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★12月のプログラム

 

リワーク・デイケア プログラムカレンダー(PDF)

*ご利用にあたり、初回/再開の前に診察にて事前確認が必要です(詳しくは受付まで)
*状況によりプログラムを変更する場合がございます。予めご了承願います。
*10:20までに入室された方にはお弁当がご用意できます。

 

【 プログラムご案内】

リワーク部門)

月曜: 復職・キャリア・セルフケアプログラムなど 
復職準備

火曜: 自己洞察ワーク・ソーシャルスキルアップ・ヨガなど 
自己洞察ワークソーシャルスキルアップヨガ

水曜: コミュニケーション・個別フォローアップなど 
コミュニケーション

木曜: 認知行動療法・個別プログラムなど  
認知行動療法<個別集中ワーク> ★ 詳細&FAQ ★(ブログ)

金曜: グループワーク・復職支援・各種心理療法・ライフスタイルなど 
実践チームワーク・グループワーク・復職支援

土曜: リワークフォローアップ

第1土曜:不眠の認知行動療法…睡眠に関する考え方や行動を見直すことで、睡眠を根本から見直し、不眠の改善を図ります。個人の特性を知り、ご自分に合った睡眠パターンを見つけていきます。
第2土曜:えじり心理師と語らうなんでもトークグループ…リワークで話しきれないこと、日常的なことなのだけど気持ちを吐き出したい、近況を話して「今の自分」のテーマを確認したい … なんでもOKのフリートークです。ゆったり語らっていきましょう。(聴いてるだけのご参加もOKです)

はなすこと、きくこと

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

水曜日は、「コミュニケーション」や「対人関係」についてテーマにしています。
そのなかで今月は、コミュニケーションにおこる行き違いについて考えてきました。

今日は、コミュニケーションの基本「はなす」と「きく」を、改めて振り返ってみました。

チェックリストを使って自分の話し方や聞き方を振り返ると、いろんな癖があることに気がつきます。
人や場によって、違ったクセを持っていることに気づいた。
そもそも、「きく」ことができてなかった気がする。
自分の苦手意識が、そもそもコミュニケーションと呼べない関係から生まれていることがわかってほっとした。などなど。

後半は、いろいろなミッションに従って「話す」役割と「きく」役割をやってもらいました。
結構な無理難題に対しても、全力でやってくださったのですが、これが日常でもおこっていることにふと気がつきました。

相手の話を集中して聞いてみると、自分の中に伝えたいこと、言葉がうまれているし、ふと、それを伝えていることもあったようです。
コミュニケーションの苦手意識、もしかすると、相手のことを集中して聞いてみると、意外と解消されるかもしれませんね!

今月のコミュニケーションについてはおしまいです。
来月は、はなす方に焦点を当てて、自分も相手も尊重できるコミュニケーション-アサーションをテーマにしていきましょう。

★12月27日(月)午後 卒業発表あります!★

町田クリニック リワークプログラムからご案内です。

今月のプログラムカレンダーにあります卒業発表を開催します。

12月27(月)午後

一緒にリハビリに取り組んでいる方の経験がうかがえる貴重な機会です!
「生の声」本当に励みになりますし、活発な意見交換もできます。
ぜひご参加ください!

個別フォローは卒業発表終了後になります。
開始時間が遅くなること、お一人の時間が限られることをご了承ください。

よろしくお願いします。

自然体と強み 弱みと強み

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<自己洞察ワーク>では、自己肯定感にも影響すると言われている
物事のとらえ方にバランスをもたらす1つ
「リフレーミング」に取り組んでいきました。

今週と来週、2回にわたって身に着けていく最初のワークは「自分自身について」。
凝り固まってしまった自分イメージの「もう片方の側面」
みなさんのココロの視界にはちゃんと入っているでしょうか?

強み の実態を知り
弱み の実態を知る

そうすると、自分がどんな認知の世界の中にいるのかに気がついていけたりすることも多いのですね。

1つの状態を 弱み と定義しているのは
ほかならぬ自分自身。

「でもさぁ」の中にも、多くの気づきがあったようで何よりです。

今週は「自分自身」を見つめたので、
来週、今年最後の<自己洞察ワーク>は、「できごと」を見つめていきましょう。

自分にとっての、この2021年。
リワークの扉を開いた今年でしたね。
今年の出来事の「もう片側」をしっかり拾っていきましょう!

「いままで」と「いま」の気づきを2022年の自分へと繋いでいきましょうね。

強みを発見しよう!

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、私を知って働き方を考える-第4弾、「強み」について考えてみました。
強みと才能は切り離せませんが、才能は特別な人だけがもつ、特別な能力だと思ってはいないでしょうか?

初対面の人でも苦なく話せる、コツコツと同じ作業を繰り返せる、自分にとって当たり前のことに「強み」は潜んでいます。
自分の「強み」を人と比べて優れていることと思ってはいないでしょうか?
自分の中で苦もなくできることを探していくと、それが強みにつながります。
意外と、他の人は当たり前にはできないものです。

強みの多い人になる必要はありません。
自分の強みを活かすこと、逆に、苦手なことは無理をしないことで、自分にあった働き方を見つけることもできるでしょう。

小さい頃のことも含めて、自分の経験を振り返ってみると、意外と、昔から自然とやっていたことを思い出せるようです。
強みになりそうなこと、潜在的にもっている強みから、仕事に活かしたいものを選んでみました。

実は、環境によって、強みを発揮できるかは大きく違ってきます。
自分の強みを発揮できた出来事や経験を振り返った時、その背景や理由、どんな環境だったのかも合わせて思い出すと役に立ちます。
その理由や環境が、自分を活かして働ける職場に求める風土や文化につながることが多いものです。

来月も、キャリアの続きを考えます。いろいろな側面から私を知って働き方をみなおしてみましょう!

来週の27日月曜日は、今月&今年の振り返りと卒業発表を予定しています。
個別フォローは少し遅めの始まりになりますので、ご了承ください!

リワークフォローアップ

こんにちは。南浦和駅前町田クリニックのリワーク報告です。

リワークフォローアップは、これから復職される方の疑問や不安に対して、既に復職された方がアドバイスをしたり、復職後のコンディションや働き方を確認したり、みんなで意見を出し合ってフォローしていく時間です。

今日は、復職への準備、再発予防などについてじっくり話し合いました。

・「自分が変われば…」という考えは危険。(会社の制度など)自分だけではどうしようもないこともある。時間や働き方を会社と調整することで、働きやすい職場に改善されるきっかけになる。

・復職直後はがんばり過ぎない。目標を低くしてセーブするくらいでちょうどよい。どのくらい有休が取れるか確認しておいてこまめに時間給を取ったり、突っ走っているときにブレーキをかけてくれるよう信頼できる人に頼んでおく。

・身体が疲れると心も疲れる。身体を休める「おうち入院」がお勧め。短時間でもスマホ、TVを見ず、何もしないで休んでエネルギーを取り戻す。

復職前後の「あるある」から、目から鱗の「そんな考えもあったのか~」まで、同じ経験をしたみなさんからの意見は受け入れやすく、本当にすべてが参考になりました。

みなさんからの感想は、

・1人では難しかったが、復職経験者から意見を頂いて異なる視点を得ることができた
・「命は仕事より大事」という言葉が響いた
・復職期間は休んでいるだけではなく、復職対策を考える大事な時期だと思った
・何となく思ったり考えたりしていることを、言葉でアウトプットすることで自分の中で明確にできる
・自分は相談したいことはなかったが、話を聞いて意見を伝えられて良かった

などでした。

土曜日のこの時間は比較的少人数で、復職に関して日頃思っていることをじっくり話せるのが特徴です。自分から話題を提供しなくても、話すことによって自分の考えを整理できるという感想が印象的でした。

健康で長く働き続けるために、みなさんでフォローし合っていきましょう。

自分を許す☆自己開示と受容

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

午前中の「自分を許すとは?」では、自分を許せなくなる背景を考え、その捉え方について考えました。
「自分は何をやってもダメなんだ」「人の期待に応えることができなくて情けない」などなど、自分を責め立てる、自分にとってはなじみの言葉を大事に抱えていないでしょうか。
変わりたい、幸せになりたいと言っているのに、とっている行動は自分を責め続けること・・・
そんな自分を許していく一歩について話していきました。
「まったく自分を許せていないことに気づいた」「自分が自分の味方になろうと思った」などの感想がありました。

午後のグループワークでは、話し手は、皆に言える範囲の辛かった経験などを自己開示し、聞き手はそれに対して受容的な態度で聞くということを意識してもらった。
「話してスッキリした」「皆が受容的に聞いてくれるので話して良かったと感じた」などの感想がありました。
グループワークは、“まずは自分考えや思いを安全な場所で語ってみる”“人との関りに慣れる”などを体験したい方には最適な時間です。

※金曜のグループワーク人数によっては内容を変更する場合がございます。

ぐるぐる思考をどうにかしよう

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

今月の<認知行動療法>では、ネガティブな感情や思考の実態を理解して
必要以上に不安や恐れにひっぱられずに目の前のテーマに取り組めるになろう!
… というテーマに取り組んでいます。

その中で今週は、
「アクセプタンス&コミットメント」とはどういうものか?を皆で学びました。

私達は事実の中で生きているように思っているけれども、
さてさてその実態は … というとこから始まり、

ぐるぐる思考の正体っていったい何なのか

そして自分自身のイメージ世界の中に
いかにべったりと癒着しすぎてハマってしまっているかを
確認していきました。

これじゃあねぇ … !
ずっとこれをやってたのか … !

いつものことではありますが、
皆さんの「自分の状態に ただ 気づけた」時の様子は
本当にパワフルだなと思わずにはいられません。

来週はその「べったり感」からどうやって距離を取っていくか、抜け出していくかに繋がる
さまざまな方法やアイデアを共有していきましょう。

今の自分でもこれならできそう
「風穴」は、そんな軽やかなモードからポチっと開いていくようですよ。
新しいモードとの出会い、獲得していきましょうね。

コミュニケーションの行き違い -役割と期待

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

水曜日は、対人関係やコミュニケーションについて取り上げています。
職場でも、プライベートでも、対人関係やコミュニケーションはストレスの種になることが多いのではないでしょうか?

今月は、コミュニケーションで行き違いを生まないためにできることを考えています。
そのなかで今日は、「役割期待」をキーワードに、自分の身のまわりの人達との関係を考えてみました。

それぞれの対人関係を振りかえると、いろんな人とのかかわりをもって暮らしていることに気づきます。
距離感の違いで、身の回りの人達との関係が違うでしょうか?
職場の人達との関係、親しい人たちとの関係、区別できているでしょうか?

私たちは、どんな人たちに対しても、役割を期待しています。
当然、相手も、私たちに対して、役割を期待しています。
その役割がどんなことか、何を期待しているのかは、自分しか、あるいは、相手しかわからないことです。
この、お互いへの役割の期待にずれが生まれると、対人関係での行き違いが生まれることになります。

今日は、職場での関係について、様々な役割と期待、コミュニケーションのズレについて、たくさんの分かち合いがありました。
上に立つ立場の人、下にいる立場の人、それぞれ、相手に対して何を期待していたのか、振り返ってみると発見もあったようです。
これが正解!というのはなかなか難しいのですが、相手の性質や職場の風土によっても、よい案は違ってきそうです。

自分の今までのやり方を振り返って、何が起こっていたのかを「わかる」
これがすべてのスタートになります。
今日は、そのためのたくさんのヒントがありました!

自分にとって何が大切?

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<自己洞察ワーク>では、価値観ワークを実施しました。

目の前の事を一生懸命にやりすぎるあまりに、本当に自分が大切にしていることから
そ~っとそ~っとズレていっていることに気付けないまま、
大変な努力をしているにも関わらず、幸せ感、納得感、一致感が得られない。。
そんなことはありませんか?

不安などに押し迫られると、本当に自分にとって大切な「軸」を忘れてしまいがち。
本日は自分にとって大切なことはなにか?を改めて見つめ、思い出し、
ランキングの形で全体を整理していきました。

・大事だと思っていたことが、実はもう今はどうでもよいことだった
・ランキングの下の方ばかりに時間をとられていたことに気がついた

ほか、たくさんの気付きがあったようでなによりです。