある個々の状態は違うことを踏まえ、様々な意見がでましたが、どの意見も当事者のことを真剣に考えた配慮のあるものでした。

また、障害に合わせた配慮は、実際に障害を持っていない人にも優しい対応であることを心に留めておきたいものです。

 

12/25(金)のプログラムは、クリスマス企画です。

飲み物(ハーブティなどなど)とお菓子がついてきます。クリスマス気分を味わって楽しく過ごしましょう♪

午後は、童心にかえるようなワークを企画しています!

皆様の参加をお待ちしています。

CBT*感情回避と感情駆動行動

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。
今日の<認知行動療法>では、「不安とうつの統一プロトコル」より感情回避と感情駆動行動について検討しました。

ネガティブな感情をなくそう、なくそう、とし過ぎることによって、
実は却ってラクになっていくことから遠ざかってしまう …
ストレス状況を維持してしまうカラクリを理解していきました。

ネガティブな感情は決して悪者ではありません。
特定の局面において必要な行動を促す機能が備わっています。

ですが、感情やメッセージは、ヒントであって、実はイコールでも事実でもありません。
その微妙な誤作動を起こすカラクリ、そして、そこに気づいていく感覚に今日は触れていきました。

今日の「ケース1」本当にみなさんドキっとしましたよね。
まず最初に挙がる程、それだけこのパターンにハマって苦しんでいる人達が多いということです。

今日は「気付く」ことがどうしてこんなに大切なのか?
その背景を理解することにもなりました。

だから止まってみる。
だから気付いていく。

引き続き、その感覚を育てていきましょう。
来週からは5週に亘ってストレスを育てる「考え方のクセ」からの脱却に集中して取り組んでいきます。

★12月のプログラム

 

< はじめての方へ  (”見てるだけ”でもOK & 負荷の低いプログラム) > (PDF)

 

リワーク・デイケア プログラムカレンダー(PDF)

*ご利用にあたり、初回/再開の前に診察にて事前確認が必要です(詳しくは受付まで)
*状況によりプログラムを変更する場合がございます。予めご了承願います。
*10:20までに入室された方にはお弁当がご用意できます。

 

【 プログラムご案内】

リワーク部門)

月曜: 復職・キャリア・セルフケアプログラムなど 復職準備

火曜: 自己洞察ワーク・ソーシャルスキルアップ・ヨガなど ヨガ

水曜: コミュニケーション・個別フォローアップなど

木曜: 認知行動療法・個別プログラムなど  認知行動療法<個別集中ワーク> ★ 詳細&FAQ ★(ブログ)

金曜: グループワーク・復職支援・各種心理療法・ライフスタイルなど 実践チームワーク・グループワーク・復職支援

土曜: リワークフォローアップ・ドラマセラピーなど ドラマセラピー
第2土曜:えじり心理師と語らうなんでもトークグループ…リワークで話しきれないこと、日常的なことなのだけど気持ちを吐き出したい、近況を話して「今の自分」のテーマを確認したい … なんでもOKのフリートークです。ゆったり語らっていきましょう。(聴いてるだけのご参加もOKです)

自分のなかのモードを切り替えたら

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今月の水曜日は、相手に振り回されないコミュニケーションについて考えています。
人とのやりとりで、悩んだり、困ったりすることは多いですね。
気持ちの良いやりとり、生産的なやりとり、どれも、ちょっとしたコツをつかむとやりやすくなるでしょう。

今日は、月曜日にお話しした「5つのわたし」をうまく使って、気持ちよくやりとりする工夫を考えてみました。
気持ちよく自然に続いていくやりとりもあれば、気まずい思いをするやりとりもあります。
日常での場面を通して、自分だったらどんな風に答えたり、思ったりしますか?と考えてみると、いろいろなパターンが出てきました。

「相手に沿ったやりとり」は自然に続くのですが、
「途切れるやりとり」はやりとりが中断され、きまずい感じが残ります。
「隠されたやりとり」はちぐはぐな感じで、お互いよくわからないなという印象になるでしょう

自分の中にあるモードを切り替えることで、これらのやりとりのパターンをかえていくことができます。

後半では、このモードの切り替えを使って、難しい場面での切り抜け方のアイディアをだしあってみました。
お互い、考えもつかなかったアイディアがでてきたようです。
率直に考えを話し合えるこのやりとりが、自然な建設的なコミュニケーションの経験ですね!

グループごとにまとまったアイディアを実演してもらうと、臨場感もばっちり!
自分の中のモードの存在、それを切り替えるためのヒントがつかめたようでした。

太ももの柔軟性を高める

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークご報告です。

本日のヨガは太ももの柔軟性を高めるポーズをしました。

太ももの前側の大腿四頭筋と裏側のハムストリングを程よく伸ばしました。

大腿四頭筋はヒザと関わりがあり、ハムストリングスは腰と関わりがある筋肉です。

ヒザ痛、腰痛予防のために太ももの柔軟性を高めることは大切です。

さらに、太ももの筋肉は、下半身でも大きな筋肉で、伸ばしてゆるめることは、下半身の血行を促進し、代謝を上げ身体を温めてくれます。

本日は、アルダハヌマーンアーサナ、スプタヴィラアーサナ、アンジャネーヤアーサナなどをとりいれました。