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パートナーシップを考える

こんにちは。

南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

 

今日のリワークのテーマは『パートナーシップ』です。

パートナーシップでは、LGBTQを含めた男女の生物学的性質を学ぶことで相互理解を促すだけでなく、職場やプライベートでのストレスを軽減したり、生きる喜びを増やしたりするためのコミュニケーションを考えました。

どのような人にも男性的な面と女性的な面があります。そこで午後はライフスタイルとグループワークを合わせて、男性脳と女性脳のグループに分かれて質問をしあい、それに答える時間を設けました。

「今のパートナーへの理解が深まった気がする」「対処法を変えてみようと思った」などの感想がありました。

 

金曜日のグループワークやチームワークでは、知恵をしぼってアイディアを出しあったり、記憶したり、ひらめきを大事にするなど、脳トレのような感覚で気軽に参加できるようにしています

また、楽しんで話し合いができるような題材を用意しています。

みなさん、ぜひご参加くださいね!

by 心理師 藤田

問題解決「する」モードになる

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

今月の認知行動療法では「行動」の方に焦点を当て「問題解決法」に取り組んでいます。

その中でも今週は問題解決をしやすくなる行動につながる認知について検討していきました。

もともとメンタルが弱っている時には、物事をネガティブに捉えてしまいがちです。問題解決に向けてアクションを起こす手前で無意識にブレーキをかけてしまっていることも少なくありません。

今日はモデル認知にも触れながら、もっと身近かつすぐに使えるパワーワードを皆で集めたり、落とし穴にまんまとハマらないように、NGフレーズにも気付いていきました。

来週は、更にリアル感満載で行動や解決を阻む「ブロック」に気付いていきましょう。

ブロックは意外と分かりにく~い形で、手順の最初から最後まで … 全てのプロセスの至るところにそぉ~っと潜んでいます。

「当然だと思っていた概念こそが意外や意外、ブロックとしてしか実は機能してなかったのか!」 … みなさんのそんな表情が今から目に浮かびます。どんな展開がもたらされるのか、今からとても楽しみです。

お渡ししているワークを自習時間やご自宅でやっても/やっていなくても、どちらでも大丈夫です。皆で「できない体験」を分かち合っていきましょう。

「だってさぁ」「でもさぁ」そんなみなさんのリアルなホンネの部分にたくさんの気付きの宝が埋まっています。来週はお宝発掘です!

こころの窓の開き方

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

コミュニケーションをテーマにしている水曜日、今回は「自己開示とフィードバック」について考えてみました。

対人関係は、自己開示とフィードバックを繰り返して、やりとりしているといえるでしょう。
自分のことを伝えるのは結構勇気のいることで、難しいなぁと感じている人も多いものです。

身近な人との関係を振り返ってみると、職場での自己開示のバランスが難しいという声もありました。
自分はその人との関係をどうしたいか、あるいは、何のためにその方たちとつきあっていくのか。
自分の意思で、窓の開き方は調整してよいのです。

グループワークでは、いくつかのケースを想定して、自分の行動を振り返って、他の方の行動のアイディアを聞いてみました。
自然に自分の考えを伝えられている方々も多く、笑いのたえない話し合いがくりひろげられていました!

思いがけないアイディアを聞けるのは、人と話したときの新鮮な刺激ですね。

ストレスをためないコミュニケーション(1)

南浦和駅前 町田クリニック リワークの報告です。

 

ストレスマネジメントのプログラムの3ヵ月目です。

7月は「ストレスをためないコミュニケーション」がテーマです。

今日はその1回目として、「要求を伝える/頼んでみる」ときの伝えるポイントを

学び、実際に練習してみました。

人間関係は、コミュニケーションの伝え手と受け手で成り立っていますが、

こちらが伝えたいことが、相手に正確に伝わる保証はどこにもありません。

ストレスにならない表現を使って、自分が伝えたいことがうまく伝わるといいですね。

 

仕事が立て込んで、自分だけで抱え込む状況が続くと、心身ともに疲れてしまいます。

自分が「今」できることと、できないことの範囲を見極めて、

周りの人に上手に頼むことも時には必要になります。

率直にお願いする3つのポイントを、心の中で整理してから伝えてみましょう。

 

来週は「上手なノーの伝え方」を学ぶ予定です。

皆さんのご参加をお待ちしています。

 

 

 

 

だるさとむくみを解消

本日のヨガは、陰ヨガのポーズでだるさとむくみの解消をしました。

体がむくむ原因の一つとなるのが、腎臓の働きの低下です。

腎臓の機能が悪いと、尿が正常に排泄されなくなるため、体内に余分な水分が溜まりやすくなるのです。

腰回りへの、適度な刺激が、腎機能を高めるポーズになります。

バタフライポーズ、スワンポーズ、スフィンクスポーズ、アザラシのポーズなどをとりいれ、身体の巡りをよくしました。

リワークフォローアップ

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

リワークフォローアップは、これから復職される方々の疑問や不安に対して、既に復職された方々が経験を振り返ってアドバイスをしたり、復職してから現在までのコンディションを確認したり、みんなで意見を出し合ってフォローし合うグループです。

復職前の方から、復職したときは新しい自分として復帰したか、それとも元の自分を取り戻して復帰したかという質問がありました。それに対して復帰された方からは、リワークに通ってストレスへの対処法や、苦手な人との距離の取り方(バウンダリー、境界線の引き方)、肯定的な考え方などを身につけた新しい自分として復帰したという経験が語られました。また、以前の自分は150%で仕事をしていたが、復帰したては20%まで落として、上げても80%まで、余力を残しておくように心がけている、そういう意味でも以前とは違う自分だという意見でした。別の方からは、両方の自分だった、元の職場に戻ったので、適応するために元の自分を取り戻した部分もあるし、自分のコンディションを確認できるようになったところは新しい自分だったと振り返られました。環境やルールは常に変化するので、「~しなくてはいけない」という思いにとらわれず、柔軟に適応していくことも大切というアドバイスでした。

また、みなさんから疲れを取る方法やリラックス方法についてお聞きして、毎日リワークや仕事から帰って、ホッとできることをいくつか用意しておくことが、長く仕事を続けるために必要だと確認しました。過集中しがちな方は、適度に休憩を取る練習もしておくとよいでしょう。

今日の感想は、復職前の方からは、休職は無駄ではなく人生の財産になる、休職を繰り返すよりある程度時間をかけてリワークで学んだほうが、長く働けることがわかったという感想が得られました。

復職後の方からは、コンディションの確認の重要性を再認識した、経験を話すことによって自分の振り返りや復習になったという感想をいただきました。

今日はリワークに参加し始めたばかりの方もいらして、今後のリワークへ参加したいという気持ちを高めるお手伝いができたかと思います。リワークを始めたばかりの方、ゆくゆく復職を考えている方、復職してしばらく経った方、どの方も歓迎です。ぜひご参加ください。

 

アートセラピー★皆の答えを予測しよう

こんにちは。

南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

 

今日のリワークのテーマは『アートセラピー』と『皆の答えを予測しよう(グループワーク)』です。

アートセラピーでは、なぐり書きの線からそれに見合うと思われる絵や色を付け足して完成させていく描画療法を行いました。

描き終わった後にタイトルをつけ、振り返りを行ったところ、「今の自分の状況や気持ちが表れているように感じる」との感想が多数ありました。

 

午後の「皆の答えを予測しよう!」では、グループに分かれ、お題から連想される答えをひとり一人が発表していきました。

例えば「夏の食べ物と言えば?」  「スイカ」、「かき氷」、「冷そうめん」などいろいろとありますが、この時、他のメンバーがどんな答えを出すか予測して、自分の答えを出していきます。

全員が同じ答えになるか否かで、一喜一憂する皆の表情が印象的でした。

 

金曜日のグループワークやチームワークでは、楽しんで話し合いができるような題材を用意しています。

みなさん、ぜひご参加くださいね!

 

by 心理師 藤田

問題解決法*大切なポイント

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワークのご報告です。

今月の<認知行動療法>は、「行動」の部分に焦点を当てて取り組んでいきます。

第1週目の今日は「問題解決法」全体の手順をご紹介しながら、大切なポイントを皆で検討していきました。

「問題解決に向けての行動」そもそものイメージが今まで自分が持っていたイメージと違っていた … というご感想が多かったのが印象に残った今日でした。

今回のシリーズでは、行動を起こそうかどうしようかの瀬戸際(瞬間)にスッと入り込んでくる認知に最も焦点を当てて実施しています。

来週は「行動しやすい認知を整える」がテーマです。

モデル認知の他、パワーワード、落とし穴的NGフレーズ、ブロックなどなど … 「言葉と思考」を見渡しながら行動とどうつながるのか検討します。今週同様、今までの自分と比較しつつ、「ああ、だからだったのか!」とスッキリさせつつ、取り入れやすいポイントをどんどん自分のひきだしに入れていきましょう。

7月のアクションプラン:現在地から次のステップへ

こんにちは。
南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、7月のスタートということで、7月のアクションプランを考えました。
復職や転職、社会復帰にむけた準備として、自分の体調がどのくらい整ってきているのか、を定期的に振り返ってみましょう。

まず「復職準備チェックリスト」を使って、働く力として回復しておきたいポイントをふりかえってみます。

先月や、休職し始めた頃と比べて、どんなことがよくなってきているだろうか、ここが大切!
それと同時に、もう少し強化していきたいこともわかってきます。

こうして現在地を把握したら、今月は何をやっていこうか、プランをたてましょう。
できるだけ具体的に、できるだけ小さい行動を目標に。
「できる」という実感を積み重ねることで、循環を作っていきましょう。

他の方と話してみると、経験者の方から楽しいアドバイスがもらえたり、自分だけが感じていたことではなかったんだと気づいたり。
お互いの言葉が励みになっている様子でした。

このアクションプランを意識して、今月も丁寧に進んでいきましょう。