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不登校の原因とNG対応・今すぐできる関わり方

Dr'sコラム

こんにちは、精神科医の町田なな子です。

今回は、コロナ以降に特に増えていると言われる「不登校」について、お伝えします。

1不登校のエネルギー低下仮説

不登校は「行きたくない」のではなく、ストレスで「心と脳のエネルギーが枯渇して”行けない状態”になっている」ことが多いです。友人関係、勉強、先生との関係などが重なり、前頭前野の働きが落ち、不安を感じる脳の回路が過敏になると、「もう動けない」「学校に居続けるのがつらい」という状態になります。

2発達特性と不登校について

特にASD・ADHDなどの発達特性があるお子さんは、対人関係の難しさや感覚過敏、叱られ体験の多さ、いじめ被害などから、学校でエネルギーを消耗しやすく、不登校になりやすいことが研究でも示されています。

3不登校を悪化させてしまう“NG対応

親御さんに避けてほしいのは、
「なぜ行けないの?」と理由を追及すること、
「みんな行ってる」「将来困る」と不安で追い込むこと、
初期から無理に早起きさせること。

4今すぐできる親御さんの関わり方

代わりに、
①まずは安心して休ませる
②家庭を“心の安全基地”にする
③散歩やコンビニなどの小さな成功体験を一緒に積む
ことが回復の鍵になります。
不登校は、人生を立て直すための「戦略的な立ち止まりの時間」と捉えて大丈夫です。今は時間が止まっているように見えるかもしれませんが、お子さんの内側では、ちゃんと力が育っています。

動画でもわかりやすくお話ししています。ぜひチェックしてみてくださいね。