みなさまこんにちは。さいたま市の南浦和駅から徒歩1分の心療内科・精神科の南浦和駅前町田クリニックです。
自分に向いている、と思って入職した仕事でも、「つらい」「やめたい」と思ったことはありませんか?
そんなときに、仕事をやめたいのは、甘えなの?それともうつ病なの?と迷ったことのある方に、お伝えしたいことをまとめました。
単なる疲れやストレスで「やめたい」と思うのは自然なことです。
でも、ずっと続く“逃げたい”願望や「私には向いてない」と自責してしまう思考は、うつ病の兆候の可能性もあります。
次のような症状がある場合には、うつ病のサインと考えられます。
意欲の低下:趣味や休日の楽しみすら感じなくなる。
睡眠・食欲の変化:眠れない、食事が摂れない、または過食傾向が現れる。
自責感・自己否定:「どうせ自分はダメ」「価値がない」と自己評価が落ち込む。
「やめたい」は気持ちの表明、「辞める」は実際の行動です。
「やめたい」と思った時に、すぐに辞めてしまわず、自分の気持ちを整理し、客観的に現状を評価してみましょう。
小さな休息:有給や週末のまとまった休みでリフレッシュしましょう。
相談する:信頼できる同僚や家族に話し、視点や支援を得ましょう。
セルフケア:深呼吸、散歩、軽ストレッチなどで気分転換を図ってみましょう。
上記の対処法を試してもまだ、数週間以上、うつ症状が続き、日常生活や仕事に支障が出る場合は、精神科の受診も考えてみてください。
診断をつけてもらうことを目的とせず、気軽に相談する、という気持ちで受診されると良いでしょう。
「仕事をやめたい!それってうつ病?」について、知っておいていただきたいことをお伝えしています。ぜひ今すぐチェックしてみてくださいね。
みなさまこんにちは。さいたま市の南浦和駅から徒歩1分の心療内科・精神科の南浦和駅前町田クリニックです。
皆さんは、うつ病と聞いて、どんな症状を思い浮かべるでしょうか?「気分が沈む」などは思い浮かぶかもしれませんが、他にもいろいろな症状があるんです。次のような症状があると要注意ですので、もしご自身や家族、知人など、あてはまるようでしたら、受診も考えてみてくださいね。
1. 興味・喜びの喪失
以前好きだったことが楽しめなくなる「アニヘドニア」。趣味や食事、日常に対する興味が薄れる。
2. エネルギーの低下・疲労感
朝起きるのがつらく、ちょっと動いただけで疲れる。休んでも回復せず、常にだるさを感じる。
3. 自責感・無価値感
「どうせ自分なんて」と、自分を責める思考。失敗やちょっとしたミスを過大にとらえ、強い罪悪感や恥を感じる。
4. 注意力や集中力の低下、意思決定困難
仕事や家事でやる気が出ず、集中できずミスが増える。選択や判断が億劫になる。
5. 睡眠の変化
寝つきが悪い、途中で目が覚める、または過度に眠ってしまうなど、睡眠リズムの乱れが目立つ。
これらの症状は、“甘え”ではなく、脳の機能変化によるものです。初期状態で気付くことが重要ですので、身近な人に「最近元気ないね」などと声をかけてサインを拾ってあげてみてくださいね。
次のような変化がでていたら、クリニックの受診も考えてみてくださいね。
普段とは違う様子が数週間続く
日々の生活に支障が出ている
新たなストレスが重なっている
「うつ病のサイン5つ〜これは放置しないで!」について、知っておいていただきたいことをお伝えしています。ぜひ今すぐチェックしてみてくださいね。
みなさまこんにちは。さいたま市の南浦和駅から徒歩1分の心療内科・精神科の南浦和駅前町田クリニックです。
今回は、「自分で、何も特別なものを使わずに」できる、うつ病のふせぎ方を、ご紹介いたしますね♪
この忙しく変化の激しい時代、「もしかして、うつかな?」と思ったことのある方は少なからずいらっしゃるのではないのでしょうか。
そんなときに、精神科の受診は敷居が高い!と思っているあなたに、ぜひお伝えしたいことがあります。
日常生活の工夫や自分なりの習慣改善で、気分の落ち込みを軽減する方法が、あるんです。
特別な道具やアプリがなくても、「歩く」「深呼吸」「簡単なストレッチ」といった、ごく基本的な行動がとっても効果的です。
「今ここ」に集中するマインドフルな体験を通じて、ネガティブな思考のループから距離を取ってみましょう。
運動や呼吸法などは1日だけでは意味がなく、「毎日続ける」ことこそが、鍵です。
継続のハードルを下げるために、「1日1分」でいい、という目標設定をしてみることを、ぜひおすすめします。
① 散歩や体を動かす:室内でも10歩前後の足踏みで十分。動くことで気持ちが切り替わる。
② 深くゆっくり呼吸:お腹で息を感じながら、吸う・止める・吐くのリズムでリラックス。
③ ストレッチや軽い運動:肩回しや片足立ちでもOK。身体刺激が脳を活性化させる。
ここまでお伝えした方法は、あくまで「症状が軽くて、通院に抵抗のある方」の最初の一歩です。
症状が重くて長引いていたり、毎日の生活に支障が出ているような場合は、迷わず専門医にご相談してくださいね。
「うつ病をふせぐ3つのコツ」について、知っておいていただきたいことをお伝えしています。ぜひ今すぐチェックしてみてくださいね。
みなさまこんにちは。さいたま市の南浦和駅から徒歩1分の心療内科・精神科の南浦和駅前町田クリニックです。
今回は、「復職の方法~復職のしかた~無理なく自分らしく働き続けるために~異動・時短・転職」についてお伝えします。
今回は、適応障害やうつ状態、家庭の事情(出産・育児、介護など)により一定期間の休職を経たうえで復職するというケースを想定しています。
一定の休養とリハビリをしたうえで主治医から復職診断書を発行してもらい、産業医面談で<復職OK>の判定をいただき、場合により職場での慣らし勤務を経てから、復職、ということですね。
復職後、1か月、2か月だけではなく、1年、2年、と長期にわたって継続可能かどうか、をかんがえてみてください。
一時の勢いで復職するのではなくて、無理しすぎず自分らしいペースを保って仕事を続けられるかどうか、が大事です。
そのためには、時短や異動、軽減勤務の形をとって復職できるかどうか、職場の方が治療継続に協力的かどうか、通院服薬についても理解を示してくださるかどうか、も重要なポイントとなります。
もし上記のような配慮がほとんどしてもらえないとなると、ちょっと「赤信号」かもしれません。
「復職の方法~復職のしかた~無理なく自分らしく働き続けるために~異動・時短・転職」について、
知っておいていただきたいことを動画にまとめましたので、ぜひご覧くださいね。
みなさまこんにちは。さいたま市の南浦和駅から徒歩1分の心療内科・精神科の南浦和駅前町田クリニックです。
今回は、「イライラ!としても困らない方法~アンガーマネジメント」についてお伝えします。
皆さんは、「怒り」というと、反射的に「悪いもの」「あってはいけないもの」「恥ずかしい物」などと思っていませんか?
実は、怒りとは、人間にとって生きていく上でとても大切な、基本的な感情なのです。怒りを感じるのは恥ずかしいことでもないし、病気でもありません。時いは自分を守ってくれるものでもあります。
但し、怒りがあまりに強いとか、しょっちゅう怒っている、となると、人間関係がぎくしゃくしたり、仲間に入れてもらえなくなる、なんてこともあるかもしれません。
ですので、怒りを認めて、コントロールするということを実践していきましょう。
怒りは、たとえていうと活火山のようなものです。
怒りが爆発する前には、たいていは色々の考えや感情がふつふつとたまっています。
例えば、「寂しいなあ」「つらいなあ」「くるしいな」「心配だなあ」などなど。。
これらを放っておくといつかそれがマグマとなり、活火山となって噴火してしまう、というわけですね。
怒りができるには、下記のような流れがあります。
1きっかけとなる出来事がおきる
2出来事について考える
3考えから、反応性に気持ちがわき起こる
4行動する
このうち、2の「考える」、4の「行動する」という要素は、自分で変えられるものですので、この2つをコントロールすることを意識してみましょう。
怒りについて理解したところで、実際に怒りの記録をしてみましょう。
これをアンガーログといいます。出来事が起こった日時と場所、出来事(事実だけ)、それについての自分の考えや言動、怒りの強さ、を記録するのです。認知行動療法の7つのコラムに少し似ていますね。
このアンガーログを続けていくことで、自分の怒りの傾向を知り、怒りを客観的に見ることができるようになります。
ここまで実践できると、自分の怒りについて、だいぶ分析的にみることができるようになったかと思います。
それではいよいよ怒りをコントロールする段に入るわけですが、その前に一旦、怒りを引き起こす出来事を、「自分にとってどの程度大切か」「変えられるか、変えられないか」の2つの観点から、4つに分けてみましょう。実際いは、「大切」で「変えられる」ものについて、重点的に対策するのが得策といえますね。対策するには、「考え」と「行動」にアプローチしていけばよいのでしたね。
「イライラ!としても困らない方法~アンガーマネジメント」について、
知っておいていただきたいことを動画にまとめましたので、ぜひご覧くださいね。