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「小さくても大事なこと」に目を向ける・ドラマセラピー

今日のドラマセラピーは、「夏の思い出」をテーマに展開していきました。

 

夏休み、どんな思い出があるでしょうか?

そう聞くと、「何があったかな?」と、思い出そう、思い出そうとしてしまいがちですが、これだと頭をいっぱい働かせてしまうことになります。

しかし、目を閉じて、リラックスした状態になったときに、不意に、ふっと内側から立ち昇ってくるものってありますよね。

「ああ、こういうことがあったな」と。

実は、そういうものの中に「小さくても大事なこと」が潜んでいることがあります。

 

 

 

今日は、イマジネーションを使った短いワークを行った後に、自分の中からふっと浮かんできた「夏の思い出」を元に、ドラマワークを行なっていきました。

 

ただただ楽しかった思い出

甘酸っぱいような、それでいて胸が少しキュッとなるような思い出

複雑な思いが込み上がるような、ほろ苦い思い出

 

 

その時の自分の周りにいた海、森、大地、友人、家族、、、

そんなものたちに言葉を与えて当時の自分に語りかけていくことで、

自分の奥にあった「何か」が動き出します。

 

 

人は、どうしてもネガティブなことだけにフォーカスしてしまいがちですが、自分の人生の中に起きた、かけがえのない大事な瞬間や体験はあったはずです。

 

そこにアクセスして、改めてドラマとして再体験することで、自分の人生を肯定していくことができます。

 

また、まだ癒えていなかった傷を、ドラマの中で取り上げてあげることで、そこを癒してあげることができます。

 

すると、その思い出は、痛みのある嫌な思い出から、少し変化していくはずです。血を流したままの思い出に、そっと手を触れて撫でてあげることで、何かが変わっていきます。

 

ドラマは、頭(理性や思考)から離れて、そのプロセスを身体で実感できることが大きなメリットです。

 

 

 

今日は、最後の参加者のシェアの時間に、こんなご感想を口にされた方がいました。

 

 

「ふと浮かんできたのは、子供の頃の夏の嫌な思い出でした。その時の自分のネガティブな感情を出してはいけない、と思っていたんです。でも、その感情を出してあげることは悪いことじゃなくて、自分を楽にしてあげることだとわかりました。また、いろんな立場で、いろんな家族の感情が動いていたことも、ドラマをやってみてわかりました」

 

 

その通りです。

人間ですから、いろんな感情があっていいんですね。

それを、ドラマを通して健康的に外側に出すことで、楽になることはたくさんあります。

ふっと自分の中から浮かび上がってくるものの中に、「小さなことだけど、大事なこと」はたくさん詰まっているんですね。

 

そして、その感情を取り扱っていいからこそ、ふと浮かび上がってきたのかもしれませんね。

 

 

次回のドラマセラピーは8月の第四土曜日に行います。

初心者、大歓迎!

演技力などは一切不要ですので、どうぞお気軽にご参加ください。

お会いできることを、楽しみにお待ちしております!