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睡眠障害☆非言語コミュニケーション

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

午前中の「疾病理解講座」では、睡眠障害についてその種類、原因、治療について学びました。
一口に睡眠障害といっても様々な要因が考えられます。自身の生活全般を振り返りながら改善点はないか考えました。

午後の「非言語コミュニケーション」では、意図的に言葉を使わないコミュニケーションを体験してもらいました。
言葉を使わないということは、ジェスチャーで伝えたいことを表現するということです。
このような表現が苦手な方もいらっしゃったと思いますが、皆さん不安を抱きながらも参加されました。
そして、やっているうちに雰囲気に慣れて表現も大きくなり、自然と笑い声が聞こえてきました。
振り返りでは、「言葉が無くても自然的に協力し合う姿があった」「疲れたけれど、とても楽しかった」などの感想がありました。

非言語コミュニケーションワークは、伝えたいことや表現してほしいことなどを考えつつ表現もするので、正直、頭も体も非常に疲れます。
金曜日は週の終わりに近く、朝から疲れている方も多かったと思いますが、今日のワークの疲れが心地よいものとなって良い眠りの入り口になればと思います。

※金曜のグループワーク人数によっては内容を変更する場合がございます。

CBT*考え方を広げる12のヒント

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

今週から<認知行動療法>では、認知再構成法に取り組み始めました。
ストレスを強めてしまう考え方を柔らかくする・広げていくと良いのは分かったけど、
では、いったいどうやったら広がるんだろう?

今日は様々なアイデアやヒントを皆さんにご紹介しながら、
実際にご自分のケースで検討してもいきました。

全部を覚えておく必要もありません。
「 取り組みやすいヒント 」
「 相性の良いヒント 」
「 スーっと発想がやってきやすいヒント 」
がどれかは、本当に人それぞれ。

今日の大切なポイントの1つでしたね。
「 一般的 」や 「 相場 」 ではなくて、あくまでも 「 自分にとってのベスト 」 を選ぶこと☆

 

また、今日一番みなさんの反響が大きかったのは、
「奇跡がおきたら」もしっかり想定していくことの大切さだったようでした。

意外でしたよね。
いつものモードは「 期待しちゃうとがっかりして辛いから
前もってでは悪い想定をしておくようにする。」 … という逆の発想の方が圧倒的に多いです。

ミラクルはミラクルだから(アリエナイ)と最初から切り捨ててしまい、
傷つかないようにと悪い想定だけを標準装備し続けるとどうなるか? のお話では、
いつも体全体を使って表現しているので、
この回の翌日はいつも太ももが筋肉痛になり、筆者は常日頃の運動不足を痛感しております。

バランス は、
片方だけでは成り立たないのですね。
自分の中に無意識に薄~い存在になってしまっていた「もう片方」の感覚を思い出せた方も
多かったようでした。

ご感想に何人も書かれていたことは、
「聞いただけでは納得できなかったけれど、実際に自分のケースでやってみたら、
理屈ではなく感覚で分かったような気がした」というお声でした。

そうなんです!
理屈、ではなくて 「 感覚 」 で体験していく、身に着けていく。 大切ですね。

来週は更に実践的に,身に着けていきましょう。

「仮面」のむこうにある思い

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、前半は今月のアクションプランをたて、後半は、「仮面」というキーワードで「適応する」ことについて考えてみました。

いろいろな感情の言葉をみると、自分が好ましいと思っている感情、苦手にしている感情があることに気づきます。
これはどうも、これまでに経験した「感情」と関連した出来事や言葉ともつながっていそうです。

幼少期からの経験や、部活動、所属した組織など、昔からの経験の影響をうけていることに気づいた人。
休職に至った経緯にもつながるような、直近のストレス経験との影響に気づいた人。

本来なら、感情に良いも悪いもないのですが、私たちは様々な経験を通して、感情に意味づけをしています。
この苦手意識や好ましさといった意味づけが、日ごろ、自分がかぶっている仮面とも関係しているかもしれません。

「仮面」は決して悪いものではありません。
自分が苦手に思っている感情を感じたり、受け取ったり、見たりすることを避けていることも少なくありません。
自分の本当の気持ち、思い、欲求がわかって、意識的に使い分けることができれば、案外、役に立つものかもしれません。

何人かの方から、具体的なシチュエーションを上げて、これはどういう仮面でしょう?と問いかけも出てきました。
なかには、この仮面はいらない!とわかりましたという方も。
自分なりの付き合い方、作っていきましょう。

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

今週から2か月に亘って、ココロの境界線(バウンダリー)について取り組んでいきます。

対人関係の辛さやストレスと非常に関連が強いと言われている

わたし と あなた の ココロの境界線。

今週は 「 こんな辛さ、ありませんか? 」 と題して
日常の中にあるさまざまなストレス場面を振り返ってみました。

チェックリストの他にも、
「あれ?もしかして・・・これも?」といった
今まで意識したことがなかった、あの場面、この場面が今日のメインとなりました。

いつものことではありますが、
リアルなみなさんの日常の中に そーーーーーっと 潜んでいるテーマですので、
今回も質問がたくさん出ましたね。

 

また、今までご自分にとって何がストレスになっているか分からないのだけども、
どうにも気分がすぐれなかったのが、
「ああ、コレだったのか!」と気づかれたり、納得されたり、腑に落ちたりと
表現は人によって様々でしたが、
共通して「 一本の線につながった感 」を得られた方も複数いらっしゃいました。

 

来週は、「バウンダリーを育てるのに大切な6つのこと」を
皆で検討していきましょう。
本日すでに皆さんから出てきたお話についても、更に解説できるのが今からとても楽しみです。