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CBT:問題解決法-問題状況を把握する

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日から、認知行動療法のもう一つの対処法、「問題解決法」を試してみましょう。
認知行動療法では、私たちのストレス反応を「認知」「感情」「行動」「身体反応」に分けて考えます。
問題解決法は、そのなかの「行動」に焦点を当てる対処法です。

問題となっている状況を具体的に把握することで、変化できそうな行動のとりかかりを見つけていきます。
問題は、小さく具体的にしていった方が取り組みやすいので、まず、日常的な困りごとからやってみるとよいかもしれません。

ここまでの取り組みから、実生活の中でも実感できる変化があった方もいるようでした。

リソース探し

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。

本日は、様々な心理療法の中で「ブリーフセラピー」について行いました。
本日は、ブリーフセラピーの技法の1つであるリソース探しについて行いました。
リソースには、内的リソースである本人の長所や得意なこと等、本人の内側に備わっている能力や好ましい性格等、内的な属性と外的リソースである解決のために役立ってくれそうな人、物、目標等、外的なものがあります。
そこで、ご自身の困っていることや状況についての、内的リソースと外的リソースについて、考えていただきました。
自分1人では解決、対応することが難しいものもあるかと思います。そのため、時には、他の人の力等をかりたり、自分の得意な面を活かして対応をする必要があると思います。そのような時に活用できるものがリソースではないでしょうか。
事前にリソースを検討することで、困難に直面した時に上手く活かすことができるかと思います。

ヨガのデトックス

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークご報告です。

本日は、ねじりのポーズを多めにデトックス効果を高めました。

 

デトックスは、解毒という意味があります。

体内から毒素や老廃物を取り除くことを解毒といいます。

 

現代社会では、普通に暮らしていても、大気汚染や食品添加物、環境ホルモンの影響により、自然と毒素が体内に溜まっていきやすい状況になっています。

 

長期にわたって毒素が入り続けると、身体に悪影響を及ぼし、健康を脅かすことになります。

 

ヨガをすることで、体内にたまっていた毒素や老廃物などを、体外に排出することも可能と言われています。

 

ヨガは、消化器官を刺激することで、内臓の働きを活性化します。

腎臓や肝臓、胃袋などを刺激するヨガポーズをすれば、二日酔いのケア、胃もたれの解消、消化不良や便秘の改善など様々な効果も期待できます。

体内から健康に働きかけていくことが出来るのが、ヨガならではのデトックスです。

セルフ・コンパッション-自分への思いやり

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今回は、すこし趣をかえて、自分をいつくしむという視点について考えてみました。

「セルフ・コンパッション」という言葉、聞いたことがあるでしょうか?
なじみのない言葉ですが、「自分への思いやり」や「自分への優しさ」と訳されています。

日ごろ、自分に厳しくすることには慣れている人が多いのではないでしょうか。
対人関係や、目標達成、様々な場面で、私たちは大きな努力を強いられます。
苦しくても、つらくても、自分を鼓舞し、エネルギーを振り絞ってがんばっています。

苦しいときも、嬉しいときも、自分をいつくしみ、その自分とその状況を受け入れると、本当の穏やかさと自由に近づけると考えられています。

今日は、新しい考え方を皆さんで理解し、実践するためのヒントを話し合いました。

みなさん、こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は10月最後のリワークということで、1ヶ月間の振り返りを行ないました。みなさん、今月も沢山のことに気づいたり、感じたり、学んだりされているようでした

今月はの振り返りでは、様々な気づきを分かち合うことができました。それぞれの学び、気付いたことも、今課題に感じていることもいろんなことを分かち合える時間になりました。奥の深い話がたくさんありましたね~。いつか本にしたいと本気で思っています!

午後は、復職が決まった人の卒業発表を行ないました。掛け合いで笑いをとったり、身振り手振りを使ったり、とてもすばらしいプレゼンでした。他の人にとってもとても参考になったし、いい刺激になったと思います。

1ヶ月間の振り返りは、「今月はあまり参加できなかったなぁ」という人にもお勧めです。他の人がプログラムを通して、何を学ばれたのか分かるのでとってもお得ですよ!

CBT:新しい思考を導く

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、CBTのなかの、認知再構成法の最後のステップを行ないました。
前回、検討しなおしたい自動思考を定め、様々な角度から検討してみました。
今回は、それらの質問への答を素材にしながら、新しい考えを導き出してみました。

ストレスを減らすことに役に立つような、かつ、自分なりに納得ができる考え方がないか?
皆さん、熱心にワークに取り組んでいました。

より深く、信念のようになっている考えに気づいたり、実生活で使ってみて効果を実感していたり、それぞれに気づいたことがあったようです。

次回以降は、ストレスになっている問題をどのように解決するかについて考えていきたいと思います。

 

休職の経緯と復職の課題(10月)

みなさん、こんにちは。南浦和駅前、町田クリニックのリワーク報告です。

今日は今月の集大成。休職の経緯を振り返りました。

ストレス要因、ストレス反応、自分のコーピングスタイルとサポート体制を1枚の紙に整理。辛かったときのことを思い出すと、どうしても視野狭窄になりがちです。1枚の紙に書いていくことで、当時の状況を俯瞰して振り返られるようになります。

「自分がだめだった」「なぜ、うまく対処できなかったのか」というように自分を責めるのではなく、朝のワークで繰り返し身につけてきたマインドフルネスの精神を発揮して、あるがまま振り返りました。みなで振り返ることで、復職の課題について深く洞察することができました。

しんどい作業だったと思いますが、みなさん真剣に取り組まれていたのが印象的でした。分かち合いにおいても、それぞれの体験を共有し、「自分だけじゃなかった」と安心したり、書いて整理することと、人に話して伝えるのは違うなど、気づきの多い時間となりました。

カラー心理で自分を知ろう!

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。

本日は、「カラー心理」を体験しながら自己理解を深めてもらいました。

自分が思っている自分、自分でも気づいていない自分など、カラーを通じてどのくらい意識できているのかチェックしてみました。

意識できている自分の状態とカラーが一致している方、あまり一致していなかった方など様々でした。

一致している方は自身の思いを再確認し、一致していなかった方は自分の未知なる可能性や心の奥の本音などを垣間見れる時間になったかと思います。

選ぶ色は、その時に精神状態によって変化します。

また、このプログラムで出た色の意味は、参加者様を限定して決め付けるものではありません。

あくまでも、その日のコンディションからは、そのような可能性があるかもしれない。という視点で自己理解を深め、より良い状態とは何かを考える際の参考として捉えてもらっています。

ドラマセラピー*別人になることでの気づき

 

今日は久しぶりに気持ちよく晴れた1日でしたね。

1ヶ月ぶりのドラマセラピーでは、動きながらうっすら汗ばむほどの陽気でした。

「ドラマ」というと、「しっかりと演技しなくちゃいけない」と思う方もいるかもしれませんが、ドラマセラピーは「別人になることを楽しむ」という感じです。

 

自分から離れてみることって、普段はなかなかできませんよね。

でも、ドラマセラピーの時間は、何にだってなれます。

ドラマの世界は自由ですから。

「別人」になって遊んでいると、不思議と動き方や喋り方、姿勢まで変わっていきます。

そうやって自由に「別人」を遊んでいるうちに、普段ならば口に出せないような言葉が口から出たり、感情を表現できたりするのです。

 

今日は、袋に手を入れて紙を引いてもらい、紙に書かれた「役(職業)」を互いに演じながら、相手が何役なのかを当てるというワークを行いました。

「魔法使い」と「小学校の先生」との会話(!!)など、普段はありえない会話が繰り広げられたり、、、

大笑いしたり、思わぬ共通点に驚いたり、、、

皆さん、すごく楽しまれていて、私も嬉しかったです。

 

 

「役と自分は全く違うと思っていたんですが、やっているうちに、私の中にも似た要素があったなと思いました。偶然に紙を引いたわけではなかったのかもしれないなとも感じました。」

 

「自分には息子しかいなかったのですが、今日は娘のいる気分を味わいました。子沢山のお母さん役ができて嬉しかったです。」

 

「魔法使いの役は楽しかったです。言葉じゃなくて、動きだけで魔法を使っている感じを体験できたのも楽しかったです。自由になれた気がしました。」

 

最後のシェアリングでは、そんなご感想も出ました。

来月は11・9の午後に行います。

別人になって、新たな体験をしてみませんか?

ドラマセラピーの時間に、ぜひいらしてくださいね。

お待ちしております。

 

従わざるを得ない状況でのアサーション

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。

本日は、服従とアサーションについて行いました。

3つの自己表現(非主張的自己表現、攻撃的自己表現、アサーティブな自己表現)について、特徴等を振り返りました。そして、Milgram,S.の服従に関する実験の教師役(被験者)になったつもりで、ご自身の反応等を考えていただきました。

Milgram,Sの服従に関する実験とは、教師(被験者)が生徒(サクラ)に問題を出し、生徒が誤答すると、実験者に言われたままに教師が生徒に電気ショックを与えるというものです。教師と生徒の間は壁で仕切られており、様子は見えませんが、電気ショックを与えるたびに苦しむ、生徒の声がインターフォンから流されます。

みなさんは、この実験で、生徒(サクラ)が問題を間違えるたびに電気ショックを与えますでしょうか?(実際には与えられていないが、与えられていると信じ込まされている)難しい判断かと思います。

実験者の期待に応える必要性と自分が人に苦痛を与えてしまうという罪悪感等の葛藤が伴うものと考えられます。

次に、日常生活で、従いたくないが、アサーティブな表現ができず従わざるを得ない状況とその背景の心理、どのようなことを考えるとアサーティブな自己表現につながるか等について検討いたしました。

日常の中で、自分の意見を言うことができず、相手に従ってしまう、ということはしばしばあることだと思います。

そのような場合にも、自分らしさを大切にしながら、アサーティブな対応ができましたら、と思います。