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1ヶ月の振り返り(5月)

みなさん、こんにちは!南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は1ヶ月の気付きを振り返り、共有し、掘り下げて広げて整理しました。

よかったことも、しんどかったことも、逃げずに振り返ることの大切さ。

その中でできていることを振り返ったり、できないことを許して自己肯定感を持つこと。

今に焦点を当てて、1つ1つ丁寧に取り組んで行くことの大切さ。

言いたいことを表現し、ときには逃げたり、断ることも必要ということ。

…などなど、たっくさんの学びや気付きがあったようです。

 

本当に「世の中のたくさんの人に知ってもらいたい!」と思うほど、味わい深い気付きがたくさんありました。しかし、こういった気付きは利用者のみなさんのいろんな経験があってこそ、身にしみて分かるというもの。そういった価値ある時間を過ごせたということを実感してもらえたらと思いました。

 

そして、こうやって振り返り、言葉にし、共有して書き記すことで利用者の皆さんの中に少しでも定着していったらいいなという想いで、毎月最後の月曜日に振り返りを行っています。

付箋に書いて貼って行くことで、同じような体験があることが分かったり、新しい発見を共有することができたり、可視化されることで共有や整理がしやすく、そこから新たな気づきも生まれました。

 

怒りの伝え方

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。

本日は、アサーションについて行いました。

3つの自己表現について、自己表現と特徴を振り返り、怒りの表現の仕方について検討をいたしました。

「怒り」を表現する時にどのような言い方をしておりますでしょうか?「喜び」「感謝」等肯定的なメッセージに対して「怒り」、「断り」等の否定的なメッセージを相手に伝えることは難しいことかと思います。

そこで、「怒り」の表現の仕方について、それぞれのケースをあげていただきながら、検討をいたしました。

「困っている」と伝える、ストレートに伝えず、状況を説明する、Iメッセージ(私を主語にした言い方)で伝えるなどなど、様々なアイディアが出されました。

「怒り」を表現することは難しいことかと思います。一方で、伝えずに我慢してしまうことも苦しいのではないでしょうか。

自分の気持ちを大切にしながら、自分も相手も尊重した形で伝えにくいことを伝えていくことも1つかと思います。

マシュマロタワーに挑戦!

みなさん、こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、グループワークでマシュマロタワーの挑戦しました。

パスタとマシュマロとテープや紐を使ってできるだけ高いタワーを作るというもので、製作するプロセスを通してチーム・ビルディングについて学ぶことができます。

みなさん初めての課題に戸惑い、苦戦しながらも楽しんで取り組まれていました。

作品と結果は以下のとおりです。

楽しみながら気づきも多く、チーム・ビルディングにおいて大切なこと、

その中で自分ができた手ごたえを感じていたようです。

またPDCAのまわし方について、自分自身のやり方を振り返るとともに、リーン・スタートアップという別のやり方についても学ぶ機会となりました。みなさんが得た気づきです。

認知行動療法*社交不安

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。

毎週火曜日に実施しております認知行動療法(CBT)、今週は社交不安にまつわる「あるある」をみなさんで検討してみました。

今日最初に挙がったテーマは「相手に嫌な想いをさせてしまったらどうしよう」でした。 そんな不安に対して具体的にどう考えてみるか、どうトライしてみるか、負荷がそんなにかからないで自分をラクな方へもっていくにはどう意識してみようか。。。そんな検討を皆でしてみました。 本人の「なんとなく絶対」な壁が柔らかくなっていけるのも、皆が自分のことのように一緒になって取り組んでいく賜だなぁ、と感じた次第です。

1つにフレーズに込められた想い(思考)には、同時にいくつもの「考え方のくせ」が含まれていたことにも、皆で気付いていきました。

次回認知行動療法は6月第1週目(5日)。基礎と「考え方のくせ10」を実施します。

来週は、交流分析<やりとりパターン分析>を実施します。

午後の<>では、オーラソーマ🄬を使って自己洞察をしました。

今日色の世界にデビューされた4人の方を含む皆さんのセレクトの数々☆

自分に自分を与え戻す。それぞれのペースでやっていけたご様子でした。

心の整理 

みなさん、こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、セルフ・コントロールの中で、『心の整理』というワークを行いました。

ストレスと対処していく上で、気がかりや悩み事がすぐに解決できるとはかぎりません。そういったときには、それらのストレスと距離をとる、間をとることが大切な場合があります。

この心の整理というワークは、そういったときに気持ちを整理しながらもほどよくストレスと距離をとるときに有効な方法だと思います。

みなさんの作成したものはこんな感じです。

自分の心にぴったりくるものができると、結構心がスッキリしたり、落ち着いたり、リラックスできるようです。

置き方にも個性が見られる、見える形で描きだすと改めて実感できる、プラスもマイナスも両方描いた方がバランスが崩れる、

など様々な声が上がりました。

 

リワーク*フォローアップ

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。
今日は毎月第3土曜日恒例の<リワーク*フォローアップ>を実施しました。

今回はまたいつもにも増して有意義な回となりました。DVDにして保存しておきたいくらい貴重なシェアを戴きました。

毎度毎度フォローアップでお伝えしていることのその重要さを今日は皆さんにもしっかりと感じて戴けたのではないかな、と思います。現実に起こった1つの体験を皆の知恵と力に繋げていった、フォローアップならではの醍醐味でもありました。今日現役でご参加された方は特にありがたかったですね!

 

再休職予防に、卒業して久しいから「今更顔出しても … 」ということは全くありません。

ペースをもう1度整えていく為に。また、皆の様子を見て「復職する時に誓ったあの自分」を繰り返し思い出すことも有益です。どうぞいつでもお気軽にご参加くださいね。

次回のリワーク*フォローアップは 6月16日(土)9:00~12:00です。

午後はアートヒーリング、アロマテラピー、ダブルで実施しました。

描き直し、2枚モノ … しっかり内側に集中できました。

どの絵にも、本当にそれぞれの*大切なテーマ*が顕われていました☆

疾病理解講座「薬物依存症」

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。

本日は疾病理解講座「薬物依存症」について行いました。

薬物依存症について、説明した後、ハートネットTV「ゼロからの再出発~富山ダルクの薬物依存症者たち」を観覧いたしました。鑑賞後、DVDの感想や心が苦しい時の対処法等について話し合いました。

感想等として、ダルクでの共同生活を送ることについて、一人では心が折れそうになることもあるが、仲間がいることで頑張ることができる等、同じ目標に向かう仲間の存在の大きさ、一日一生という言葉を大切にしたい、自分と向き合うことの大切さについて分かち合いました。

また、心が苦しい時の対処法として、行っていることや行いたいこと等について分かち合いました。対処法のレパートリーを増やす必要性や時と場合によって対処法が異なること等について分かち合いました。

薬物は、インターネットの普及等により、手に入りやすくなっているとも言われております。また、最初は軽い気持ちで初めても抜けられなくなってしまうこともあります。

人は心が苦しい時やストレスがたまった時等に一人で抱えていることで苦しく物や人に頼りたくなってしまうこともあるかと思います。そのような時に薬物等に頼ることのないよう、仲間の大切さ、自分と向き合うことの大切さや薬物依存症の大変さ等を学ぶ一助になったかと思います。

他己紹介

みなさん、こんにちは!南浦和駅前 町田クリニックのリワークの報告です。

今日は、「コミュニケーション」をテーマにみなさんと充実した時間を過ごすことができました。

午前中はコミュニケーションの基本を確認しながら、他己紹介のワークを行いました。

お互いにインタビューし合い、「共感図法」という手法を用いて相手のことについて知ることのできた情報を整理して行きます。そうすると、その人になりきれるくらい相手への理解がぐっと深まっていきます。

そして、理解できたことを他己紹介。紹介された人は「他者から観ると自分ってこんな風に見えているんだな」と気恥ずかしさとともに自己理解もぐっと深まっていったようです。

みなさん、短い時間の中でたくさんの話を引き出し、整理し、発表されていました。

復職したときに、新しい部署に異動したり、新しいメンバーに代わっていたり、初対面の人とコミュニケーションする機会は多いと思います。今日やったことを活かして、お互いの理解を深めていい人間関係につなげてもらえたら嬉しいです。

CBT*エンパスオフ

こんにちは。南浦和駅前町田クリニック リワークのご報告です。

毎週火曜日に実施しております認知行動療法(CBT)

今週は、あまりにも相手や周りのことをまるで自分のことのように感じ取り過ぎてしまう・受け取り過ぎてしまう。。。環境にあまりにも感化されすぎてしまう(もはや同化レベル)。。といった、共感~empathy(エンパシー)の力が強すぎてしまう。

また、繊細つながりで、相手を気にし過ぎてしまう、いつまでもくよくよ引きずってしまう。。。そんな際の思考を柔らかくしていこうと検討してみました。

 

今日はまず、思考そのものを柔らかくする前に、自分自身がどのくらいその傾向があるか、Highly Sensitive Person (HSP)  「 とっても繊細な人 」度合いをリストを使ってチェックしてみました。

5人に1人は大なり小なりこのタイプ。今まで苦しかった出来事や生きづらさは、自分の努力が足りないとか、そういう問題ではなかったのですね。気付かずに「克服しなくてはいけない」 なんて思ってしまったら、そのまま自己肯定感ダウンにもつながってしまいます。

あ、自分はまさにこのタイプなんだな、と気付くことで、受けているインパクトを腹八分目ならぬ「ココロ八分目」に減らすことができるようになっていきます。圧倒され方も柔らかくなった方が、思考も広げやすくなっていきますね。

27点あるチェックポイント、ほぼほぼ満点のハイ・ハイスコアの方 … やっぱり何人もいらっしゃいました。

「マイナスな自己像」の部分の根本を今日はグラグラと柔らかくすべく揺らしてみました☆

 

具体的にどんな場面でどう思考を柔らかくしていくか … 強すぎる共感力を程よく弱め(エンパスオフ)、繊細・過敏で不便しているココロの部分をどう取り扱ってあげるか、 来週の<社交不安あるある>にも大いに関係してきますので、皆さんで引き続き検討していきましょう。

今週ご参加されていない方にもHSP度チェック用紙をさしあげます。途中ご参加、大丈夫です。

午後の<>では、第3週目恒例のアートヒーリングでした。

自分のスイッチは、誰にでも自分の内側にちゃんとある☆ 外側に求めなくても大丈夫です。

↓↓↓ 一見暗そうに見えるのだけど、この中にこそ<底力>が宿っていて、そこに戻っていく。。。決してネガティブな意味ではない「今の自分のベストな色」と表現されていた時の、動じない、確信に満ちたパワフルな表情がとても印象的でした。幾重にも幾重にも … 色が重なっていましたね☆

ライフスタイル ~食事~

こんにちは。南浦和駅前町田クリニックのリワークの報告です。

今日はライフスタイルの食事についてみなさんと話し合いました。

心の状態を整えて行く上で、食事、運動、睡眠はとても大切で、食事がいかに大切か、食事について習慣にしたいポイントを確認。その理由についても考えてもらいました。

理由が分かると、その習慣の意味まで理解できるので、「ちょっとやってみようかな」という気持ちになりやすいかなと思います。

一方で、「めんどくさい」とは言っても、「おいしいもの食べたい」など、そういった本音のところについても話し合いました。特に、食材を切る作業、洗い物をする作業が負担になりやすいようです。「嫌なものはイヤ~」と吐き出せたのもよかったと思います。

そして、いかに上手に手を抜くか…万能調味料やカット野菜など、様々な工夫ができることについても確認。

意識す「べき」ことは意識して、でも食を楽しみたいことは我慢せず…この折り合いの付け方が難しいところですが、みなさんなりの食事のライフスタイルに役立ててもらえたら幸いです。