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あの人と行違っているのはなぜ?

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

水曜日は、対人関係やコミュニケーションについて取り上げています。
職場でも、プライベートでも、対人関係やコミュニケーションはストレスの種になることが多いのではないでしょうか?

今月は、コミュニケーションで行き違いを生まないためにできることを考えています。
そのなかで今日は、「役割期待」をキーワードに、自分の身のまわりの人達との関係を考えてみました。

自分の身近にいる人たちとの関係、意識したことがありますか?
距離感の違いで、つきあい方を変えていますか?
職場の人達との関係、親しい人たちとの関係、自分の中でごちゃごちゃになっていませんか?

私たちは、どんな人たちに対しても、役割を期待しています。
当然、相手も、私たちに対して、役割を期待しています。
この、お互いへの役割の期待にずれがあると、行き違いが生まれることになります。

この「ずれ」をうむいくつかのポイントがありましたね。
振り返ってみると、あれもやっていた!これもやっている!、、、ああ、だから上手くいかなかったんだ。
あの人との関係で苦しかったのは、これだったのか!
などなど、今日は、たくさんの方々から、衝撃!!の声があがりました。

だからこそ、時間も延び延びになってしまって、申し訳なかったのですが、、、、

大事なことは、皆さんが、自分の現実、自分の実際を「わかる」ことです。
この実感がなければ、何も始まりませんし、何も変えられません。
今日は、そのためのたくさんのヒントがありましたね!

次回は、ズレを失くすためにも不可欠な「コミュニケーション」の実際を「話す」と「聞く」のポイントをおさえておきます。
話すのは苦手だけど、聞くのは大丈夫、と思っている人!
本当に聞けていますか? ちゃんと聞くって意外と難しいものです。実験もしてみて、確かめましょう。

月に1度のなんでもトーク

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワーク・デイケアのご報告です。

本日は月に1度開催しています<なんでもトーク>の日でした。

復職を果たして平日に参加できない方
ここで学んだこと、気づいていったことを改めて語りながら思い出したい方
普段周りに聞けないことをみんなに訊いてみたい方

テーマは本当に「なんでも」OK。
今日もみなさんがそれぞれの今の想いを語り、分かち合っていきました。

話すことは「手放す」こと、でもありますね。
今日も大切な時間となったようでなによりです。

うつと食事☆非言語コミュニケ―ション

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。
「疾病理解」では、うつと食事の関係について学びました。
うつに関係する脳内の神経伝達物質がつくられるために必要な栄養素や脳の疲れを軽減するための糖質コントロールについて知識を深めました。
手軽に実行のできる食事の仕方など食べたいものを食べる時にも、食べる順番を変えたり咀嚼回数を少し増やすなどのちょっとした工夫でできるため取り入れやすい内容だったと思います。

午後の非言語コミュニケーションは、伝えたいことや表現してほしいことなどを考えつつ自身も表現もするので、正直、頭も体も非常に疲れたと思います。
しかし全身で自己表現したことで、適度に汗をかき気持ちが前向きになった方もいたようです。

金曜日は週の終わりに近く、朝から疲れている方も多かったと思いますが、今日のワークの疲れが心地よいものとなって良い眠りの入り口になればと思います。

グループワークは、“まずは自分の考えや思いを安全な場所で語ってみる”“人との関わりに慣れる”などを体験したい方には最適な時間です。

※金曜のグループワークは人数によって内容を変更する場合がございます。

認知再構成法を客観的に触れてみる

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。
本日の<認知行動療法>では、認知再構成法のデモンストレーションを実施しまして、
みなさんに客観的に大切なポイントを体感して戴きました。

リアルなケースで取り組みましたので、
「できごと」自体から、「ターゲットとなる思考」自体から、
自分のココロをごまかさないことがいかに大切なのかも皆で感じることができましたね。

自分の「あたりまえ」と、他者の「あたりまえ」もホント全然違うんだな~ということも
今日は認識することがみなさんできたご様子でした。
リアルに体験すると「ああ、このことか」と腹に響いた方も多かったようでした。

来週は、もっともっとカジュアル・シンプルに取り組めるスタイルをご紹介しながら、
今度は自分自身のテーマで実践的にやってみましょう。

「え?こんな簡単でいいの?」
「ああ、これならものぐさな自分でもできる♪」
🎵マークがつくようなお声をいつもたくさん戴くフォーマットです。

じっくり派
カジュアル派
自分にしっくりくるのがどちらであってもいいように!

 

ココロにメジャーをとりつける

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。
本日の<自己洞察ワーク>では、
問題解決セラピー/短期療法/ブリーフセラピー などと表現されるメソッドで使われている
とても有益な「コツ」に取り組んでいきました。

ああ、これってストレスだなぁ。
ああ、こうなったらいいのになぁ。

そう感じる場面において、想いをひとかたまりにしないで
スケール(目盛り・度合)をつけて捉えてみる試みです。

今日のワークをやってみて
いかに今まで「白黒」「0か100か」が自分の思考にこびりついていたか
改めて確認できた方 … 多かったですねぇ!

「 だからコーピングが上手くいかなかったんだ、ピンとこなかったんだ 」
「 今まで大きな変化ばかり求めていたから、自分の進歩に気付けなかったんだ 」
「 どうでもいいことに、すごくエネルギーを使い過ぎていたかも 」
「 意外と大丈夫だったのか。イメージだけでビクビクしすぎてた 」
「 自分の気持ちをごまかしすぎていたことに気がついちゃった 」

などなど。本当に、などなどなどなど …
たくさんの気付きがあったご様子でした。

土曜講座 マインドフルネス

こんにちは。南浦和駅前町田クリニックのリワーク報告です。

今回の「土曜講座」は、ストレスコーピングの1つである「マインドフルネス」でした。

マインドフルネスは、「今ここ」の体験に気づきを向けて、それらを判断したり評価することなく、そのまま受け止めることです。ストレス体験を良い悪いと判断せず、「こういうストレスがふりかかってきてるんだなぁ」とただ眺めて客観視します。

マインドフルネスを続けると、ストレス感情に素早く気づけるようになり、心や脳が穏やかに休息する時間を持てるようになります。

マインドフルネスには様々な種類がありますが、今回は日々簡単に取り入れられる方法を紹介しました。五感を使ったワークや、認知(自動思考)、気分・感情に焦点を当てたワークを実際に体験してもらいました。

みなさんからの感想は、

・イライラしているときや落ち込んでいるときに取り入れていきたい。思考や感情を判断しないことを改めて意識していきたい

・今までリワークで何回もマインドフルネスの瞑想を体験してきた。今回は、色々な方法があることが分かり試してみたい

・意外と毎日マインドフルネスを取り入れていることに気づいた

などでした。

マインドフルネスを日常生活に気軽に取り入れて、穏やかに毎日を過ごしましょう。