こんにちは、精神科医の町田なな子です。 今回は、睡眠時無呼吸について、お伝えします。
「しっかり寝ているはずなのに疲れが取れない」「昼間にどうしても猛烈な眠気が襲ってくる」といったお悩みはありませんか?実は、睡眠中に何度も呼吸が止まる「睡眠時無呼吸症候群(OSA)」が原因かもしれません。当院で約10年間にわたりCPAP診療を行ってきた経験をもとにお話しします。
1. 睡眠時無呼吸症候群(OSA)とは?
寝ている間に喉の奥が塞がり、何度も呼吸が止まる病気です。脳がそのたびに小さく目を覚ますため、本人は寝ているつもりでも睡眠が細切れになってしまいます。その結果、日中の強い眠気や集中力低下、朝の頭痛やだるさといった症状を引き起こします。
2. うつ症状や生活習慣病とも深い関係が!
睡眠時無呼吸は、単なる「いびき」の問題ではありません。日中のだるさや気力の低下は「うつ病」の症状と非常によく似ています。また、夜間の酸欠により交感神経が刺激されるため、高血圧や糖尿病などの生活習慣病を悪化させる要因にもなります。心と体の両面に大きな影響を与えるのです。
3. 主な治療法「CPAP(シーパップ)」と検査
CPAPは、寝ている間に専用のマスクから空気を送り込み、気道を押し広げて呼吸をスムーズにする治療法です。睡眠の質が改善することで、日中の眠気や気分の落ち込み、高血圧の改善が期待できます。ご自宅でできる簡単な検査から始められますので、気になる方はぜひご相談ください。
【睡眠時無呼吸】寝ても疲れる・昼間眠い人へ|10年CPAPを診てきた精神科医が解説について、動画でも解説しています
動画でもわかりやすくお話ししています。ぜひチェックしてみてくださいね。



