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バウンダリー*自己価値設定に気づく

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワーク・デイケアのご報告です。

毎週木曜日午前中の自己洞察ワーク、今月は「バウンダリー」をテーマに検討しています。バウンダリーとは人と人との適切な心の境界線。今日はそのバウンダリーと密接に関係している自己価値観・自己肯定感に向き合ってみました。

まず、自己肯定感って何だろう? … ということから皆で考えていったのですが、なんとな~く理解しているつもりでも、こうして改めて認識する事はやはり大切だなぁ … と感じました。

自己肯定感の関連テーマは6月にも引き続き取り組んでいく予定ですが、バウンダリーの実践的なケーススタディは、来週・再来週に実施します。これがまた「あるある」のオンパレードでした。「集中エクササイズ」のヨカン … 。みなさんのリアルを検討していくので盛り上がりそうです。

また、この4週間で沸き上がった小さな疑問もいろいろ集まりました。1つ1つ取り組んでいきましょう。

例えば …

「人の感情のケアをすること と やさしさの違いがよく分からないです。」

さーて、みなさんは識別できますか(o^-‘)b ?

(途中からのご参加・スポットのご参加、見てるだけのご参加、大丈夫です。)

午後イチの「生活スタイルチェック」、今週は「くすり」を検討しました。

<個別ワーク>では、

「休職にいたるまで・課題・今ここ」を確認するワーク、

myストレスを理解する」ワークシリーズ が登場しました。

生活スタイルチェックの検討と共に、リワーク開始の早い段階で取り組むと良いとされる3つのコンテンツです。

各シート終了後は、担当者と振り返りの作業ができます。

自分のできるタイミングで自分のできるペースで取り組んでいきましょう。

グループ・ワーク

みなさん、こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日はグループ・ワークを行ないました。このワークは座学のように知識を学ぶのではなく、自分の体験から、コミュニケーションや相手との信頼関係、チーム・ワークの築き方などを学んでいきます。

今日は、EI社と的当てというゲームを行ないました。

EI社はそれぞれにもたされた情報が微妙に違うので、情報を共有しつつ、みんなで協力して1つの答えを見つけていくワーク。

的当ては、初めての課題を理解し、協力し合いながら戦略を立てて、最適解を導き出すワーク。ただし、正解は1つではないのがEI社と違うところです。

最初はやったことない課題に戸惑われていましたが、やっていくうちに少しずつつかんできて、話し合いの雰囲気もどんどんよくなっていっているのが見ていて分かりました。

体験学習では、振り返りがとても大切なのですが、みなさんの振り返りも激アツという感じでした。

 

 

今週末は「職場で実践!認知行動療法」

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック  リワーク*フォローアップ に関するお知らせです。

フォローアップの一環として、復職された方を主な対象として

第4土曜日 10:00-11:30 <職場で実践!認知行動療法> を実施いたしております。(担当:江尻)

5月25日(土)10時スタート)です。

6月29日(土)(第5土曜日・10時スタート)です。

 

恒例の第2土曜日 リワーク*フォローアップ では「今のテーマ」を皆で検討していきますが、

この第4土曜日<職場で実践!認知行動療法> でも同様に、復職されました皆さんの「今のテーマ」に取り組んでいきます。

皆さんの近況を語り合いながら、認知行動療法を活用できるポイントを抽出し、どう目の前の局面を取り組んでいこうか検討していきます。現役の時にここで身に着けてきた 認知行動療法 を総合的、かつ、更に実践的におさらいができますね。一生モノのスキルをこのタイミングで磨いていきましょう!

「認知行動療法~」と特に意識をしなくても大丈夫です。今までと同じく「ココロのほぐし処」として気楽にお話していく中でも、きっとポイントは見つかるかと☆ シェアをパスして聞いてるだけのご参加も大歓迎です。

月2回のフォローアップで、皆さんの復職後の安定度を更に高めていけるお手伝いができると嬉しいです。

 

現役の方もご参加いただけますが、シェア、質疑応答などは、復職された方々が優先となりますので、どうぞ予めご了承願います。

(復職された方へのご質問タイムは第2土曜日のみです)

CBT*べき思考

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワーク・デイケアのご報告です。

毎週火曜日午前中は、認知行動療法を実施しています。4月5月は「考え方のクセ」シリーズを実施していますが、今日はいよいよラスト2、「べき思考」について取り組んでみました。

「~すべきだよね」「~しなければならない」{~してはダメだ」以外にも、コレがから口から出たら要注意☆ なフレーズも検討してみました。

ふとした会話の中からも「ほ~ら☆ここにも『べき思考』(o^-‘)b 」とリアルな気付きのコツも皆で体験することができた一幕もありました。強いクセほど自分自身にとってはあまりに自然過ぎてなかなか自覚できないものですね。

おお~!な皆さんの表情がとても印象的でした。

午後の<アートヒーリング>では、皆さん今日も自分の内側の「言葉にならないナニカ」とアクセスすることができていたようです。

自分でなんでこんな絵を描いているか分からない …  この色を落としているのか分からない …

なんでか分からないけど、筆(指ですね)が進むのままにゆだねるその感覚、大事です☆

 

人間関係改善ワーク①

みなさん、こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、人をコミュニケーションのスタイルによって4つのタイプに分ける、ソーシャル・スタイルを紹介しました。

これは、自分や相手、そしてお互いのことを理解し、そしてよりよい関係を築いて行く上で、とても役立つ実践的なツールです。

特に今日はリーダータイプを取り上げました。というのは、このタイプはちょっと怖いと感じる上司に多いからです。しかし、自分から踏み込んでいけると、実は人情味があって面倒見がよかったりします。

関係を築いていく上での心構えと、具体的に仕事のペースをゆっくりにしてもらうときの伝え方について検討しました。

[今]の自分を整理して課題を見つける~プレ*リワーク

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワーク・デイケアのご報告です。

毎週木曜日16時~ プレ*リワーク の時間が始まっています。

リワーク・デイケアのスタート「前」のステージにいらっしゃいる方々と「今の自分」を整理し、今取り組むことって何だろう?と検討する時間を過ごしました。

 

「リワーク・デイケアを利用するには、〇〇でなきゃいけない」ことは全くなく、

どんな状態であっても「そうか。今の自分はこんな感じなんだな。」が見えてくると、「今ならでは」の旬の取り組めることがちゃ~んと自然に出てきます。

見えない・動けない … が一番苦しいのではないでしょうか。誰だって一度に全てをクリアできる訳ではありません。時間をかけてやっていくことの順番だったり、プロセスのイメージだったりを一緒に検討する時間です。

「来れないや・・・」

「OK! じゃあ、そこからだね。」

ジャッジを一切しないことから、前を進む力を「力」として使うことができるようです。

 

知識やスキルの習得やロールプレイetc.の内容だけがリワーク・デイケアではありません。プログラム以前・その先 … 全体を一緒に取り組んでいくのが皆さんと私達がいるこの場所です。

 

いつもはリワーク・デイケアをファシリテートし「既に来ることができている人達」と一緒に過ごしている筆者としては、このプレ*リワークで皆さんの初心 … まだまだ新鮮な痛みや涙の中にいる方々のハートに触れ、筆者自身の初心にも戻れる貴重な時間でもあるのだな、と先日「プレ*リワーク」初回を迎え、感じ入った次第です。

 

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・ご予約不要です。何度でも「プレ*リワーク」をご利用戴けます。

・初回ご利用前に診察が必要です。

・リワーク・デイケア利用前に「プレ*リワーク」は必須ではありません。

疾病理解講座「ストレス」・小グループ「エゴグラム」

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。

本日は疾病理解講座「ストレス」について行いました。

ストレスに関する理論として、セリエが提唱した汎適応症候群やラザルスが提唱したストレスモデルの説明を行いました。

そして、NHKきょうの健康で放送された「命を守るストレス徹底対策『万病のもとストレスチェック』」を鑑賞後、ストレスを感じる場面やその時の反応、対処法(今後とりたい対処法も含めて)について分かち合いました。

会社でのストレス、家庭でのストレス、対人関係でのストレス等、様々あると思います。

とりたいと思っている対処法がありつつもなかなかその対処法に結び付かないというようなこともあると思います。その時にはその背景にある考え方等を見返してみることも1つかと思います。

自分がストレスに感じやすい場面やその時に想定できる対処法を頭の中だけでなく、紙面に書き出すことで、整理できるかと思います。そして、事前に対処法等を考えておくことで、ストレス時に対処できる可能性も高まることに繋がるかと考えられます。

小グループではエゴグラムについて行いました。

エゴグラムとは交流分析に基づく自己分析の方法で、5つの自我状態のエネルギーの配分を考えるものです。5つの自我状態とは、批判的な親(Critical Parent)CP、養護的な親(Nurturing Parent)NP、大人(Adult)A、自由な子ども(Free Child)FC、順応した子ども(Adult Child)ACのことです。

質問項目からそれぞれの自我状態の得点を算出しました。算出した結果をグラフにあらわすことで、自らの性格特徴を把握することの一助になったかと思われます。

 

 

姿勢を意識するヨガ

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークご報告です。

 

本日は姿勢を意識すること行いました。

立ちポーズの基本姿勢はタダアーサナです。

山のポーズとも言います。

 

とてもシンプルですが、身体に対する意識やポーズをとることの難しさを教えてくれる欠かすことのできないポーズです。

 

足でしっかり床を踏みしめ、頭のてっぺんが天井へ引っ張られてるのをイメージして身体を伸ばします。

 

背骨のライン上に頭を安定させて、首の側面と後ろ側を伸ばします。

 

恥骨からあごにかけて、身体の前側が開いているのを感じてください。

 

胸骨を全体に向けて張り出します。

 

身体が左右前後へ均等に伸びていくようにします。

 

以上のことを気をつけながら練習していきましょう。

心の境界線と感情~怒り・不安・罪悪感

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック リワーク・デイケアのご報告です。

毎週水曜午前中の自己洞察ワーク、5月は「バウンダリー(心の境界線)」をテーマに検討しています。

今日は感情、特に、怒り・不安・罪悪感を中心としたネガティブな感情に焦点を当てて、心の境界線が壊れている時のココロのサインを見つめました。

心の境界線が壊れている3つの対人関係のパターン、その背景にある想いと、パターンから湧いてくる感情のカラクリ … 。ここに集う誰もがたくさん、そして辛~く経験しているものでした。人によっては、その辛さそのものさえも麻痺してしまっていた … んだ … と、ハっとした 場面もありましたね。今日はインパクト強かった!みなさん自分自身と向き合いました!!

「感情」ですから、一番みなさんの身近なものです。それだけにダイレクトに響くものもありました。バウンダリーシリーズ、今週が峠、でした。越えました。

辛い感情は「ソレ、なにかちょっと違ってるよ!」というサインでもあるのです。アラートなのですね。

その感情に振り回されるのではなく、アラートだと気付けるココロの視線がとても大切であり、今日はみなさんでしみじみ「ハァァアァァ」となりながら気付きの場面におりました。

バウンダリをしっかり持てると、ストレスや対人関係の多くが解決されると言われています。バウンダリもまた、英語と同じ、繰り返し触れていくことでそのセンスが磨かれ、ブロックにも対峙しやくなり、慣れもし、自然に身についていくものです。ちょっとずつちょっとずつバウンダリ感覚を自分のモノにしていきましょう。

「バウンダリが壊れているケースあるある」のチェックリストは、バウンダリ期間中(6月まで)の午後<個別ワーク>*Office*集中ワークトライアル の中で実施することが可能です。

来週は、バウンダリと関係の深い「自己価値」に触れていきます。また、先週今週とみなさんから集まった実際の具体的な場面「じゃあ、こういう時ってどうすりゃいいのさ!?」(これまた「あるある」)は、目を通して、ウーン!と唸りました。遣り甲斐ありそうデス☆ こちらも早速来週から3週に亘って皆さんで検討していきましょう。ケースを重ねていったその先にどんな感覚が生まれてくるのか … みなさんのシェアと表情が今からとても楽しみです。

シリーズ途中参加・スポット参加OKです。

午後イチの生活スタイルチェック、今週は<運動>を検討しました。

運動キライ。運動する習慣ナイ。じゃあ、どうすればいいの!? … というテーマで話が深まりました。

<個別ワーク>*Office*集中ワークトライアル 120、今日のクラフト系では冒頭に「スクラッチアート教室」が開かれていました☆ 既に何回もやって慣れている方が、初めて参加の複数の方々にやり方を教えて下さっていました。

とても印象的だったのは、(塗り絵や写経も同じなのですが)頭をカラッポにしてただただ<今ここ>に集中することはうつ状態にまでなっている脳の状態の回復に役に立つ … という話をとても真剣にみなさんお聴きになっていた姿でした。

この作業の大切さを私自身も改めてジーーンと感じつつお伝えしていた次第です。

また、今日の印象的だった出来事の1つに、今日の生活スタイルチェックの議事録を利用者の方がスッと自ら作成してくださった事がありました。私がお願いしなくても流れを覚えて「やりますね」と確認して作業を進める。。

まさに「職場」をやっているな、と感じた一幕がありました。感覚を戻すべく臨場感溢れるトレーニングの場でした。

 

一方、今日は1か月ぶり、2か月ぶりの方々が1.2.3.4  … たくさん来室されました。 みなさんそれぞれのステージとプロセスを尊重しあいつつ、自分のペースを守りつつ、1つずつ前に進んでいらっしゃる様子が今日もここにはありました。

心の習慣作り(ハッピースキーマ)

みなさん、こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は心の習慣作り(スキーマ療法)ということで、午前はマインドフルネス、午後はハッピースキーマ作りを行ないました。

ハッピースキーマとは、自分を楽にしてくれる、自分を支え、生きやすくしてくれる心の習慣のことです。

スキーマ療法というと、心の傷に焦点を当て生き辛さについてふりかえっていくので、大変な作業といえば大変な作業です。

しかし、今日はポジティブな体験や想いを振り返って、すでにあるハッピースキーマを探し、そして、ハッピースキーマを日常に活かせるように、「アファメーション」「問いかけ」「イメージ」に落とし込むワークをおこないました。

みなさん、自分の中にあるハッピースキーマという心の宝物に気付いたようです。発表している様子は、それぞれなんとも言えない、いい表情をされているのが印象でした。