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疾病理解講座「適応障害」・小グループ「ジョハリの窓」

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。
本日は、疾病理解講座「適応障害」について行いました。
適応障害とは、強いストレスによって日常生活が困難になる程の心の不調があらわれる病気のことです。
適応障害について、概要説明やきょうの健康「これって適応障害?」を観た後、適応障害の原因であるストレスへの対応について、分かち合いました。
ストレスを感じる状況を思い浮かべ、解決案を数多く出し、それについてのメリット、デメリットの比較を行い、解決案を選定いたしました。
ストレスのある状況ではなかなか解決策等が見出しにくいかと思いますが、事前に検討をしておくことで、ストレス状況でも自分の考えた解決策を見返すことで、対応がしやすくなるかとも考えられます。
小グループワークでは、ジョハリの窓について行いました。ジョハリの窓とは、自分をどのように公開ないし隠蔽するかという、コミュニケーションにおける自己の公開とコミュニケーションの円滑な進め方を考えるために提案されたモデルです。自分の中には、自分にも他者にもわかっている「開放の窓」、自分にはわかっているが、他者にはわかっていない「秘密の窓」、自分にはわからないが、他者にはわかっている「盲点の窓」、自分にも他者にもわかっていない「未知の窓」があります。基本的には、開放の窓を広げることで、コミュニケーションが円滑になると言われております。まずは、自己開示尺度で自分の傾向を探り、ジョハリの窓を活用して、職場や自分の所属しているコミュニティでどの程度自分を公開すべきか等について分かち合いました。状況や相手との関係性によって、自己開示のレベルは異なるかと思います。ご自身が相手とどのような関係になりたいのか等について、考慮しつつジョハリの窓の理論を活かしていただけましたら、と思います。

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