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仕事や資質を振り返る☆ボランティアは誰にする?

こんにちは。

南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

午前中の「復職支援」では自身の得手不得手、やりがいなど仕事や資質を振り返り、整理したり話し合ったりしました。

また、資質だけでなく「やりがい」についても考えてもらいました。

あらゆる要因がやりがいにつながりますが、必ずしもやりがいを持たないといけないのではありません。ただ、やりがいを感じると気持ちよく仕事ができるようになっていきます。

そういった意味で、「なぜ、やりがいを感じることができないのか」という点も併せて考えることは大事です。

「自分の得意なことに目を向けて仕事と結びけたことがなかったのでいい機会になった」などの感想がありました。

 

 

午後は、合意形成を目的にとしたグループワークを行いました。

様々な年齢や背景をもった5人の応募者から、ボランティアを2名選出してもらうのですが、多数決に頼らない話し合いで決めてもらいました。

どのチームも想像力が豊かで、活き活きとした話し合いができました。

各チームごとに採用した順番とその理由を発表してもらいました。

 

グループワークは、“まずは自分考えや思いを安全な場所で語ってみる”“人との関りに慣れる”などを体験したい方には最適な時間です。

 

※金曜のグループワーク人数によっては内容を変更する場合がございます。

感情回避と感情駆動行動

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<認知行動療法>では、「うつと不安の統一プロトコル」より
感情回避と感情駆動行動について自分自身と向き合っていきました。

辛い想いをしたくないがために思わずとっている行動が
実はストレスを維持してしまったり、逆にストレスを大きく育ててしまったりすることが
往々にしてあったりします。

お酒に走ってしまったり、youtubeから離れられなくなってしまったり … というのは分かりやすいのですが、
実は、良かれと思ってやっている行動そのものが
最も大きなストレスの原因(=もっというと根源)となっていることが多かったりするのですね。

今回の方々からもやはり、
「それ、まさに自分自身だ!」
「休職にいたった経緯そのものだった。自然に一緒に振り返りもできてしまった。」
「どうして自分がこんなに苦しくなったのかやっとはっきり理解できた。」

お声が多数寄せられました。

ですよね、ですよね。
今日は生々しい皆さんのリアルがたくさん出てきましたね。

みなさんの表情がいつもにもまして本気というか、真顔というか
リアルに振り返っている様子が伝わってきました。

1人だけだと辛いけれど、皆でやるからより向き合えたりすることもありますよね。
「なんとかしよう」とするよりもなによりも、「まず気付く」。

ちょっとずつ、ちょっとずつ、この大切な感覚が育っていきますように。

罪悪感と恥 -隠したいのは?

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

4月の水曜日も、先月に続いて「感情」について扱っています。
特に今月は、自分へ向ける感情や想いについて、考えてみましょう。

今日そのなかで、「罪悪感」と「恥」を中心に取り上げました。

罪悪感や恥ずかしいという気持ちは、最初に生まれた感情を、自分がどうとらえているかが加わって生まれてきます。
この2つの感情には、自分への否定的な判断がかかわってきます。
ただ、何を否定的に判断しているのか、その「対象」が決定的に違うのです。

何を隠したいと思っているのでしょう?
それをじっくりと考えてみると、今自分が感じているのが「罪悪感」なのか?「恥」なのか?
区別ができるようになるかもしれません。

後半では、そういう「隠したい」姿や思い、気持ちはなんだろう?
自分は日頃、どうやって隠しているだろうか?
そんな視点から、外向けの自分がかぶっている「仮面」について振り返ってみました。

日常ではなかなか意識していない人も多いようです。
それだけ、当たり前に、長年、やり続けてきたのでしょうね。

自分にとって苦手な感情を感じないようにするために、好ましい感情にとどまろうとすることもあるでしょう。
これまでの経験から、こういう振る舞いをしておいた方が、受け入れてもらいやすいと思っているかもしれません。

どれも意識して使っているなら、それは適応のためのツールとして役に立ちます。
でも、意識せずに、自分が何を感じているかもわからずに、自動的に行動してるとしたら、、、、?

この仕分け、大事なんです!

来週は、自分にとって辛い感情-「恥」や「罪悪感」もそうですね-と、どうやったら、つきあっていけるのか。
自分への思いやりのむけ方を知っていきましょう。

3人のメンター

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<自己洞察ワーク>では、
自分の資源(リソース)に繋がっていくワークの1つ「メンターワーク」」を実施しました。

自分のメンタルを支えてくれる存在は、
何も「今生きている人間」「知り合い」である必要はないんですね。

天に還った存在、実在しないアニメや映画の登場人物、自然だったり、動物・植物、
天使など神聖な存在にいたるまで
な~んでもOKなのです。

ワークのコツをお伝えしながら、
自分自身の中にもともとある資質と繋がっていきました。

理屈じゃなくて、
自然に湧き上がってきたもの

… ありましたね。
そう。あるのです。いつもは眠りこけているだけで。

4月のアクションプランと個別フォローアップ

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、4月のスタートということで、今月のアクションプランを考えました。
毎月のスタートにやっているプログラムですが、自分の現状を把握して、復職や復職、社会復帰にむけて、リハビリの計画をたてるためには大切なステップです。

月一回、「復職準備チェックリスト」を使って、自分のコンディションの変化をつかんでいきます。
これが、現在地、ですね。
そのうえで、自分が復職直前にこうなっていたいという状態をイメージすると、その間を埋めるのがリハビリになります。

先月も今月も、、復職間近の方々も、比較的多くいらっしゃいます。
そうなると、復職を意識して、緊張したり、不安が増したり、いろいろと考えてしまうもの。
そういうときこそ、チェックリストで現在地をみえるようにして、何をするか、具体的に絞り込んでいくと効果的です。

その上で、個別フォローアップでは、皆さんが今、困ったり、もやもやしたり、解決したいことをマンツーマンでゆっくり話します。
その場では答えは出なくても、話していくとほっとしたり、整理できたり。
次にやることがクリアになるのも、よいところですね!

今月の月曜日は「キャリア」のプログラムです。
様々な面から、自分の働き方、仕事とのつきあい方を見直してみましょう!
しばらく働いてみた今だからこそ、実感できることがあるかもしれません。
これからの「持続可能な」働き方を考えていきましょう。

★明日4/5の午後のプログラム変更★

町田クリニック リワークよりお知らせです。

4月5日(火)14:15~「 腹式-マインドフルネス-脳よおやすみex 」 (ヨガはお休みです)

急な変更になりますが、よろしくお願いします。

土曜講座 本当に大切なものは?

こんにちは。南浦和駅前町田クリニックのリワーク報告です。

今回の「土曜講座」は、自分にとって「本当に大切なものは何か?」を考えるプログラムでした。

仕事、お金、家族、友人、健康 … これらの言葉を聞いて何を思い浮かべますか?

「一生懸命働いて成果を出さなければならない」

「お金がなくては生活できない」

その思考は本当でしょうか?

浮かんできた思考を見直して、今後の自分に役立たない信念は消して、これからも持ち続けたい信念は残します。

次に、自分が既に持っているもの、足りないものを書き出して、その中からどうしても「手に入れたいもの」を選択します。

そして、自分の願望を絵や図で表して「ドリームマップ」「ビジョンボード」を描きます。

完成した図は、生活空間の目につくところに貼っておきましょう。自分の思考やエネルギーは意図する方向に向かい、願望が実現する可能性が高くなります。

みなさんからの感想は、

・自分の本当に大切にしたいことが視覚化できてよかった。絵を描いていて楽しい気分になった

・自分に足りないものを確認できた。漠然と思っていたものが具体化できた

・今日明確にした目標に向かって努力していきたい

・なかなか自分の思いを素直に見つめることはできないので、必要な時間だと感じた

など、書き出すこと、見える化することは思考の整理に役立ったようです。

「土曜講座」は毎月第1土曜日に、認知行動療法を中心に、日常生活や職場で役立つテーマを取り入れています。ぜひご参加ください。

 

共依存☆自己紹介のウソ・ホント

こんにちは。

南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日のリワークテーマは『共依存』です。

共依存を簡単にいうと『自分の存在意義を見出そうとして、過剰に相手の世話をするなど、相手に必要とされている状況を作り出す関係性』です。

相手に尽くすこと(言いなり、我慢など)を続けることで相手の自立の妨げになっていることに気が付かず、不安や恐れから相手の望むものを無理してまでも叶えようとしてしまいます。

 

このような関係性は、家族やパートナー、職場などあらゆる人間関係で起こりやすいパターンの一つです。

 

「自分では共依存傾向は低いと思っていたが、話を聞くうちにその傾向が高いことに気づいた」などの感想がありました。

 

 

午後のグループワークは『自己紹介のウソ・ホント』でした。

皆の前で話すことに慣れたり、他者の話すことに集中して耳を傾けてもらったりするのが狙いです。

 

自己紹介の中で1つだけウソを入れて話し、その話のどれがウソなのかを皆で当てていきました。

皆さんの面白いエピソードに笑いが絶えませんでした。

 

グループワークは、“まずは自分考えや思いを安全な場所で語ってみる”“人との関りに慣れる”などを体験したい方には最適な時間です。

 

※金曜のグループワーク人数によっては内容を変更する場合がございます。

CBT*リアルなケースで実践!

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。
本日の<認知行動療法>は、再び認知に戻りまして、
皆さんのリアルなケースを元に、実践エクササイズをやってみました。

人のケースではあるけれど、自分にもあるある!当てはまる!
こう感じるの、自分だけじゃなかったんだな。
人の意見を聞いていて、自分の考え、大丈夫なんだって思えた。

本日もいろいろなお声が挙がりました。
リアルだからこそ、今の自分に必要なだけスーっと沁み込むものがありましたね。
集団認知行動療法の醍醐味です。

正解は1つだけじゃない。
リアルケースをやっていくと、認知行動療法は
考え方を「変える」のではななくて、「柔らかくする・広げる」ってホントだ。
こういう事なんだなぁと実感できるところがいいですね。

来月もまたやっていきましょう!

感情とのつきあい方ワーク② =感情ノート

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は3月最後の水曜日。ということで、前半は毎月恒例の月間振り返りを行いました。
いつものように今月やったこと、気づいたことを1人ずつ振り返りました。
その後、お互いにシェアしていくのですが、今月は使ってみたアプリやコーピングなど、いろいろな情報が飛び交っていました。
いざというときに、なかなか新しいものを探すなんて気力は出てきません。
こういうときだからこそ、いろいろ探して、やってみましょう!

後半は、セルフモニタリングのツールとして、「感情ノート」をやってみました。

感情ってやっかいなもの?でしょうか。
コントロールしようと思うから「やっかい」になるのです。
よくわからないまま、もやもやとし続ければ、どうしたって、スッキリしませんし、たまってしまえば体調も悪くなりますね。

「書く」ことは、そのために役に立つツールの一つです。
ワークでは、今日や昨日の感情を振り返って、感情ノートに書く練習をしてみました。
事実である「きっかけ」と認知である「受け止め方」を、意外と区別できていないことに気づいた人。
感情を表現できる言葉のレパートリーの少なさに気づいた人。
ぼんやりとした感じの中に、いろいろな思いや感情があることに気づいた人。

他の人の「受け止め方」を聞いてみると、いろいろな発見もありました。
私たちは意外と、「ある事実」を「こう感じる」と、この2つをセットにして自動運転させておくことが多いものです。
なぜかって、その方が楽だから。あれこれ考えたり、吟味せず、そういうこと、と結論がつけられるから。

ただ、その自動運転のせいで、苦しくなっているのであれば、少し距離を取って観察してみると、楽な方法が見つかるかもしれません。
そのためのツール、感情ノート、しばらくつけてみませんか?