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罪悪感と恥 -隠したいのは?

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

4月の水曜日も、先月に続いて「感情」について扱っています。
特に今月は、自分へ向ける感情や想いについて、考えてみましょう。

今日そのなかで、「罪悪感」と「恥」を中心に取り上げました。

罪悪感や恥ずかしいという気持ちは、最初に生まれた感情を、自分がどうとらえているかが加わって生まれてきます。
この2つの感情には、自分への否定的な判断がかかわってきます。
ただ、何を否定的に判断しているのか、その「対象」が決定的に違うのです。

何を隠したいと思っているのでしょう?
それをじっくりと考えてみると、今自分が感じているのが「罪悪感」なのか?「恥」なのか?
区別ができるようになるかもしれません。

後半では、そういう「隠したい」姿や思い、気持ちはなんだろう?
自分は日頃、どうやって隠しているだろうか?
そんな視点から、外向けの自分がかぶっている「仮面」について振り返ってみました。

日常ではなかなか意識していない人も多いようです。
それだけ、当たり前に、長年、やり続けてきたのでしょうね。

自分にとって苦手な感情を感じないようにするために、好ましい感情にとどまろうとすることもあるでしょう。
これまでの経験から、こういう振る舞いをしておいた方が、受け入れてもらいやすいと思っているかもしれません。

どれも意識して使っているなら、それは適応のためのツールとして役に立ちます。
でも、意識せずに、自分が何を感じているかもわからずに、自動的に行動してるとしたら、、、、?

この仕分け、大事なんです!

来週は、自分にとって辛い感情-「恥」や「罪悪感」もそうですね-と、どうやったら、つきあっていけるのか。
自分への思いやりのむけ方を知っていきましょう。

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