ご予約・お問い合わせはこちら048-764-9797

脳の炎症に関する新たな知見

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックです。

今日の話題は「脳の炎症」です。

2015年10月のAmerican Journal of Psychiatryという雑誌の論文によると、統合失調症の方および統合失調症のハイリスク群の方々の脳の免疫担当細胞が、一般の方に比べて活発な状態にあることが判明したそうです。

これは新たな知見で、アルツハイマー病やうつ病と同じく、統合失調症が顕在発症する前の段階から炎症に関係していることを示唆しています。本格的に発症する前の段階から予防的に治療を行うことがもし可能になれば、患者さんの予後が劇的に改善され、より豊かな人生を送ることが可能になるでしょう。

統合失調症に限らず、心療内科や精神科領域の病気は、「早期発見」「早期治療」が予後を大きく改善することがわかっています。

季節の変わり目に、ちょっとしたメンタルの異変を感じることがありましたら、どうぞお気軽に   南浦和駅前 町田クリニックまでご相談くださいね。スタッフ一同、全力でみなさまの精神的健康をバックアップさせていただく所存です。

 

この記事を書いた人
町田なな子

 
略歴)
東京都出身
信州大学医学部卒業
東京医科歯科大学医学部大学院卒業 同附属病院にて初期研修
東京都医学総合研究所にて事象関連電位をテーマに博士号を取得
東京都職員共済組合青山病院・東京都立豊島病院・
東京都長寿健康医療センター・久喜すずのき病院等の勤務
医療法人七星会 南浦和駅前 町田クリニック院長
南浦和東口心療クリニック 統括院長

資格)
医学博士
精神保健指定医
日本精神神経学会 専門医 指導医
日本精神神経学会 認知症診療医
日本医師会 認定産業医

YouTubeでメンタルヘルスや発達特性についてのわかりやすい解説も行なっている

町田なな子をフォローする
町田 なな子 公式Youtube
Dr'sコラム