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「緊張型頭痛」について

こんにちは。さいたま市南区の心療内科「南浦和駅前 町田クリニック」です。今日は頭痛の中でもっとも多くみられる「緊張型頭痛」についてのお話になります。

頭痛には大きくわけると「緊張型頭痛」と「片頭痛」があり、「緊張型頭痛」はおおよそ一次性頭痛の半数以上を占めると言われます。

患者さんの6-7割は女性で、年齢層は20歳前後から高齢者まで幅広く分布しています。

一般的には仕事や家事で疲れてくる午後以降に起こることが多く、主観的には「頭が締め付けられるよう」「帽子をかぶっているよう」などと感じられます。なぜこのような頭痛がおこるかというと、筋肉が過緊張の状態が続くと筋肉が酸欠になり、痛み物質を発しそれが脳に伝わるからと考えられます。

ご自分でできる対策としては心身のリラックスをする、無理な姿勢を長時間続けない、などがあげられます。仕事や家事の合間に軽く体操をする、ティータイムをとる、あるいは時間がとれればゆったりと入浴するなどもおすすめですね。

それでも改善しないときには漢方薬を含むお薬が有効な場合も多いですが、中には「うつ病」など他の病気が隠れていることもあります。ですので「頭痛がなかなか治らない」という場合には専門家を受診した方がよいでしょう。

長引く頭痛でお困りの方はお気軽に当院までご相談くださいね。

この記事を書いた人
町田なな子

 
略歴)
東京都出身
信州大学医学部卒業
東京医科歯科大学医学部大学院卒業 同附属病院にて初期研修
東京都医学総合研究所にて事象関連電位をテーマに博士号を取得
東京都職員共済組合青山病院・東京都立豊島病院・
東京都長寿健康医療センター・久喜すずのき病院等の勤務
医療法人七星会 南浦和駅前 町田クリニック院長
南浦和東口心療クリニック 統括院長

資格)
医学博士
精神保健指定医
日本精神神経学会 専門医 指導医
日本精神神経学会 認知症診療医
日本医師会 認定産業医

YouTubeでメンタルヘルスや発達特性についてのわかりやすい解説も行なっている

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