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復職準備チェック/メンタル・トレーニング

みなさん、こんちには。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は復職準備チェックリストを使って、現在の状況を振り返り、そして、今後の課題を明確にするワークを行ないました。みなさん、特にセルフ・コントロールのところで大きな変化を実感されている人が多かったのが印象的です。

午後は、メンタル・トレーニングということで、このデイケア・リワークの中で学んできたストレス・マネジメントを実際の場面で活用できるように、ゲームを通した実践的なワークを行ないました。

ストレスの対処について、より具体的、実践的なヒントがつかみやすく参考になったという人も多かったです。

 

ゲシュタルト療法~エンプティ・チェア

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。

本日は、様々な心理療法の中で「ゲシュタルト療法」について行いました。

ゲシュタルト療法とは、ゲシュタルト心理学の考え方を取り入れたもので、未完結な問題などの再体験を通じて、「いま、ここ」での気づきや自己の全体性の回復を重視する心理療法です。

ゲシュタルト心理学の「ゲシュタルト」とは、「全体性をもった形態」という意味があります。そして、全体は部分の総和以上のものであることを前提とします。確かに、メロディを聞く際に、1つ1つの音で捉えずに、1つのメロディとして捉えるかと思われます。

また、ゲシュタルト療法では、「今、ここ」での気づきを大切にします。

そして、「今、ここ」での怒り等の不快な感情や感覚を捉え、それらを言語的・身体的に表出し、最終的には身体を通じて気づきを得ることを重視します。

本日はエンプティ・チェア(シャトルを含む)を行いました。空の椅子に過去の自分や大切なぬいぐるみ等を座らせ、それぞれで対話をいたしました。

エンプティ・チェアを通じて、優しい言葉をかけ合うことができること、他者から言われると入らない言葉でも、すっと言葉が入ること、見えなかった自分への気づき、自分で自分を認めることができること等、感想や気づきについて分かち合いました。

エンプティ・チェアは、自分1人でどこでも取り組むことができるものです。気持ちがすっきりしない時等に活用することも1つかと思います。

股関節を柔らかくするヨガ

 

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークご報告です。

 

今日は、股関節を柔らかくする事に焦点をあてたポーズをたくさんしていきました。

 

股関節は、身体の中でイチバン大きな関節であり、体重を支え、立ったり歩いたりなどの行動をする上でとても大切な部位です。

 

股関節を鍛えて柔らかくすることで、歪みを整えるメリットがあります。骨盤の歪みの原因はさまざまありますが、そのうちの1つが股関節の固さです。
股関節が固いと骨盤の動きも悪くなり、骨盤も歪んでしまうのです。しかし、股関節を鍛えれば歪みも無くなります。

 

そして、冷え性の方にも効果ありです。股関節をほぐすと、血行が良くなり全身に血が巡りやすくなります。

 

股関節は骨盤の歪みだけでなく、臓器の位置にも影響しています。特にデスクワークなどで座りっぱなしの状態が続くと、股関節が硬くなり臓器の位置も次第にずれていきます。臓器の位置がずれてしまうと、ぽっこりお腹や肥満にもつながってしまうのです。

 

ウパヴィシュタコーナアサナもおすすめのポーズです。どんな固さの方も背骨をまっすぐにすることを意識してみてください。

1月の振り返り

みなさん、こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は1月最後のリワークということで、1ヶ月間の振り返りを行ないました。みなさん、いつも以上に沢山気づいたり、感じたり、学んだりされているようでした。振り返りはとっても盛り上がりました。

毎朝、一日のイメージ作りと、振り返りも時間をとってやっていることで、みなさんの振り返り力が格段に向上してきているのを感じます。みなさんの学びを共有するとてもいい時間になったと思います。

午後は、思考力を鍛え、頭をやわらかくするブレイン・ストレッチをして、ゆるゆる楽しみました。

1ヶ月間の振り返りは、「今月はあまり参加できなかったなぁ」という人にもお勧めです。他の人がプログラムを通して、何を学ばれたのか分かるのでとってもお得ですよ!

心の栄養言葉コレクションワーク

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワーク・デイケアのご報告です。

今日は<心の栄養言葉コレクションワーク>を実施しました。

今日はカジュアルに4コマ漫画を使って、今の自分に最も栄養になるココロのテーマを見つけていきました。

ベスト3を、とお伝えしていても、そうですよね、なかなか絞り切れませんでしたね。どれもこれも、シンプルなのだけど、とっても深い!そしてココロにジーーーーンとくる。。。「私の〇枚」が4にも5にもなりました。

皆でそのジーンとした気持ちを分かち合いながら、最後には再び自分自身へのプレゼント言葉に戻り、今の自分に大切なことは何かを確認していきました。

復職したらゆっくりこのような作業をやる時間の余裕はなかなか作れないかもしれません。今の内にココロのひきだしに☆ たくさんしまっていけるといいですね。

このワークは来週以降、水曜日PM <個別ワーク> *Office* 集中トライアル  でもできるようにご用意しておきます。

2月の水曜日AM<自己洞察ワーク>は、「ピンチで使えるNLP(神経言語プログラミング)」を実施いたします。

嫌な気持ちを出せた!*カラーセラピー

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワーク・デイケアのご報告です。

今日の午後は、<カラーセラピー>オーラソーマ®を使って、自己洞察を図りました。

「この色を選んだ人はこんな人」そ~んな判断めいた事は一切せず、自分の選んだ色を通して、今自分は何を感じたのか?何を思い出したのか? … を手繰り寄せていくワークです。

今日は色の世界にデビューされた方が4名いらっしゃいました。最初の内は「感じましょう」って言ったってよく分からない・・・といった反応が多いようです。これが不思議なことに回数を重ねていくと皆さん自然に自分の内側にアクセスしやすくなっていくようです。

今日は担当者がジーンとした一幕がありました。

こちらも今日初めて体験した方のボトル。

彼女は自分の「嫌」を存分に表現されていたのですが、嫌だと言っているその表情がなんとも血が通っている感、ライブ感があって、自分の「軸」に今ピッタリ合わさっているんだな、と感じることができました。嫌だー!って言っているのに、その表情はとても活き活きと、のびのびとして、美しく印象深かったんですね。

自分の気持ちを「自分の気持ち」として出す経験。えー!?な色が手元にやってきて、こんな恵みが起こりました。こうして1つ1つプロセスが進んでいくのですね。

 

このボトル、4本お行儀よく並べておかなくちゃいけない、なんてことはないのです。

ティッシュで隠す人もいる、遠~くに追いやる人もいる、縦に重ねる人もいる、「かごめかごめ」のように向かい合わせにする人もいる。

自分のココロのスペースをこれまた自由にスペースを使って表現できたりもするのです。その中で自分自身に気付いていくことがあるのですね。気付こうとしなくても、ふと、「あ。。。」と。

自分の色だけでなく、周りの人達の色のシェアで気付けることも今日もたくさんありました。

CBT*ケーススタディ

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワーク・デイケアのご報告です。

毎週火曜日AMは、<認知行動療法> を実施しております。今日はケーススタディを2つ、皆さんで検討しました。

今日のケーススタディは、「基本なんてもう知ってるよ~」といった「知識だけ」ではホント役に立たないな、という事を、今日は皆さん豪快に体験された感じになりましたね!

こうやっていろいろケースを検討し、「あ!」という気付きの経験を積み重ねて、ようやく「知ってるつもり」が「実際に使える」に自然になっていくのです。

ケースの状況を話してくれている中に、そ~っとそ~っと忍び込んでいた「考え方のクセ」。利用者全員!だ~れも気付きませんでした。それだけ皆さんの思考の中に「クセの癒着」が起こっているからなのですね。癒着が強ければ強いほど「当たり前すぎ(るように思え)て、そこを検討する余地がない・見えない」のです。

そのちょっとした「癒着」に気付いてさえしまえば、自分の受け取り方も変わる・捉え方も変わる・表現の仕方も絞り出さなくてもナチュラルに感じの良い表現になる・状況もラクになる・苦しくなくなる … といった連鎖に繋がっていきます。

今日の鮮やかなどんでん返しの一瞬、言われて気付いた時のみなさんの「あ~~~~~~っっ!!」の表情は、それはそれは素晴らしく感動しました。こうして1つ1つ、ちょっとずつ、ちょっとずつ、本当に使えるようになっていくのですね。ケーススタディの大切さを私自身も今日また改めて感じ入りました。

来週・再来週は、認知行動療法の<アクセプタンス&コミットメント>を実施します。

復職初日のトラブル・シューティング/職場の挨拶

みなさん、こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は復職支援プログラムということで、復職初日のトラブル・シューティングを行ないました。どんなに準備をしても、あるいはしっかりと準備をしてきたからこそ不安はどうしても出てくるものです。それをみなでリストアップして、対処できるもの、できないもの仕分けてみました。

不安は未来に対する漠然とした分からないことから生まれる感情です。何が不安なのか、その不安は対処できるのか、できないのか整理することでかなり不安が小さくなっていくのを実感することができました。

午後は職場の挨拶です。これはやったものがち。うまく挨拶する必要はなく、とにかく挨拶することが大切です。ロープレをすることによって、挨拶になれることができたと思います。

来月は、休職の経緯の振り返り方についてやります。あまり思い出したくないこともあるかもしれませんが、復職を目指すうえで一番大切な課題です。

個人個人の経緯を振り返るというよりは、ケース・スタディを通して、振り返り方のポイントを共有していこうと思っています。

復職を目指す方はご参加ください。

※実際の振り返りについては、人それぞれのタイミングやペースがありますので、水曜日の個別ワークの中で対応します。

 ドラマセラピー・新しい自分との出会い

今年のドラマセラピー、今日からスタートしました。

ウォーミングアップは、体と心と頭を柔らかくする大事な時間。

そうでなくても寒い冬は、コチコチにかたまりやすいかもしれませんね。

ですので、今日はあえて奇想天外なものが空から降ってくるという天気予報からスタート!

空から降ってきたものを、自分のアイディアで受け止めたり交わしたり対応してみようというワークをやってみました。

何が降ってくるかは、もちろん秘密です。

ドジョウが降ってきたり、はちみつが降ってきたり、画鋲が降ってきたり、、、

この奇想天外な状況を、いかに遊んでしまえるか?

遊び始めると、どんどんイマジネーションが膨らみ、発想力も豊かになり、体も動き出していきます。

また、一行ずつ順番に文章を言いながら1つのお話を作るというのも行いました。

当然、自分が予想していた展開とは全く違う展開になっていったりしますよね。

でも、その状況を楽しんでいくことで変化していくものに対して徐々に寛容になっていくことができます。

時々どっきりしながら、でも楽しみながら、変わっていくことを楽しめるようになってきたらしめたもの!

やわらか頭、やわらかハート、やわらかボディの出来上がりです。

さらに今日は、自分の大好きな人になってみるワークも行いました。

「とっても自然体で自分の思うように行動している人になれて、とても楽でした」という感想をいただきました。

自分が憧れる人になって会話しているとき、みなさん「自分とは別人を演じている」と思っているのではないでしょうか?

でもね、実は、人間は自分にないものは外側に出ないんですね。

ということは、、、

「その人と同じものが自分の中にもある」ということなんです。

自分が知らないだけで今まで自分の奥にあった「役」が意識されると、自分が使いたい時に使えるようになってきます。

それをお伝えすると、たいていみなさん驚かれますが、「だから、その役に惹かれたんですね。」「やりたいと思ったのは、そういうことですね。」と納得してくださいます。

午後は「自信を持っている人」という役を使ってみよう!というワークも行いました。

ドラマセラピーの時間の中で、「自信を持っている人」という役を安全に練習することで、現実生活にも応用できます。

「こういう風に役を使えばいいんですね。ぜひ使ってみますね!」と言ってくださって、とても嬉しかったです。

まだまだ寒さは続きそうですが、蕾は見えないところで育っています。

一緒にゆっくりとドラマセラピーで、いろいろな自分を試していきましょう。

2月にまたお会いできることを、今から楽しみにしています。

 

 

 

 

アサーション~ロールプレイを通じて

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。

本日は、アサーションについて行いました。

アサーションとは、自分も相手も大切にする自己表現のことで、自分の考え、欲求、気持ちなどを率直に、正直に、その場の状況にあった適切な方法で述べることです。自己表現には、非主張的自己表現、攻撃的自己表現、アサーティブな自己表現があります。時と場合、相手等によって、3つの自己表現を使い分けているかと思います。

その中で、本日は非主張的自己表現とつながる心理をとりあげました。人から嫌われたくない、相手と違ったことを言うことで葛藤やもめごとを避けたい・・・等のことがあると思います。

まず、ご自身の経験を振り返っていただき、アサーティブな自己表現をしたいのに、出来ない場面をあげ、その時にどのような自己表現をしていきたいかということについて分かち合いました。

人に仕事を頼む難しさ、誘いを断る難しさ、労働条件を変えてもらう難しさをしてしまったこと等について分かち合いました。

次に、挙げていただいた場面を1つ取り上げ、ロールプレイを通じて検討をしました。同じような場面の中で伝える難しさを感じながらも、伝えることができたという実感が得られたかと思います。ロールプレイを通じて、事前にアサーティブな自己表現を考えておく必要性や具体的に物事を伝える必要性等について分かち合いました。

今までアサーティブな自己表現ができなかったことについて、アサーティブな自己表現を行うことは難しいことです。イメージトレーニング等も有効かと思います。