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★1月のプログラム

 

リワーク・デイケア プログラムカレンダー(PDF)

*ご利用にあたり、初回/再開の前に診察にて事前確認が必要です(詳しくは受付まで)
*状況によりプログラムを変更する場合がございます。予めご了承願います。
*10:20までに入室された方にはお弁当がご用意できます。

 

【 プログラムご案内】

リワーク部門)

月曜: 復職・キャリア・セルフケアプログラムなど 
復職準備

火曜: 自己洞察ワーク・ソーシャルスキルアップ・ヨガなど 
自己洞察ワークソーシャルスキルアップヨガ

水曜: コミュニケーション・個別フォローアップなど 
コミュニケーション

木曜: 認知行動療法・個別プログラムなど  
認知行動療法<個別集中ワーク> ★ 詳細&FAQ ★(ブログ)

金曜: グループワーク・復職支援・各種心理療法・ライフスタイルなど 
実践チームワーク・グループワーク・復職支援

土曜: リワークフォローアップ
第1土曜:不眠の認知行動療法…睡眠に関する考え方や行動を見直すことで、睡眠を根本から見直し、不眠の改善を図ります。個人の特性を知り、ご自分に合った睡眠パターンを見つけていきます。
第2土曜:えじり心理師と語らうなんでもトークグループ…リワークで話しきれないこと、日常的なことなのだけど気持ちを吐き出したい、近況を話して「今の自分」のテーマを確認したい … なんでもOKのフリートークです。ゆったり語らっていきましょう。(聴いてるだけのご参加もOKです)

アサーティブな考え方をする

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今月の水曜日は、アサーション・トレーニングの連続テーマに取り組んでいます。
アサーションというのは、自分をまず尊重し、その上で相手のことも尊重する自己表現です。

自分の要求や思いを率直に表現するのは、なかなか難しい、、、
でも、その前に、自分が何を伝えたいと思っているのか、わかることが最初のステップです。

そして、何を伝えたいかわかったとしても、もともとの考えが、アサーティブでなかったら?
アサーティブに考えることができてはじめて、自分も、相手も尊重できるやりかたで、その思いを伝えられるようになるでしょう。

今日は、そんな自分の考え方に影響するような、不合理な思い込みがないかを考えてみました。
私たちは、これまでの経験や社会通念、常識といった、外側の基準で自分の考えを決めていることが多いものです。

その多くは、自分の中に「あたり前」として潜んでいます。
そのあたり前を改めてとりだしてみると、その思いが、どれほど自分をきゅうくつにしていたかに気づいた方が多かったようです。

後半では、アサーションの基本がわかったところで、試してみよう!とグループワークをしてみました。
とても穏やかに、和やかに、意見の交換が進んでいきました。
最初は、どうやってまとまるんだろう?まとまりそうにないね、と言っていたグループも、最後は無事、合意をみたようです。

アサーションの基本は、自分の権利と自由を大事にすること。
そして、相手にも同じ権利と自由を認めることが大前提です。
自分を大切にできないと、もちろん、相手も大切にはできないですね。

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土曜: リワークフォローアップ
第1土曜:不眠の認知行動療法…睡眠に関する考え方や行動を見直すことで、睡眠を根本から見直し、不眠の改善を図ります。個人の特性を知り、ご自分に合った睡眠パターンを見つけていきます。
第2土曜:えじり心理師と語らうなんでもトークグループ…リワークで話しきれないこと、日常的なことなのだけど気持ちを吐き出したい、近況を話して「今の自分」のテーマを確認したい … なんでもOKのフリートークです。ゆったり語らっていきましょう。(聴いてるだけのご参加もOKです)

無意識にその考えを選ぶわけ

こんにちは。 南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<自己洞察ワーク>では、
無意識に選んでいるその感情や考えの背後にはどんな良いことがあるのだろう? ということに
焦点を当てて自分自身に向き合ってみました。

私達は目の前の課題にあまりにも一生懸命になりすぎて、
「そもそも、それって何のためにやってるの?」を

置いてけぼりにしてしまうことがあったりします。
すごくすごく頑張った結果が、もともと望んでいた方向とはかけ離れたところに辿り着いてしまったり。
その時期の感情に溺れるようにハマってしまったり。

1つの思考を1つの「塊(かたまり/チャンク)」として、
自由自在にエレベーターのように上がったり下がったりできると、
囚われすぎない、俯瞰的に物事だけでなく、自分自身の思考や感情も捉えることができて、
バランスをもっていろいろ取り組むことができたりするのですね。

この仕組みを理解できていると、
普段みなさんと合言葉のように意識している「ジャッジしない」がどういうことかも
自然と「そういうことね」と理解できました。

本日もワークを通してたくさんの気付きがあったご様子、なによりです。

大切にしたいこと、捨てること

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今月の月曜日は、「私を知って働き方を考える」。
働いてきた今だからこそ、もう一度、自己分析してみようと思います。
キャリアを様々な面から見直すことで、今までのしんどさが何だったのか、どうしたら持続可能に働いていけるのか、考えていきます。

今日は、キャリア・アンカーという考え方を使って、自分の価値観に気づくワークをしました。
キャリア・アンカーは「人生の碇」という意味です。
自分が本当に大事にしている価値観を知っておくことで、方向性を見失わずに生きていくことができるでしょう。

ワークでは、8つのタイプから、自分が大事にしている上位4位までと、重視していない4位までを分けてみることができます。
ここでひとつ大事なことは、自分が重視していないことをきちんと理解し、手放すことも必要なのではないか?という視点です。

矛盾しそうな価値観を、どうやって大切にしたらいいだろうか?という疑問もわいてきました
これまで、自分が大切だと思ってきたことが、環境によってつくられたものかもしれないという気づきもありました
今まで、自分が苦しかったのは、自分が大切にしたいことをないがしろにされてきたからかもしれない
あるいは、自分にとっては重要でないことを、優先して大事にしなさいと言われてきたからかもしれない

どんなことでも、何が起こっているのか、気づくことから始まります。

自分の中にやっと芽生えた違和感、困り感、大事にしていきましょう。

何が嫌なのかわかれば、あとは、そうでない行動を選び取る(だけ)です!

来週は、私を知って働き方を考えるの第6弾。興味や関心の広がりと職業との関係を探ってみましょう。

リワークフォローアップ

こんにちは。南浦和駅前町田クリニックのリワーク報告です。

リワークフォローアップは、これから復職される方の疑問や不安に対して、既に復職された方がアドバイスをしたり、復職後のコンディションや働き方を確認したり、みんなで意見を出し合ってフォローしていく時間です。

 

今日は主に、復職前後のモーティベーションの保ち方について話し合いました。

復職が決まってから急にやる気が出ない、復職に備えなくてはいけないのに…

という悩みに対して、みなさんから体験を踏まえて様々な意見が出ました。

 

・一度復職しようとしたが、まだ準備ができていなかった。本当に復職したいかもう一度考えてみては?

・不安がどこから来るのか書き出してみる

・復職に至った経緯を振り返り、外在化する

・復職を目標にがんばって来たから、復職が決まって安心したのでは?

・復職までゆっくり休んで、健康に働くために心と身体を整えよう

・残りの休みを、旅行や今までやりたかったことに使ってみては?

 

同じような思いや不安を抱いたみなさんからだからこそ、なるほどと共感したり、そういう考え方もあるのかと納得できるアドバイスが多くありました。

 

みなさんからの感想は、

・自分の中だけで考えていたことを話して、共感してもらえて元気になれた

・復職前後にモーティベーションが上がらない、気持ちの落ち込みは誰にでもあることだとわかった

・自分から話題を提供しなくても傾聴できてよかった

などでした。

 

一人で悩んでいると、グルグル思考から抜け出せなくなります。

人に話すことによって、自分では思いつかないアイディアをもらえたり、考えを整理できたり、共感を得て後押しされたり、不安や焦りは自分だけではないと心が軽くなります。ぜひリワークフォローアップに気軽に話にきてください。

 

 

 

ビジネスマナー☆自己紹介のウソ・ホント

こんにちは。

南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

 

お辞儀の仕方から名刺交換のマナーまで、実践を交えて学びました。

もう何年も前に会社の新人研修で習った方、特に習うことなく過ごしてきた方、様々な立場の方がいらっしゃいました。

何気なく行なっていたお辞儀や名刺交換のマターを改めて意識して取り組むことで、よりスマートで爽やかな印象を相手に与えることができます。

 

午後のグループワークでは、自己紹介をしました。相手の話をよく聞いたり表情の変化に気をつけたりしながら、自らも自己開示をして人前で話す練習になります。

今回は単なる自己紹介ではなく、4つの項目のうち一つだけ嘘の自己紹介を盛り込みます。

その嘘の自己紹介はどれなのかを当てながら進めていきました。

話し手の表情や紹介内容に真剣に耳を傾け、一人一回だけ自己紹介をした相手に質問ができます。

巧妙なウソを見破れるかどうか、真剣でありながら楽しく話し合いができました。

ここでのねらいは、他者へ関心を向け、話や表情をよく見ること、そして自己開示をしていく過程を楽しむことです。

 

グループワークは、“まずは自分考えや思いを安全な場所で語ってみる”“人との関りに慣れる”などを体験したい方には最適な時間です。

 

※金曜のグループワーク人数によっては内容を変更する場合がございます。

CBT*大切な「気付く」

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<認知行動療法>では、
ストレスを感じている時に、いったいどんなことが頭(ココロ)の中で繰り広げられているのかを
キャッチするエクササイズを実施しました。

ここをジャッジ(判断・批判)しないで、ただ気付く・ただ観察できることは
とっても大切なのですね。
その大切な感覚を今日は皆で話していきながら育てていきました。

・自分のことはすでに十分分かっていると思っていたのに、
 ワークをしてみたら、感情が1つだけでなく色々あったことに驚いた。

・ただ 諦めしかないと思っていたら
 そうじゃない部分が残っていたことに気が付いた

・自分が1つのドラマの中に入っていたことに今まで全然気が付かなかった
 「ジャッジしないと扉が開く」なんてウソだ~と思っていたらホントだった

本日もいろいろ、いろいろ、それぞれに振り返りで出てきた言葉が更なる種になりそうでした。

来週は、
瞬間瞬間自動的に浮かんでくる「ココロのつぶやき」の中にこそ
ストレスの元が潜んでる! … を紐解いていきましょう。

あー! あー! あー! あー!(ハマってるハマってる!)のお声が
リワークルームに響き渡りそうなヨカンです☆

「アサーション」ってなに?

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

1月の水曜日は「アサーション」に取り組んでいきます。
復職に向けたリハビリの中でも大事なポイントの一つです。じっくり時間をかけて考えていきましょう。

「アサーション」は日本語にするのがなかなか難しい言葉なのですが、「さわやかな自己表現」とも呼ばれています。
自分のことも、相手のことも犠牲にせず、円滑な対人関係をはぐくむのに大切な視点です。

今日は、自分のコミュニケーションのくせを知ることから始めました。
振り返ってみると、攻撃的な行動、受け身的な行動をとることが多いという方が少なくないようです。
詳しく考えてみると、相手によって?状況によって?いろいろなパターンがあるようでした。
「アサーティブなコミュニケーション」は、この両方がまじりあっているようなものかもしれません。

今日も、職場での経験などを振り返って、皆さんから具体的な疑問がわいてきました。
感情を伝えることとアサーションってどうつながるの?
立場によっては言えないこともあるんだけど、、、
スパっと解決!みたいな魔法はありません。
自分が心地よいと思えるやり方を繰り返し探して、試してを繰り返すしかないのです。

実際には、アサーティブであることで、対人関係の問題やコミュニケーションの悩みがなくなるわけではありません。
むしろ、率直にコミュニケーションをしていくために、葛藤を引き起こすことが増えるかもしれません。
ですから、アサーティブであることも、そうしないことも、自分の自由意思で選ぶことができます。

まず、自分を大切にすることからアサーションは始まります。
次回は、そのための考え方を理解していきたいと思います。

ココロの貯金箱

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

本日の<自己洞察ワーク>では
考え方がどうしてしんどくなっていってしまうのか、どんなサイクルが働いてそういう思考になっていくのか
「ココロの貯金箱」をイメージにして自分自身を見つめていきました。

動けなくなってしまった
ネガティブな発想しかできなくなってしまった

そんなモードから抜け出す第一歩は
どんなことが大切なのか。

意外や意外、多くの方が無視したりスルーしているようなことだったりするのです。
一見正当そうな理由をそこにくっつけて。

このプログラムでは毎回のことですが、

ああ、まさに今までの自分だった
そういうことだったのか

皆さんの表情がいつも本当に印象的なのです。

「 あ、扉がいま 開いたな 」
と感じる瞬間。伝わってくる瞬間。

今年最初の自己洞察ワークで出すことができた最初の一歩。
2022年のあゆみの1つ1つがゆっくり実りに繋がっていきますように☆
今年もどうぞよろしくお願いいたします。