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自分を守るための「仮面」

こんにちは。

浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

対人関係の場面で、本当に感じたり思ったりしていることと、違うことを言っていたり、行動したりしていることはありませんか?
今日は、そんな風に、他者との関係で適応するためにに身につけてきた振る舞いを「仮面」と名づけて、振り返ってみました。

いろいろな感情のワードをみると、自分が好ましいと思っている感情、苦手にしている感情など、いろいろな思いがあることに気づきます。
これまでに、「感情」と関連した経験や言葉などを振り返ってみると、自分の苦手意識などのつながりも見えてきます。

「仮面」は決して悪いものではなく、対人関係を円滑にしたり、社会的に行動するためには、必要なものです。
その一方で、その下で守ってきた本当の自分の思いや考えを閉じ込めてしまうことも多くあります。
このギャップが広くなりすぎたり、いつも「仮面」を使って振舞うことばかりになっていると、本来の自分を見失ってしまうかもしれません。

他の参加者の方々とゆっくり話し合うことで、自分と違う考えがどうして生まれてきたのか、気づかなかったことも人が言ってくれたなどの場面もありました。
自分の言葉、相手の言葉、お互いにゆっくり受け止めることがコミュニケーションのスタートになるのかもしれません。

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