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アサーティブな表現をしてみよう!

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、アサーションをテーマにした3回目です。
理解して、考え方のくせを知って、今回は、アサーティブな表現を考えてみました。

自分の思いを率直に表現することがお互いに気持ちのいい関係を生むとは思うけれど、、、、
ハードルは高そうですが、その
最初に、苦手な思いをする場面や状況をチェックしてみました。
人によって、苦手な場面にも違いがありました。

大勢や知らない人には言えない人、逆に、関係が近い人には言いにくい人。
多くの場面で自分のことを伝えるのが苦手なことに気づいたり、自分が良くやる行動につながっている背景に気づいた人もいました。

診察や苦手な場面など、場面を設定してセリフを考えてみました。
自分が何を伝えたいのか、よくわかっていないことで、あいまいな表現になったり、言葉が上手く出てこなかったことにも気づきました。
そして、相手を目の前にして実際にやってみると、アサーティブに表現することで結果も、そのあとの気持ちもが違うことが実感できました。

自分のことを伝えるのが苦手、自信がない。そういう思いが、アサーティブな行動を邪魔することは多くあります。
伝え方が下手なのか、自分の気持ちが分かっていないのか、考えに自信がないのか、相手に否定されるのが嫌なのか、さらに考えていくと様々な答えにたどり着くようです。

自分の権利と自由を大切にするように、相手の権利と自由も大切にすることがアサーションの基本にあります。

★11月のプログラム

 

< はじめての方へ  (”見てるだけ”でもOK & 負荷の低いプログラム) > (PDF)

 

リワーク・デイケア プログラムカレンダー(PDF)

*ご利用にあたり、初回/再開の前に診察にて事前確認が必要です(詳しくは受付まで)
*状況によりプログラムを変更する場合がございます。予めご了承願います。
*10:20までに入室された方にはお弁当がご用意できます。

 

【 プログラムご案内】

リワーク部門)

月曜: 復職・キャリア・セルフケアプログラムなど 復職準備

火曜: 自己洞察ワーク・ソーシャルスキルアップ・ヨガなど ヨガ

水曜: コミュニケーション・個別フォローアップなど

木曜: 認知行動療法・個別プログラムなど  認知行動療法<個別集中ワーク> ★ 詳細&FAQ ★(ブログ)

金曜: グループワーク・復職支援・各種心理療法・ライフスタイルなど 実践チームワーク・グループワーク・復職支援

土曜: リワークフォローアップ・ドラマセラピーなど ドラマセラピー
第2土曜:えじり心理師と語らうなんでもトークグループ…リワークで話しきれないこと、日常的なことなのだけど気持ちを吐き出したい、近況を話して「今の自分」のテーマを確認したい … なんでもOKのフリートークです。ゆったり語らっていきましょう。(聴いてるだけのご参加もOKです)

価値観ワーク

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<自己洞察ワーク>では、「価値観ワーク」を実施し、自分自分が大切にしているものは何か? その実態をじっくり観察してみました。

最初は「ま、こんな感じでできあがるだろうな」と軽く思いきや、いざ実際に手を動かしてみると、意外や意外の展開があったり、発見があったりでしたね。

「意外とコレ大事だったんだ … 。」

「満たされていたのはランキングの下~の方にあったものばかりだった。だからこんなに苦しかったんだと初めて気が付いた。」

「人生のステージそのものがガラっと変わっていたことに気が付いた。でも気にしていた(イメージしていた)のは昔の続きをひっぱっていただけのものだった … これじゃズレるわな、と思った。」

などなど。などなど … 。

 

このプログラム毎回のことではありますが、今までの人生で価値観そのものに触れることに慣れていない・自分が大事だなと思うことそのものを禁じてきたり受け入れられずにきた方は、戸惑いながらの作業になりましたね。

今日「向き合うことそのもの」ができたことこそが、大きな扉、大きな一歩になりました!

午後の<ソーシャルスキルアップマラソン>では、

「コレは戴いても使わない、却って辛くなってしまうのだけど … 欲しくないなぁ、お断りしたいなぁ。。」

という時、どうしましょう? どう伝えましょう? というテーマを検討しました。

ちょっとした伝え方のコツだったり、ちょっとした気持ちの整え方を知っているだけで、気持ちが楽になったり、そういう場面への苦手感や怖さが軽減しましたね。

これからも、コツコツ智恵をつけながら、ゆっくり場に慣れていきましょう☆

腰痛に効果のあるヨガ

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークご報告です。

本日のヨガは腰痛の方に効果のあるポーズをしました。

筋肉の張りや骨盤の歪みが原因の腰痛であればヨガによって痛みの緩和は期待できます。

効果のあるポーズの一つ、キャット&カウ。キャットポーズには骨盤の後傾にカウポーズには骨盤の前傾にさせるので、交互に行うことで腰痛などを原因とした緊張している筋肉をほぐせます。

2つ目のチャイルドポーズ。腰の緊張を緩和できるポーズです。

3つ目はスフィンクスポーズ。背中の筋肉や背骨を伸ばすことで腰痛改善の効果が期待できます。猫背の方や背中の脂肪を落としたい人にも適したポーズです。

ヨガで身体の歪みをリセットし、腰痛の改善につなげていきましょう。

ストレスって何もの?-セルフケアのすすめ

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、私たちの心身の調子に大きな影響を与える「ストレス」について、基本的なところを考えてみました。
ストレスと一口で言っても、実は、2つのことを混乱している可能性があります。

1つは、ストレスを発生するもとになる「ストレッサー」。いわゆる、ストレスの原因ですね。
もう1つは、そのストレス源からの刺激を受けて、私たちに生じる「ストレス反応」。心身の不調や行動、考えなどに現れます。

ストレッサーは、自分の外側で起こる出来事や事実、環境ですから、存在そのものがストレスになるとは限りません。
だから、同じ出来事でも、人によって、ストレスを感じる人と感じない人もいれば、その強さも様々になります。
では、人によって何が違うのか、というと、そのストレッサーを、どう受け止めるかが、違うわけです。

ストレス反応は、たいていは、私たちにとって嫌なものですから、なかなか客観的には見れないものです。
でも、何が原因になって、どういう反応を引き起こしているのかを区別して、
その間で、自分がどういう受け止め方をしてるのかを理解することがストレスマネジメントの出発です。

私たちは、受け止め方を選ぶ自由をもっています。
この自由を使って、自分のストレスをマネジメントできる感覚、主体的なコントロール感を取り戻す感覚を身につけましょう。

まず、そのためには、日ごろの自分とは違うな?という、ストレスのシグナルをみつけることが大切です。
チェックリストを頼りに、それぞれのストレスのシグナルを見つけていきました。
このくらいだったら自分で何とかできそう、ここまでくると病院送り、といったように、レベルの違いをわかっておくといいね。
目や耳やのどの不調は、そのことから離れていたい気持ちの表れかもしれないね。
人とかかわりたくなかったり、引きこもっていたいのは、外からの刺激を受け止めるエネルギーが枯渇している証拠だね。
それぞれのシグナルを、それぞれに書き出しておくと、ストレス体験のさなか、余裕がない時にふと、思い出すきっかけになるかもしれません。

なんでもトーク

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック デイケアのご報告です。

本日は第2土曜日に実施しております<なんでもトーク>を実施しました。

リワークに参加したての方から卒業したての方、卒業して随分経つ方(そしてとってもお久し振りの方も!)、リワーク現役の方 …

いろいろなプロセスにいらっしゃる方々が集い、これまたいろいろな分野のお話しを分かち合っていきました。

立ち位置もちがう、局面も違う、迎えているテーマも違うのだけれども、なぜが、それぞれの話から自分自身に吸収できるものがあるのが不思議ですよね。

「まずプログラムありき」から始まる話ではなく、リアルな毎日の中から出てくるシェアは、生々しく、かつ、すぐに使える智恵の分かち合いとなったようで何よりです。

次回12/12の<なんでもトーク>は「2020年を振り返る」と題して皆で分かち合っていきましょう。

いろいろあったこの1年! それぞれのプロセスで 見つけたこと、広がったこと、感じたこと、想ったこと …

ココロの整理に繋がる時間となりますように☆

不安症・言霊の感想を語ろう★

こんにちは。

南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日のリワークのテーマは『不安症』『言霊の感想を語ろう』です。

午前の『不安症』では不安の種類や症状などについて学びました。

「不安な気持ちなど無くなってしまえばいいのに!」と思う方も多いと思いますが、

そもそも人は「なぜ不安になるのか?」そして「不安がなくなるとどうなるのか?」

皆さん考えたことはあるでしょうか。今日は、そんな素朴な疑問から始めてみました。

そして、不安症の背景にある認知や表出する言動などについても考えていきました。

 

午後のグループワークでは、言霊(短い文章)を読んで、思ったことや感じたことなどを自由に語ってもらいました。

例えば「自分磨きとは、何か新しいことを身につけるのではなく不要なものを捨てていくこと」などです。

今回は4つの文章について語ってもらいましたが、途中で笑いが起こったり、真剣に話す姿に涙が出そうになったり、皆さんの豊かな感情が赤裸々に語られました。

「言葉ひとつとっても、感じ方が人によって全く違っていてためになった」との感想もありました。

 

金曜日のグループワークは、楽しみながらコミュニケーション力を高めたり、練習したりする時間です。

気軽に参加してみてくださいね。

CBT*アクセプタンス&コミットメント

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<認知行動療法>では、「アクセプタンス&コミットメントセラピー(ACT)」と呼ばれている手法について取り組んでいきました。

初回の本日、プログラムカレンダーには「ありのままって何だ?」と銘打っており、みなさんからは、

「どんなことをするのかさっぱりイメージできない」

「癒し系? ゆる系? ふんわり系?」 … などと事前ににっこりなご質問戴いていたのですが、

実際本日実施してみて皆さんのご感想は、なんともリアル感たっぷりなものが多かったことか!

 

「これ!これ!自分が今までやってきていたことそのものだった!」

「ぜんぶ自分のことを晒されているのかと思ったくらい、まんま自分自身のことだった」

「初めて今までの苦しさの正体がはっきり目に見えた気がした」 などなどなど …

上記のコメントは、「ありのまま」の逆の状態だとどうなっているか? の話についてでした。

そして、「ありのまま」にまつわる様々な誤解をクリアにしていった午前中のひととき

ありのままを妨げるのはどんな現象なのか。深い部分をじっくり向き合っていきました。

来週も引き続き、苦痛を増大させる根幹のようなシステムに触れつつ、今度はそのモヤモアをどう泳がしていくか、具体的に取り組んでいきましょう。

ご紹介するさまざまなスキルの中で自分に一番ビッタリ合う/しっくりくる/使いやすい方法は … どれでしょうね?

アサーティブな考え方-不合理な思い込み

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今月の水曜日は、アサーション・トレーニングの連続テーマに取り組んでいます。
アサーションというのは、自分をまず尊重し、その上で相手のことも尊重する自己表現です。

自分の要求や思いを率直に表現するのは、なかなか難しい、、、
でも、その前に、自分が何を伝えたいと思っているのか、わかることが最初のステップです。
アサーティブに考えることができてはじめて、その思いを伝えて良いのだと思うことができます。

今日は、そんな自分の考え方に影響するような、不合理な思い込みがないかを考えてみました。
私たちは、これまでの経験や社会通念、常識といった、外側の基準で自分の考えを決めていることが多いものです。
それを見直していくと、自分の失敗をゆるすところから始めたいと思った方が多かったようです。

アサーションの基本は、自分の権利と自由を大事にすること。
そして、相手にも同じ権利と自由を認めることが大前提です。
自分を大切にできないと、もちろん、相手も大切にはできないですね。

現実的なミラクルクエスチョン

こんにちは。南浦和駅 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<自己洞察ワーク>では、「ミラクルクエスチョン」と題して自分自身の内側にある前を向くエネルギーを受け取っていきました。

「ミラクル」という名前がついているにもかかわらず、実はとっても地に足ついたリアルに気付くワークだったりします。

ガイドの音声を聞いている間は「いやいやいやいや … ありえないでしょう、出てこないでしょう。」と思っていたのに、実際はたくさん「いま」の可能性を見いだせてびっくりした。

… そんな複数の方々のご感想をはじめ、「この感覚、忘れてた!」というお声もたくさんあがった今日でした。

 

自分が「現実」と思っている(イメージしている)現実よりも、如実に現実にあるものを見出す。

みつけたこと、思い出せたこと … もともと既に自分自身の内側にちゃ~~~んと存在しているエネルギーです☆

ゆっくりゆっくり再び歩みと共にできるといいですね。

午後の<ソーシャルスキルアップマラソン>では、

美容院や友達等の会話の中でお仕事の話になった時、「これ以上この話には触れないで」をどのように表現しようか?

… という事がテーマとなりました。

休職のことをあまりおおっぴらにしたくない、その話題には触れてほしくない、深堀されたくない … そんな時、どのようなフレーズや態度で表現してみましょうか?その時に役立ちそうなマインドはどんなものかな?を皆で検討していきました。

それぞれが自分の練習したい場面を想定して、お相手にはその役になりきって、しつこい人、うるさい人、ゴリゴリ入ってくる人などなどを演じて戴き練習していきました。

誰かにとっては「普通にできる」感覚が、他の人にとっては「すごい参考になる!」 … この循環が不思議でもあり、面白さでもあったりします。

次回もロールプレイを主にやっていきましょう。