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対人関係に潜むこころの構え

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

12月の水曜日は、「相手に振り回されない」コミュニケーションについて考えてみました。
最後の今日は、自分のこころの構えと対人関係とのかかわりを考えてみました。

私たちは、小さい頃からの環境や対人関係の積み重ねで、他者や自分に対するこころの持ち方を定めています。
小さいころからの刷り込みで、自分にとって当たり前のポジション、とりやすいポジションが決まっているという感じです。

今日は、身近な人や場面、状況などをイメージして、自分がどのポジションを取っているか、振り返ってみました。
すると、皆さん、それぞれの自分のパターンがあること、自分へのポジションを変化させることで相手との関係の変化を実感していることなど、様々な発見があったようです。

職場の上司と自分とか、組織と自分とか、どうしても、自分を抑えがちな場面は多いようです。
それが休職までの大きなストレスだったと気が付いた方もいるようでした。
自分がどのポジションにいるかに気づくこと、その居心地が悪ければ、何かできる事はないかと考えてみたいものです。

後半は、個別フォローアップに多くの方々が参加しました。
人に自分の事を話すって、なかなか勇気がいるけれど、一人で抱えているよりはましになることもあるかもしれません。
15分程度ですが、自分だけでグルグルしているよりも、ほっとしたり、なかった視点に気づいたり、整理されたりすることも多いようでした。
グループは気後れするという方も、ぜひ気軽に、マンツーマンで話すことからスタートしてみませんか?

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