こんにちは、精神科医の町田なな子です。 今回は、睡眠時無呼吸症候群とCPAPの真実について、お伝えします。
日中の強い眠気や気力の低下は、意志の弱さではなく睡眠中の「酸素不足」が原因かもしれません。睡眠時無呼吸症候群(SAS)を放置すると、心臓や脳の病気リスクが跳ね上がるだけでなく、メンタルにも悪影響を及ぼします。
1. その症状、実は脳の「酸欠」かも?
いびきが大きかったり、朝起きた時に頭痛やだるさを感じたりしていませんか?睡眠中に呼吸が止まると脳が酸欠状態になり、イライラや集中力低下を引き起こします。「心が疲れている」と感じる時は、まず夜の呼吸を疑ってみることが大切です。
2. 自宅で簡単にできる検査と診断
不安な方は、まず自宅でできる簡易検査を受けましょう。指先と鼻に小さなセンサーをつけるだけで、寝ている間の酸素濃度や呼吸の状態を調べられます。検査で基準(AHI)を超えると、適切な治療へと進むことができます。
3. CPAP(シーパップ)治療で脳と体を守る
CPAPは、空圧で空気の通り道を押し広げ、無呼吸を防ぐ治療法です。脳に十分な酸素が行き渡ることで深い睡眠がとれるようになり、日中の眠気改善や高血圧・脳卒中などの予防に絶大な効果を発揮します。1日4時間以上使用することが成功の鍵です。
睡眠の質を整えることは、心と体の健康を守る第一歩です。気になる方は早めに専門医に相談してみてくださいね。
動画でもわかりやすくお話ししています。ぜひチェックしてみてくださいね。



