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キャリア『私の生き方・働き方改革』/卒業発表(12月)

みなさん、こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今月の水曜日は『キャリア』をテーマに一ヶ月間取り組んできました。今日はその集大成として、みなさんの「働く」ということに対しての気持の整理を行ないました。

新しい生き方を模索して転職する人もいれば、今の会社に残ってこれまでどおりの生き方を取り戻す人もいます。また、一旦復職をして、働きながら新しい生き方を模索したり、同じ会社に戻るけれども、意識改革をして新しい働き方を目指す人もいます。様々なこれからの働き方(生き方)があります。

みなさん、これまでの自分の人生を振り返ったり、自分の特性やできることを整理する中で、「もっと素直に自分の気持ちを大切にしていいんだな」「自分の本当の気持ちに気づけた。」などいろんな気づきがあったようです。

「今後の働き方(生き方)」という壮大なテーマだったので、整理仕切れなかった人、気持ちの変化があったもののまだまとまりきらない人もいたと思います。ゆっくり時間をかけて、みなさんらしい生き方を歩むきっかけになったら嬉しいです。

 

午後は2名の方が卒業発表してくれました。それぞれの個性や生き様がにじみでた発表でとてもよかたです。

今後もRWの伝統として継続していきたいと思いました。

CBT:マインドフルネスとスキーマ

こんにちわ。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

これまでCBTに取り組んできて、参加者の皆さんの関心が高かったことの1つにスキーマがあります。
今日は、このスキーマについて、ほんのさわりを考えてみました。

心に自動的に浮かんでしまう考えも認知の一つ。
スキーマは、もう少し心の深いところに、昔からある自分なりの考えや信念のことをいいます。
ふと浮かんでしまう考えを生みだしている背景にもなるものです。

話していくと、皆それぞれ、当たり前に思っていること、前提として考えていることがあることに気づきました。

そういう当たり前を疑ってみるのは難しいことですが、生きづらさの背景を知るには役に立つかもしれません。

 

復職面談(復職後の働き方編)12月

みなさん、こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、復職面談について練習しました。復職面談では、①回復の程度、②再発予防の対策ができているか、③復職後の働き方の3つについて話し合われます。今日は③の復職後の働き方についてどう話し合うか、に焦点を当てて、ワークを行ないました。

午前中は職場の組織体制とよりスムーズに復職をするために大切なポイントを解説。各自職場へ確認する質問項目を整理しました。

午後は、ロープレを通して練習&対応のコツを確認しました。

復職後の働き方について話し合っていくときは、多少交渉が必要な場合があります。また、想定外の回答が返ってくることもあるかもしれません。そういったときの対応について話し合い、少し心構えや慣れることができたと思います。また、今回は転職を希望される人もいました。そういった方がに向けたプログラムも必要になってくると思いました。

別の視点で考える☆リフレーミング<言葉編>

こんにちは。

南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

本日はリフレーミング(言葉編)について考えました。

リフレーミングとは、“今までとは別の視点でものごとを見直すこと”です。

私たちは日常的に、その時の状態によって、解釈や意味を良くも悪くも変化させて取り入れています。

一見、ネガティブに聞こえるその言葉を別の視点で捉えたら・・・

「◯◯さんて怒りっぽいわよね」

「私って引っ込み思案なの・・・」

でも、そのラベリングを別の視点で見たらどうなるでしょう!

あなたの弱点やあの人の欠点と思えたことが、不思議と気にならなくなっていきます。

ネガティブな言葉を別の角度から考えてみる、そのプロセスそのものが、ちょっとしたクイズのようで楽しかったという声もありました。

 

12/28(土)は 今年最後の「リワークフォローアップ」です!

1年の締めくくりです。皆さんの参加をお待ちしています♪

ネイルケアとハンドマッサージ

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。
本日は、ネイルサロンを開設している石木田先生にお越しいただき、ネイルケアとハンドマッサージを行いました。
まずはネイルケアからスタート。先生が用意くださった用具を用いて、まずは爪のお手入れや形を整えるところから始めました。実際に用具を使うと皆さん、爪の手入れに夢中!試行錯誤しながらも爪のお手入れを行いました。次に、スクラブで肌をつるつるにし、そして、ハンドクリームを塗って、ハンドマッサージ。4種類のハンドクリームの中からご自身の好きな香りのハンドクリームを選びました。
参加された方からはリラックスできたことや体が温まる実感、手の状態を整えることで気持ちも高まること等、多くの感想がありました。
また、ハンドマッサージやネイルケアは自分だけでなく、身近な人や大切な人、ご家族等に行ってあげることで、よち良い関係になるのではないかと思われます。

アップドック

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークご報告です。
本日のヨガは、スーリヤナマスカーラ Aをしました。
スーリヤナマスカーラ は太陽礼拝です。
今日はその中でもアップドック(上を向いた犬のポーズ)の効果を説明します。
アップドックは躍動的なポーズで活力をあたえます。
背骨や腕や手首の強化したり、呼吸器官にも刺激をします。
柔軟性を高め、姿勢を正し、血流が良くなります。
背中の贅肉やぽっこりお腹解消にも良いです。
腰や背中を痛めている方は、無理をせずお休みしてくださいね。

不安と恐れを理解する

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今月の木曜日は「感情」をテーマに取り組んでいます。
今日は「不安」と「恐れ」に着目しました。

どちらもつらい感情ですが、人間にとってどうしても生まれてしまう根源的な感情のひとつです。

まずは、自分が不安を感じたときの経験から、どんな反応をしていたかじっくり振り返りました。

この不安のサインに気づくこと。不安に向き合うために、まず最初のステップです。
その上で、どのような対処ができるのか、工夫について考えてみました。

皆さん、不安と恐れの区別がつかないだけでなく、不安を感じていることに気づけていなかったという声もありました。
行動と考えを見直しながら、それぞれにできる対処を考えていこうと話しあいました。

MBTIによる特性理解と今後の生き方

みなさん、こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

終身雇用が崩壊している今、組織に自分のキャリアをゆだねるのではなく、自分で自分のキャリアを作っていくことが大切です。リワークに参加される方の中にも転職を目指している人もいますし、とりあえず復職をするけれども転職を考えているという人もいます。

今日はMBTIを使って自分の特性について自己理解を深め、どういう仕事が自分に合っていて、合っていない仕事はどういうものなのかをチェックシートを使って振り返ってもらいました。

そして、その上で、今後の生き方の選択肢が増えるようにみなで知恵を出し合い、ディスカッションしあいました。

自分のことってわかるようでわからないことも多いので、本来なら時間をかけて少しずつやっていく作業を1日で取り組んだので、大変だったろうと思います。しかし、他の利用者さんから発想力豊な提案を受けて、今後の自分の生き方について発想が広がり、選択肢が増えたという人も多かったと思います。みなさん終わったあとはイキイキとした表情になっていました。

 

 

 

 

復職面談(コンディション編)12月

みなさん、こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、復職面談について練習しました。服飾面談では、①回復の程度、②再発予防の対策ができているか、③復職後の働き方の3つについて話し合われます。今日は①の回復の程度、最近のコンディションをどう説明するかに焦点を当てて、ワークを行ないました。

「最近の調子はどうですか?」と聞かれても、いろんな状態があるし、数週間前の状態ははっきりと覚えていないかもしれません。このように、コンディションの説明って思った以上に難しいのです。そこで、毎日クリニックで活用しているコンディション・シートを使うことで、状態を共有しやすくなると思います。

そして、実は来年からコンディション・シートをリニューアルしようと思っています。今日はそのシートをみなさんに活用してもらいました。まずは自分のコンディションを整理。そして、実際にロープレをして、人に自分のコンディションを説明することに慣れてもらいました。

みなさんで練習して、意見を出し合うことで、いろんなアイデアや大切なポイントに気づくことができました。準備をして、よりスムーズな復職につながればと思います。

森田療法精神交互作用

本日は森田療法について行いました。森田療法とは、森田正馬によって考案された、日本独自の精神療法です。森田療法の原理や精神交互作用、思想の矛盾、感情の法則等について説明をし、特に精神交互作用について、検討をいたしました。
精神交互作用とは、注意と感覚の悪循環で、ある感覚に対して、過度に注意が集中すると、その感覚はより一層鋭敏になり、その感覚が固着されることです。思想の矛盾とは、「こうあるべき」「こうあってはならない」と知性で感情をコントロールしようとする姿勢のことです。そして、思想の矛盾により、知的に感情を解決しようと構えれば、さらに精神交互作用が強まり、なくそうとすればするほど、堂々巡りの袋小路に陥る(「とらわれ」と「はからい」の悪循環)とされます。
そこで、精神交互作用のおこる場面や対処法等について分かち合いました。
ネガティブな感情を抱えたまま、行動することの大変さ、難しさ等を感じたかとも思います。ただ、感情をコントロールすることで、余計にその感情を強めてしまう恐れも否めないかと思います。そのため、厳しい面もあるかと思いますが、感情をあるがまま受け入れ、やるべきことをやっていくことも1つかと思います。