Dr'sコラム

双極症を疑う5つのサイン

みなさまこんにちは。さいたま市の南浦和駅から徒歩1分の心療内科・精神科の南浦和駅前町田クリニックの、精神科専門医 町田なな子 です。今日は、「双極症を疑う5つのサイン」を紹介します。

双極症ってなに?

双極症(そうきょくしょう)は、気分がとても落ち込む「うつ」と、気分が高まりすぎる「そう(躁)」をくり返す病気です。前は「躁うつ病」とも言われていました。

双極症を疑う5つのサイン

急に元気すぎる
うつで元気がなかったのに、急にテンションが高くなりすぎる。寝なくても平気で、お金をたくさん使ったりします。

寝なくても元気
ふだん7時間寝ていた人が、2~3時間睡眠でも元気に活動することがあります。

おしゃべりが止まらない
ずっと話し続けてしまい、周りがついていけないことも。

イライラ・攻撃的になる
自傷や無謀な行動に出ることがあり、注意が必要です。

「自分は特別」と思いこむ
「世界を変えられる」など、大きな自信を持ちすぎることがあります。

どうしたらいいの?

思い当たるサインがある場合は、自分で決めつけず、精神科に相談してみましょう。早く治療を始めることがとても大切です。

治療のポイント

薬(気分安定薬)と、生活リズムのコントロールが重要です。とくに睡眠のリズムを整えることは、とても大事な治療のひとつです。

動画でも説明しています

「双極症を疑う5つのサイン」について、知っておいていただきたいことをお伝えしています。ぜひ今すぐチェックしてみてくださいね。

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