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抑うつと認知の深いつながり

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

今週から再び<認知行動療法>のシリーズがスタートしました。初回の今日は 「 辛いのはなぜ?」と題して、認知と抑うつの深いつながりを理解し、認知のバランスをとっていくことの大切さを確認しました。

また、これから3ヵ月かけて取り組もうとしている認知行動療法の全体像を俯瞰もし、自分が何のためにこのストレス対処のスキルを身に着けていこうとしているのかも明確にしていきました。

 

今日のテーマにふさわしい象徴的な今日の一幕を。

「 CBT(認知行動療法)を身に着けていくと、どんな良いことがありそうか?  」のアイデアを分かち合う時に、最初はシーーーーンとしていましたが、筆者が一言「私を〇〇〇〇!」とお伝えしたら、ポンポン ポンポン勢いよく出るわ出るわ!

「自分のアイデアを発言する」ことに対してのそれぞれが内側に抱いていた定義や認知、捉え方が変わった瞬間に、「シーーーーン」が「ポンポン」にあっさりとこうして変わっていきました。もちろん、 もともと内側に既にある豊かなアイデアの量自体は「シーーン」の時も「ポンポン」の時も同じですよね。捉え方が変わると、元々自分の内側にもちゃんと持っているエネルギーの現れ方・表れ方が変わりました。その現れが、次の現れを連れてきて … み~んな出るわ出るわ状態にまで自然と変わっていきました。

1つに固まった捉え方が柔らかくなる・広がっていったその時ってどんな感覚だったでしょうか? 「あっ」と受け取り方のスペースがちょこっと広がった瞬間の感覚は  … 決して苦しさや気合ではありませんでしたね。あの瞬間の感覚とそのコツを、これから3ヵ月間みんなで体験を積み重ねながら気付き、育てていきましょう!

「自分らしく生きていけそう」 ・・・

「前向きになれそう」  ・・・

「自分へのダメだしが減る」・・・

「生きやすい。生きたいように生きられる」 ・・・

「気にしている事が少し気にならなくなる」 ・・・

「ストレスから立ち直りやすくなる」 ・・・

「ショックをやわらげる」 ・・・

「時間やエネルギーを節約できる」 ・・・

「不安に振り回されない」・・・

「蓋をして見ないようにしていた問題に客観的に向き合える」 ・・・

「他人の言動に左右されない」 ・・・

「自律神経が整いそう」 ・・・

皆さんが1つ言うたびに、皆さんがうん、うん、と頷くご様子がとても印象的でした。

 

それぞれが認知行動療法に取り組む目的は違えど、育てていきたいスキルや感覚、育てていきたいお気持ちそのものは一緒ですね。

今日は今までと場の雰囲気が違っていたことも感じた筆者でした。

これからの3ヵ月もとても楽しみです!

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