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成果発表6月


みなさん、こんにちは。南浦和駅前 町田クリニック、リワークの報告です。

2018年から個別ワークとして自分研究を導入しています。①セルフ・コントロール、②キャリア・職業準備、③コミュニケーション、④趣味・ライフスタイル・時事ネタの4つの中で、自分の関心があるもので1つテーマを調べてまとめてもらっています。

今日はその自分研究の成果発表の日でした。

「梅雨の時期の過ごし方」「親の介護」「私とねこの暮らし」「みんなのストレス解消法」「過食症」「タモリさんの言葉」「私の好きなこと、関心のあること」「私の性格と適性」「黄色ぶどう球菌に関して」

というバラエティ豊かなテーマをそれぞれが発表。

発表されたテーマを深掘りするディスカッションを行いました。

復職を意識して資料を作ってきたり、自分のこれまでの人生を振り返って自己分析してみたり、回復に向けてこれからの取り組みを宣言されたり・・・

 

自分の成長や回復のために、この場を利用しようという人が多くて嬉しかったです。

今後もお互いに支えあい、刺激しあえるリワーク作りを目指していきたいと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ココロのフィルター

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。
火曜日の<認知行動療法>、6月7月は実際のケースを検討しながら<考え方のクセ10>に体系立てて取り組んでいます。初回の先週の様子を踏まえ、スケジュールを変更いたしました。★6月のプログラム★(カレンダー)も変更しております。

今日も先週に引き続き、2つの考え方のクセを検討しました。

今週は「 心のフィルター」「マイナス化 (プラスの否定)」。どちらもメンタルが落ちている時に、自分では気がつかない内にどんどん陥っていきがちな考え方のクセです。

深くハマっている人程「私はコレはやってない」と鮮やかに豪語されるのですね。無自覚なのです。

自分の中にプラスを入れないことが当たり前になり過ぎてしまっていて、もはやプラスをプラスと認識できなくなってしまっている。。。どんどんマイナスのスパイラルにはまっていき、それを取り返そうと更に「自分の今」からかけ離れた(=現実的でない)ハードルを設定してしまったりするのですね。大変だ。。。

今週も自分の事例、仲間の事例を検討しつつ、何がココロの回復に向けて大切なのかを確認していきました。

テーマは毎回完結型ですので、途中からのご参加、スポット参加、大丈夫です。

次回は<結論の飛躍> … 「あの人は私のことをこう思っているに違いない!」「この先上手くいかないに決まってる!」そんな考え方etc.を検討していきます。文章だけでも心がギュゥゥゥっと固くなっていきそうですね(泣)

これもまた。。。毎度毎度みなさんの飛躍っぷりが「この際もう脚本家になっちゃえば?」くらいの凄さ☆

さーて来週はどんな飛躍が登場するのでしょうか(o^-‘)b

午後の<>では

オーラソーマ🄬を使って、自分の内側を見つめてみました。

今日色の世界にデビューされた方、復職の為に今週が最後のカラーセラピーとなった方、皆さんそれぞれのプロセスの中で、色と通して自分の大切な*なにか*を思い出されていました。

(「知る人ぞ知る」ですみません)復職を前に、とうとうこのコは空を泳ぎました☆

ライフ・スタイル(運動):セロトニン・ウォーキング

みなさん、こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日はライフ・スタイルの中の運動をテーマに行いました。

食事・睡眠は生きて行く上で必要なので、やらないという人はいないと思いますが、運動は唯一やらなくても生きて行けるので、苦手な人はやっていないという人も多いのではないでしょうか。

「分かっちゃいるけど、やりたくない。」

それが本音だと思います。やりたくないからこそ、日常の中に上手に取り入れて、負担は最小限に抑えて、心の安定につなげられたら言うことはないですよね。

セロトニン・ウォーキングは日常生活の延長線上でできるウォーキングです。疲れない程度にやる、ことができ、セロトニンの分泌を促すので、心の安定にも非常に効果があります。他にもどういう効果があるのか、どうやったらより効果的なのか、実際に身体を動かしながら大切なポイントをお伝えしました。

 

 

 

論理療法~イラショナルビリーフからラショナルビリーフへ

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。

本日は、論理療法を行いました。

このビリーフにはイラショナルビリーフとラショナルビリーフがあります。

イラショナルビリーフとは、「ねばならない」「must」といった固定的なもので、ラショナルビリーフとは「好ましい」「better」といった柔軟なものです。

イラショナルビリーフを抱くと不健康でネガティブな感情・自滅的な行動につながり、ラショナルビリーフを抱くと健康でネガティブな感情・建設的な行動につながります。

本日は、まず、「既婚者のお弁当は食べるのに独身者のお弁当は食べない」という相談事例を基に、相談者のイラショナルビリーフを考えました。相談者の立場からのイラショナルビリーフだけでなく、お弁当をもらう側のイラショナルビリーフ等様々な観点から考えてみました。

その後、自分の抱きやすいイラショナルビリーフを考えました。そして、それをラショナルビリーフに変え、自分の抱くビリーフについてわかちあいました。仕事上やプライベート等、様々な場面で抱いてしまいがちなイラショナルビリーフ(「ミスをしてはならない、ミスをしたらダメ人間だ」「人ができることが自分もできなければならない」、「他者の思い通りのことができなければならない、それができない私はダメだ」等)について様々な視点からわかちあいました。そして、それを少し和らげたり、エスカレートさせずにラショナルビリーフに変えていくこと等について確認しあいました。人間は、物事を「~ねばならない」とエスカレートさせがちです。ただ、そのエスカレートさせたものを程よいものに変えることができるのも人間です。

気持ちが苦しい時等に自分の考え方を振り返ってみることも一つかと思いま

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コンセンサス:調味料スタメン

みなさん、こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日はコンセンサス=合意形成をテーマにコミュニケーションのワークを行いました。

身近な人とお出かけしたり、何かを一緒にしたり、食べるものを決めたりするときってあると思います。そういったときに話し合って、お互いに納得のいく選択ができるといいですよね。

そのときに、どうやって自分の気持ちを伝えて、相手の伝えたいことを受け止めて、よりよい選択に導いて行くのか。それを試行錯誤するのがコンセンサス・ワークの目的です。

今日は調味料の中からバスケットのスタメンを決めるための話し合いをしました。

身近なものを扱ったテーマだから話しやすく、みなさん楽しみながらも真剣に話し合い、グループのコンセンサスを導き出していました。

結果は以下のとおりです。

当然と言えば、当然ですが、いいコンセンサスを作るためには、

相手の話をしっかり聴いて理解すること

自分の意見をしっかり伝えて理解してもらうこと。

つまり、相互理解、相互尊重が土台になります。

 

自己主張を苦手とする人が多い気がしていますが、よりよい関係を築いて行く上で、必要なプロセスなんだと思いました。

 

 

 

 

脳みそにイイカンジの刺激

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。

火曜日の<認知行動療法>、6月は3週連続で実際のケースを検討しながら<考え方のクセ10>に体系立てて取り組んでいます。

1つ1つのケーススタディから実践的な感覚の構築にも派生して、どんどん話の層が重なっていくなぁと感じています。表面的な知識を舐めるだけでは意味がないので、自分達のリアルなケースをピックアップして全員で検討していくと、出来事1つに「 捉え方の広がり 」 は本来いくらでもあるんだな、と気付かされますね!

生のケースを集中してやっていると、時間が本当に足りず。。。本日初回にもかからわず、やっぱり6月だけで終わらないような予感がしてきました。いえ、確信。。

午後は第一週目恒例の<アロマテラピー>を実施しました。

想い想いのテーマに集中して、自分の鼻と内なる感覚に繋がって、今の自分にベストな香りを作っていきました。

自分自身の深~いところから「 あ!この香りイイ! 」に正直になっていくワーク。

本日のMVPは 「 脳みそにイイカンジの刺激 」という感覚のシェア☆

理屈は邪魔なのですね、こういう時は♪

目標設定(6月)

みなさん、こんにちは!南浦和駅前 町田クリニックのリワーク報告です。

今日は、少し時間を使って目標設定について改めて考え直してみることにしました。

目標設定っていうと、「達成しなければいけないもの」「管理されるもの」「評価につながるもの」というイメージがあって、あまりよくないイメージを持つ人もいるのではないかと思います。

そして、達成できないと「だめだぁ」と自分を責めてしまうこともあるのではないでしょうか。

 

ある本を紹介して、「必ずしも達成することが大切ではないこと。」「他人が決めるのものではなく、自分自身が決めるものであること。」などなど、目標設定で大切なことについて考えてみました。

 

みなさんと話し合って行くと、思っていた以上に深いテーマにいきつき、私自身考えさせられる時間となりました。

 

 

感情をあるがままに受け入れること

こんにちは。南浦和駅前 町田クリニックのリワークのご報告です。

本日は森田療法について行いました。

まず精神交互作用、思想の矛盾、症状を直接は取り上げず、不安等の感情を「あるがまま」に受け入れること、できることを気分にかかわらずこなしていくことを促す等、森田療法の原理について説明をし、不安等の感情をあるがままに受け入れる難しさ等について分かち合いました。

不安に思うことは当然のこととして受け入れること、他者と比較しないで自分の感情を大切にすること等、様々な意見等が出されました。

自分の感情を「あるがまま」に受け入れることと一口に言っても簡単なものではありません。頭では分かっていてもなかなか難しいものです。

ただ、感情に振り回されて、やるべきことができなくなってしまうことも、残念なことです。自分の感情に正直になり、「あるがまま」に受け入れることを試みていくことも一つかと思います。