仕事が辛い時に、もう一踏ん張りできる科学的方法
2025年07月07日
【仕事がつらすぎるときの、科学的“あと一歩”法】
こんにちは、精神科医の町田なな子です。
「もう無理…」と仕事が辛いときに、脳科学や心理学に基づいて“あと一踏ん張り”できる3つの方法を紹介します。
① マイクロゴールを設定する
大きな目標を小さく刻むと達成感が得られ、ドーパミンが出てくるのでやる気が続きます。タスクは「超小分け」にして、達成時にチェックを入れましょう。
② 支えてくれる人に話す
「自分だけが苦しんでいるんだ」「自分は孤独なんだ」と感じると、辛さがさらに増すといわれています。ぜひ自分を支えてくれる人に、今困っていることをはなしてみましょう。感情が整理され、自己洞察が深まり、孤立感も減少するでしょう。信頼できる人がいない場合は、ノートやAIに話すのも有効ですよ。
③ ポジティブ感情を行動で生み出す
ネガティブ感情からポジティブ感情を作り出すって結構難しいことですよね。ではどうするか?というと、シンプルな「行動」により、ポジティブ感情が生み出されるんです。
・「ありがとう」を3つ書く
・深呼吸する
・3分瞑想する
など、さっとできる簡単な行動で効果がありますよ。脳が回復してレジリエンスも育ちます。辛いときにぜひ、これらの方法を試してみてくださいね。
動画でも説明しています
「仕事をやめたい!それってうつ病?」について、知っておいていただきたいことをお伝えしています。ぜひ今すぐチェックしてみてくださいね。
カテゴリ:Dr'sコラム