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「新しい役」を自分に取り入れて使ってみる・2月のドラマセラピー

私たちは無意識に「いつもと同じ反応・やり方」を繰り返してしまっていたりしますよね。

自分では変えたいと思っていても、「いつも気がつくと、こういう反応パターン・行動パターンになってしまう」

そういった経験、ないでしょうか?

そこを変えたいと思った時に、実は「新たな役を自分に取り入れる」というのは、とても有効なのです。

自分だったら出来ないことでも、「その役」を通してだったら出来てしまうかもしれません。

今日の午後の「ソーシャルスキルアップ」というドラマセラピーは、ご参加された方から「価値観の違う相手と、どうやったらうまくやり取りができるか?」という話が出たので、そこに焦点をあてたワークを行いました。

その人なりの価値観を持つのは素晴らしいことですが、「これが正しい」と相手から一方的に決めつけられ、自分を否定されるのは悲しいですよね。

このままでは、互いに良いコミュニケーションがとれるとは思えません。

そこで、今日は「先生」という役を新たに登場させました。

この先生は、見識者です。

感情的にならずに、相手に別のものの見方があることを伝え、相手を糾弾するのではなく、認めることが大事なのだと伝えることができる人です。

この「先生」という役になり、問題が起こっている相手(ご参加された中の一人にやっていただきました。)と会話をするワークをやっていただいたのです。

終わったあとのシェアタイムでは、こんなご感想をいただきました。

 

「先生役をやっていた時、すごーく楽に相手と話ができました。

気持ちが揺さぶられずに、冷静に自分の思いを伝えることができました。」

 

とても嬉しいコメントでした!

新しく呼び起こされた「先生」という役は、気持ちを落ち着かせ、相手と会話ができる手助けになったのです。

ここで体験したことは、すべて日常生活へのリハーサルになります。

頭の中でその役になったつもりで言葉を出すだけで、気持ちも行動も変わっていきます。

ぜひ、新たな役をどんどん自分の中から呼び起こし使っていってみましょう!

3月は3/30(土曜日)にドラマセラピーを行います。

「うまく演じられなかったらどうしよう」といった不安は一切不要ですよ(^^)

演技の上手い下手が大事なのではなく、役を通して何に気がついたか?が大事なので、演技力などは全く必要ありません。

初めての方、大歓迎です!

ぜひ、どうぞいらしてください。

お待ちしていますね。

槐 (さいかち)

 

 

 

 

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