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CBT*感情回避と感情駆動行動

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。
今日の<認知行動療法>では、「不安とうつの統一プロトコル」より感情回避と感情駆動行動について検討しました。

ネガティブな感情をなくそう、なくそう、とし過ぎることによって、
実は却ってラクになっていくことから遠ざかってしまう …
ストレス状況を維持してしまうカラクリを理解していきました。

ネガティブな感情は決して悪者ではありません。
特定の局面において必要な行動を促す機能が備わっています。

ですが、感情やメッセージは、ヒントであって、実はイコールでも事実でもありません。
その微妙な誤作動を起こすカラクリ、そして、そこに気づいていく感覚に今日は触れていきました。

今日の「ケース1」本当にみなさんドキっとしましたよね。
まず最初に挙がる程、それだけこのパターンにハマって苦しんでいる人達が多いということです。

今日は「気付く」ことがどうしてこんなに大切なのか?
その背景を理解することにもなりました。

だから止まってみる。
だから気付いていく。

引き続き、その感覚を育てていきましょう。
来週からは5週に亘ってストレスを育てる「考え方のクセ」からの脱却に集中して取り組んでいきます。

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