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思い込みの心理学☆皆の情報をまとめよう

こんにちは。

南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

 

午前中は、「思い込みの心理学」では、日常にあふれている思い込みについて考えました。

例えば、「消防士」と聞けば男性の消防士を想像する人がほとんどだと思います。

また、「花を描いてください」というとチューリップやヒマワリなど人それぞれ違う花を描いています。中には漢字で「花」と書く方もいます。

そのように、一つの単語から想像する世界が皆と違うことや先入観でものごとを見ていることに気づくことから始めました。

 

自分では気づかなかった先入観や思い込みに気づくきっかけになったようです。

 

午後の実践チームワークは、各々に配った情報をもとに、一つの答えを導き出していきました。

多くの情報から、一つの答えを導き出すには、最初の糸口が必要かもしれません。

そんなことも含めチームで力を合わせ、答えを見つけてもらいました。

 

最初は難しさを感じたけれど、全体像の中心がわかると解けるスピードが上がったなど、コツをつかむことで解決できたようです。

 

 

※金曜のグループワーク人数によっては内容を変更する場合がございます。

4/22 認知行動療法、新シリーズスタートです

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

先週と今週の<認知行動療法>では、
ACT(アクセプタンス&コミットメント)に取り組みました。

私達は、事実の中で生きているのではなく、
「捉えた世界」「自分が解釈した世界」の中で生きています。

ぐるぐる思考やモヤモヤに翻弄されずに過ごしていくには
どうしたらよいでしょう … ?

ぐるぐる思考が起こるカラクリをおさらいしつつ、
モヤモヤの泳がせ方12パータンを検討していきました。

一番自分にしっくりくるパターンは、本当に人それぞれ。
「これならできそうだ」と思ったものを
しばらくの間意識して使ってみましょう。


来週は、<認知行動療法>のシリーズ 初回 となります。
基本 ~ 認知再構成法 ~ 問題解決法 ~ アクセプタンス&コミットメント
を巡る4ヵ月シリーズの初回です。

基本の基本から再び始めていきましょう。
(シリーズ途中からのご参加も大丈夫です)

アサーションを阻む思い込み

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今月の水曜日は、アサーション・トレーニングの連続テーマに取り組んでいます。
アサーションというのは、自分をまず尊重し、その上で相手のことも尊重する自己表現です。

自分の要求や思いを率直に表現するのは、なかなか難しい、、、
今日も、実際に相手に自分の思いを伝えても、相手がそれをわかってくれようとしない。
現実にはギャップがあるという声もありました。

確かに、そういうことも多いのが現実です。
でも、そういうときこそ、自分は、自分の思いを伝える権利があるという基本にたちかえってみることが役に立ちます。
相手にわかってもらえなければ、言わない方がいいのでしょうか?
それこそ、コミュニケーションの主体が相手になってしまっていませんか?
自分が伝えたいことを伝えることが、まず最初の目的ではないでしょうか。

アサーティブに考えることができてはじめて、その思いを伝えて良いのだと思うことができます。
今日は、そんな自分の考え方に影響するような、不合理な思い込みがないかを考えてみました。
やってみると、これまでの経験や社会通念、常識といった、外側の基準で自分の考えを決めていることが多いことに気づきました。

アサーティブになるには、自分が何を伝えたいと思っているのか、わかることが最初のステップです。
そのためには、思い込みにしばられず、自分が何を感じているのか、こころの声に耳を澄ますことに意識が向いたようです。

価値観ワーク

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日は、「価値観ワーク」を実施しました。

人生、働くこと、パートナーシップ、人間関係 …
ご自分の取り組みたいテーマを決めて、
そのテーマに関して
「大切にしたいこと」をどんどん出していき、
更にランキングも付けていきました。

頭の中はいろいろなテーマのいろいろな考えが
ごっちゃごちゃになっていることが多く、
あちこちで渋滞を起こしていたり、こんがらがってしまっていたり。

それを一旦1つのテーマに絞って、
頭の中にあるものをぜーーーんぶ外に出してみると …

今日も気付いたことがいろいろありましたね。
「思い出した」というフレーズも印象的でした。

今日は 「 あっという間に時間が過ぎた!」というお声がとても多かったです。
みなさん、集中して作業をされていました。

午後の<ソーシャルスキルアップマラソン>では、
怒りをどう処理していけばいいか? というテーマを
皆で考えていきました。

本でもネットでも目にする「 6秒ルール 」 。
分かっちゃいるけどできない!!

そうですよね。
具体的に「その6秒をどうやって」が、みなさんの切実に欲しいところ!
今日分かち合ったメソッドを、
1つの引き出しにできるといいですね。

【緊急告知】19日★午後 卒業発表、やります!

南浦和駅前 町田クリニックのリワークよりお知らせです。
4月19日(月)午後、卒業発表を行います。

個別フォローアップは、卒業発表の終了後に行います。
急な変更ですが、ご協力ください。

卒業発表では、復職や転職が決まった方から、これまでの取り組みや心境などの「生の声」をうかがうことができます!
質問や意見交換の時間もゆっくりとりたいと思いますので、ぜひ、ご参加ください!

よろしくお願いします。

自分を知ることをきっかけに-5つのわたし

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、「5つのわたし」をキーワードに、「エゴグラム」を使って、こころのエネルギーバランスについて考えていきました。
1つのテーマでじっくりと取り組むことができた一日でした。

こころのエネルギーの状態によって、私たちは様々な考え方や行動パターンをとります。
「エゴグラム」では、そのエネルギーを5つの働きからとらえてみるのです。

自分の行動パターンや対人関係は、自分の性格だから変わらないよ、変えられないよと思いますか?
もちろん、そういう部分もあるかもしれません。
でも、ちょっとした意識付けで、行動を変えていくことで、心のありようは変わってきます。
実際、今日の参加者の方の中にも、最近の行動と自分の今のこころのエネルギーバランスが連動している!と実感した方もいました。

皆さん、こんなところが自分のいつものパターンに当てはまるとか、休職の経緯にはこんなところが影響していたのかもしれないなど、気づいたことがあった様子でした。

さあ、今のバランスがわかったら、次は、これからどうしたいのかを考えてみましょう。
こころのエネルギーバランス、「5つのわたし」のバランスは、いくらでも変えることができます。
それにはまず、自分のなりたいイメージを描くことがスタートです。

「5つのわたし」は、具体的な行動計画を作って、伸ばしていくことができます。
日常の中でできること、でも続けるには苦労しそうなこと、いろいろでてきました。
それでも、やってみないことには、変化は積み重なりません。
薄紙一枚、でも、その積み重ねが、最終的には大きな変化につながっていくのでしょう。

なんでもトーク

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワーク・デイケアのご報告です。

本日は月に1度のフリートーク「なんでもトーク」を実施しました。

・平日にはなかなかリワークへは来られない方
・どこにも吐き出す場がなくて、誰かに話を聞いてもらえたらなと思う方
・今の自分を話すことで確認したい方
・今のテーマを話すことで整理したい方
・「こんな時どうしたらいい?」「これってどう思う?」誰かの意見を聞いてみたい方

そんな皆さんが集って語り合いました。
テーマは本当になんでもOKです!

テーマそのものはバラバラなのに、
一見自分とは全然関係ない分野のことなのに、
それぞれが、それぞれのテーマの中にも得るものがあったり、気づくことがあったりするのが
本当に不思議ですよね。

今日もさまざまな気づきがあったご様子でした。

うつ病とは☆異文化理解

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

午前中は、「うつ病とは」では、うつ病の原因や症状、治療などについて学びました。
うつ病の基本的なことを振り返る、いい時間になったとの感想がありました。
また、皆で抑うつ状態の時の症状や回復のきっかけなどを共有することで、自分だけではないと知って気持ちが楽になったとの感想もありました。

午後のグループワークは、「異文化理解」でした。
一人ひとり、指示のあった文化圏からきた人として振舞ってもらい、すべての自己紹介の後に、その特徴を皆で考察する時間を取りました。
いつもと違う人物像を演じながら、相手の文化も観察しなければならないため、羞恥心や恐れ、葛藤などがある中で集中力が必要なので非常に疲れたとの感想がありました。
しかし、その疲れは「疲れたけれど、楽しかった」という、心地の良い疲れのようでした。
最後は皆で笑顔で終わることができました。

※金曜のグループワーク人数によっては内容を変更する場合がございます。

ぐるぐる思考に振り回されないために

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<認知行動療法>では、
アクセプタンス&コミットメント について取り組んでいきました。

 

ぐるぐる思考って辛いですよね。

過去にあった嫌なこと、これから起こるかもしれないという不安 …
何をしていても、いつもいつも頭にあって

すぐにでもどうにかしたい
ああ、この嫌な気持ちをすっかりなくしたい!

この想いが強すぎると、
かえってストレスが大きくなってしまったり、
苦痛が維持されてしまったりするのです。

今日はその「 ぐるぐる思考 」 実態と、
なんとかしなくちゃ! が強すぎる状態がもたらすデメリットを
理解していきました。

「 それが自分の全てでは決してない 」という感覚。

大切にしていきたいですね。

来週は
「では具体的にどうやってそのモヤモヤを泳がしていくか?」
をやっていきましょう。

さてさて、どんな方法が今の自分に一番ビッタリくるでしょうか?
いろいろトライしてみましょうね。

自分を、相手を尊重する-アサーティブなコミュニケーション

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

4月の水曜日は、一か月かけて「アサーション」に取り組んでいきます。

「アサーション」は日本語にするのがなかなか難しい言葉なのですが、「さわやかな自己表現」とも呼ばれています。
自分のことも、相手のことも犠牲にせず、円滑な対人関係をはぐくむのに大切な視点です。

今日は、自分のコミュニケーションのタイプを知ることから始めました。
振り返ってみると、攻撃的な行動、受け身的な行動をとることがどうしても多くなります。
日常のなかでは、非主張的に、自分を抑えるコミュニケーションをとることが多いという方がほとんどのようでした。
しかし我慢が過ぎると、相手を攻撃するようなコミュニケーションに転じてしまう経験もされたようでした。

アサーティブであることで、決して、問題や悩みがなくなるわけではなりません。
率直にコミュニケーションをしていくために、かえって葛藤を引き起こすこともあります。
ですから、アサーティブであることも、そうしないことも、自分の自由意思で選ぶことができます。
これまでのコミュニケーションスタイルに変化を起こすには、少しずつ、試してみる実験を積み重ねてみましょう。

お互いの大切なものを伝え合い、合意を目指して話し合うプロセスも体験してみました。
そのなかで、アサーティブに行動することの難しさ、それでも、率直に心を開くことで得られる気づきなど、実感できたようです。

まず、自分を大切にすることからアサーションは始まります。
次回は、そのための考え方を理解していきたいと思います。