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ドラマセラピー :どんな自分でも受容しながら寄り添っていくということ

 

今日のドラマセラピー では、自己肯定感ってなんだろう?という話から入りました。

「自己肯定感=自分で自分を良いと思えていること」という認識をしている人が、もしかしたら多いかもしれませんね。

確かにそうなのですが、それが「自分には、人よりもこんな良いところがある」とか、「自分はこんなことが出来る」とか、何かしら人と比べている部分で成り立っているとしたら、それはちょっと違います。

自己肯定感というのは、ありのままの自分を「それでいいよ」と思えている状態なのです。

「〜が出来ているから」「〜という長所があるから」とか、条件付きで自分を認めているのではなく、ちょっと弱いところがある自分も含めて、「それでいいんだよ」と思えている状態です。

誰しも皆、「前向きで明るくて良い感じの自分」だけなんて人はいないと思います。そんな自分に対してもリスペクトして、寄り添ってギュッと抱きしめてあげている状態です。

 

「悲しみを感じている自分」

「何を考えているのか、どこに向かっているのかわからない自分」

「繊細に反応してしまい、他者に対して仮面を被ってしまう自分」

 

そういった自分に対して、リスペクトしながら感謝と祈りを送るドラマワークを今日は行なっていきましたが、終わった後のシェアリングの時間には「なんだかホッとしました。」「どんな自分でもいいんだなって思えました」というコメントが出ました。

また、「悲しいって思えるってことは、それだけ大事にそれを思えていたかってことですよね。大事に思えていた自分がいるんだなって思えたら、悲しみが自分の中にあることが苦痛ではなくなりました。」というコメントも出ました。

自分を肯定していくことの第一歩は、どんな自分でもOKだと思えることだと私は思っています。

 

来月は11/28(土曜日)の午後にドラマセラピーを行います。初心者大歓迎!

ドラマの中で、楽しみながら一緒にそこを学んでいきましょう。

 

 

 

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