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CBT*認知を広げる12のヒント

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<認知行動療法>では、
認知を再構成する際に役立つ12個の質問を使いながら
自分の考えをまずは広げてみるエクササイズをしてみました。

真っ白な状態、何も情報的な刺激のない中で
「ほら、ひろげてみようと」となっても
アイデアの掴みどころすら分からない…なんてこともありますよね。

12個のヒントが刺激となって
インタビューを受けるかのように、そこから考えが自然に広がる自分の様子に
びっくりされていた方も多かったです。

自分の考えは絶対に広がらない!

この感覚そのものが
そもそも錯覚だった。。。

名言、戴きました☆

ストレス心理学Ⅰ 気づき

こんにちは。

南浦和駅前 町田クリニック リワーク報告です。

 

本日は、「ストレス心理学Ⅰ 気づき」です。

ストレスはもともと物理学用語で『物体のゆがみ』です。

ボールをギュッと握ると圧力がかかって(=ストレッサー)ゆがんだ状態(=ストレス)になります。

大谷選手が握るボールになれたならどんな歪みだって心地よい❣?かも。。。

つまるところ、あなたがどう『反応』するかでストレスが有益になるか有害になるかが決まるのです。

 

プログラムでは、身体面の徴候、心理面、行動面の反応から「より早期に危険を察知」できることを確認しました。

シェアリングも行いながら、他の人が普段どのようなストレスを抱えているか、より具体的に知ることができました。

 

シェアリングでは、みなさん、お互い優しさのキャッチボールが続いてました。

 

ストレスはなかなか奥が深い代物ですので、翌週『ストレスマップで見える化』、更に翌々週『レジリエンス高めるポイント』へと深堀していきたいと思います。

 

以上、火曜日の一日を楽しんで心を軽くして頂けたならば幸いです❣

 

イライラ!としても困らない方法~アンガーマネジメント

みなさまこんにちは。さいたま市の南浦和駅から徒歩1分の心療内科・精神科の南浦和駅前町田クリニックです。

今回は、「イライラ!としても困らない方法~アンガーマネジメント」についてお伝えします。

怒りってなに?

皆さんは、「怒り」というと、反射的に「悪いもの」「あってはいけないもの」「恥ずかしい物」などと思っていませんか?

実は、怒りとは、人間にとって生きていく上でとても大切な、基本的な感情なのです。怒りを感じるのは恥ずかしいことでもないし、病気でもありません。時いは自分を守ってくれるものでもあります。

但し、怒りがあまりに強いとか、しょっちゅう怒っている、となると、人間関係がぎくしゃくしたり、仲間に入れてもらえなくなる、なんてこともあるかもしれません。

ですので、怒りを認めて、コントロールするということを実践していきましょう。

怒りの性質を知る

怒りは、たとえていうと活火山のようなものです。

怒りが爆発する前には、たいていは色々の考えや感情がふつふつとたまっています。

例えば、「寂しいなあ」「つらいなあ」「くるしいな」「心配だなあ」などなど。。

これらを放っておくといつかそれがマグマとなり、活火山となって噴火してしまう、というわけですね。

怒りができるまで

怒りができるには、下記のような流れがあります。

1きっかけとなる出来事がおきる
2出来事について考える
3考えから、反応性に気持ちがわき起こる
4行動する

このうち、2の「考える」、4の「行動する」という要素は、自分で変えられるものですので、この2つをコントロールすることを意識してみましょう。

怒りを記録する

怒りについて理解したところで、実際に怒りの記録をしてみましょう。

これをアンガーログといいます。出来事が起こった日時と場所、出来事(事実だけ)、それについての自分の考えや言動、怒りの強さ、を記録するのです。認知行動療法の7つのコラムに少し似ていますね。

このアンガーログを続けていくことで、自分の怒りの傾向を知り、怒りを客観的に見ることができるようになります。

怒りをコントロールする

ここまで実践できると、自分の怒りについて、だいぶ分析的にみることができるようになったかと思います。

それではいよいよ怒りをコントロールする段に入るわけですが、その前に一旦、怒りを引き起こす出来事を、「自分にとってどの程度大切か」「変えられるか、変えられないか」の2つの観点から、4つに分けてみましょう。実際いは、「大切」で「変えられる」ものについて、重点的に対策するのが得策といえますね。対策するには、「考え」と「行動」にアプローチしていけばよいのでしたね。

動画でも説明しています

「イライラ!としても困らない方法~アンガーマネジメント」について、
知っておいていただきたいことを動画にまとめましたので、ぜひご覧くださいね。

自己開示とのつきあい方

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

木曜日は「コミュニケーション」や「対人関係」がテーマです。
どちらも、なかなか思うようにいかなかったり、ストレスになるものですね。
今月は、「相手に振り回されないために」何ができるか、考えていきましょう。

今日は「わたしを伝える」ことと直結する「自己開示」を取り上げてみました。

そこで、まずは身近な人と自分との関係を振り返ってみました。
あの人に対して、自分はどのくらい伝えられているだろう、あの人の言葉をどのくらい受け取っているだろう。
この関係を描いてみると、相手によって違いがあることも見えてきましたし、
他者との関係にある自分のクセも見えてきましたね。

後半は、「私を紹介してもらおう!」というコミュニケーションワークをしてみました。
メモもインタビューもなし! 自由な対話から、相手の人となりを知っていきましょう。
最初はえ?と驚く方もいましたが、自由な対話から相手の人となりをわかりあっていくこともできました。

と、いろいろ言ってきましたが、純粋に、今日は色んな人と話して楽しかった!と、笑顔で帰ってくださった方もたくさん。
そう、本当は、コミュニケーションて、楽しいものなんです、きっと。
だからこそ、自分が無理せず、相手のことも、自分のことも、大切にできるやりかたを探してみませんか。

来週の木曜日は、やりとりのパターンを分析してみましょう。
日頃のくせもわかるかもしれません。
不快なやり取りが続いてしまうわけ、気持ちのよいやりとりをするコツ、ヒントがみつかるかもしれません。

埼玉県さいたま市緑区の児童養護施設「ホザナ園」にオンライン寄付をしました

親のいない子供や虐待されている子供たちに微力ながら少しでも役立てば良いと思っており、「南浦和駅前町田クリニック」では、定期的に売上の一部を埼玉県内の児童養護施設に寄付しています。

少ない額ですが今月も「ホザナ園」にオンラインサイトを通じて寄付させていただきました。

また来月からも継続させていただこうと思っております。